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ホステルスタッフとしての身だしなみ

こんにちは!
WISE OWL HOSTELS KYOTOのトモです。

今日のテーマは一見堅そうですが、まったくそうではありません。

最近、こんなことがありました。

お泊りいただいていた年配のゲストさんから突然「あなた、髭はやしてるでしょ」と指摘されました。

僕は最初なんのことをおっしゃているのかわからず「はやしてますよ、、?」と言って自分のマスクを下にさげてみせました。

少し沈黙が流れ、ハッと気づいたんです。

普通、ホテルとかコンビニとか?接客をする業種というのは人と接するお仕事なので、清潔感=身だしなみが求められる。

世間一般では接客のお仕事=髭は剃ってて当たり前=清潔感、なのだということを思い出しました。

ひと昔前だったらそれに加えて茶髪はもってのほか、ピアスもダメ、あれもダメ、これもダメだったと思うけど、徐々に寛容になっているようには思う。

そこで、僕達の仕事は髭を生やすのもOK、服装も自由、髪型髪色も自由、タトゥーもOKなんです。と伝えると、目を大きく真ん丸くして驚かれていましたが、とってもいい会社ねと仰っていただきました。

アップルとかも、見た目は自由ですよね。

僕も昔、アップルで超ひげもじゃの男性に接客されたことがあり、なんだかすごいなって感じたことがあります。(笑)

人は見た目が9割とか言われますが、科学的には見た目は大事かもしれません。というか大事です。(笑)

でも、見た目もそうですが、心の方も結構大事なんじゃないか?と僕は思う方です。

見た目がどれだけ清潔でも、心が邪悪であるとそれって接客に出てくる。

それよりも見た目は自由でも、心が綺麗で、その綺麗な心からの接客を受けた方がお客様は喜ばれるんじゃないか?と思います。

もちろん、自由だからってお客様がドン引きするような服装だったり、威圧感を受けるような恰好、見た目をするのは、お客様を怖がらせてしまうのでそれはアウトだと思うけど。(笑)

でも、最低限のラインを守って、その人がその人らしさを出せる身だしなみで働けることがいいんじゃないかなって思います。

どうしても単一民族の日本では、人と違っている=異質として受け止められてしまう節があり、多民族国家、移民の多い国家はいろんな人がいて当たり前が前提なので、人と違っていることに何の違和感も抱かない。そういう違いがあると思う。

ただ、例えば20年前とかは「あの茶髪の人」とは言っても「あの黒髪の人」とは言わなかった(当時はまだ圧倒的に黒髪の人が多く、茶髪は珍しかったから)。それが今では「あの黒髪の人」という言葉さえある。

※本来日本人は全て黒髪だから普通「あの黒髪の人」なんて言葉は生まれないのだけど、今は多くの人が染めるのが当たり前、髪色が違うのが当たり前の世の中になり、それが受容されている。

こうして、どんどん当たり前は過去のものになり、そのうちタトゥーに偏見もなくなって、色んな髪型の人が接客するのが当たり前なそんな世の中になるのかもしれない。



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