褒められるために生きるな

結論:褒められることが一番の理由になってはいけない

嫌われる勇気や幸せになる勇気と言う本にも書いてあるが、
褒められることを1番の行動理由にしてしまうと、
褒められなくなったときに、行動しなくなると言う話がある。
もちろん、それをするのかしないのかは、
本人が決める自由だが、
人の承認ばかりを優先し、
自分のやりたいことよりも、
他人に承認されることばかりをやってしまうと、
自分の本当にやりたかった事ができなくなってしまうのではないかと思う。
考え方としては、
”自分が行動した結果、人に褒められたり感謝されたりする”
という流れが私はお勧めだと思う。
また、褒めることは能力がある人が能力がない人にする行為だともいわれている。子育てをするときに、
褒めて育てるか、
叱って育てるか、
と言うような二元論の話になりがちだが、
正確にはどちらも大切でケースバイケースだと思う。
もちろん、
私たちは誰かに褒められると嬉しいと感じるのは一般的なことなのかと思う。
しかし、褒められること自体が目的にならないように注意が必要だとも思っている。
本には、褒めることも叱ることもやってはいけないと書いてあるが、
私は褒める事は、
適度に褒める分には良いのかなあと思っている。
シンプルに自分が凄いと思ったら凄いと伝えることや
ありがとうと思ったらありがとうと伝えることは、
良い人間関係を作るために良いことなのかなと思っている。
褒めることをしなくなるとロボット同士で働いているような感じになるのかなとも思う。
ありがとうと思ったらありがとうと言う、
凄いと思ったら凄いと言う、
そういうつながりが、人間だからこそのつながりなのかなと思っている。
また、伝えるときのポイントとして、
その人の行動ではなく、
”存在を承認しよう”
ということが大切だと思う。
その人の行動自体を褒めるのではなく、
その人がいてくれたから、それができたんだ、ありがとう、
その人がいてくれたから、それが成り立っているんだ、ありがとう、
などの感謝の気持ちを付け加えて伝えると行動だけではなく、
存在を承認するような意見になり、
より良い人間関係が作れていくのかなと思う。

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