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ゴミからみる生活の便利さとは

「親子ゴミ探検教室」



に参加してきました。
自分たちが出したごみはいったいどこでどうなっていくのか、そこから何を学ぶのかを感じ取るために二つの施設を見学。

①小牧岩倉エコルセンター


ここでは、燃えるごみと破砕ごみ、粗大ごみを集めて燃やすのではなく溶かすことで電気、熱、スラグ・メタルに分解して再資源化しているというもの。

25mの深さの箱に何千、何万といったゴミが集められ大きなクレーンを使って溶融炉に入れ溶かしていきます。
とても大きい施設で、見学施設もばっちりあり、この辺の小学校4年生の子はほぼ行っている施設でした。
ほとんどのものは溶かすことができるみたいですが、やはり、スプレー缶やリチウム電池など発火するものは危険。
私がずっと気になっていた、インスタントなどについてくる小さなタレ袋やチンしたあとのラップのクシャクシャなどプラスチック製容器包装資源なの?でもこれべたべただし燃やしでもいいのかな?という疑問があったのです。
担当者さんに聞くと、「結局破砕ごみなども全部溶かせちゃいます」という答えに納得するももやもやに


②アイホク・ホワイトプラント


民間事業がやっているプラスチック製容器包装資源のリサイクル工場。
あまり、見学などは行っていないみたいですが、今回のためにわかりやすくプレートを作ってくださったり、実際現場見学を見せてくださいました。
一番驚いたのは、ごみの仕分けが手作業!!!!私たちも一部やらせてくれたのですが、ネックレスだったり、キーホルダーだったり、中には包丁が出てきたりと本当に頭が下がる思いで、ただただ感謝しかありませんでした。
子ども達もこれをみて、「絶対みんな見学した方が良い」「分別ちゃんとしないといけない」と百聞は一見に如かずを身をもって感じてくれたようです。


プラスチック製容器包装資源の定義とは


今まであまりわからずプラスチックだからと分けていたところがありますが、わかりやすく言うと
商品を包むために使用したプラ製品のことを指すのだそう。
例えばお菓子の袋、洗剤の容器など
ハンガー、洗剤の軽量スプーン、ストロー、コンビニなどのスプーンはこれ自体が商品なので資源ではないということ。

ごみ処理で働いている人


私が今回すごく自分で反省しなければいけないのはごみ処理で働いている人ってどういう人なのかわからず来てしまったことです。
匂いもきついし、人のごみなんて何が入っているかわからないのを日々対峙しているのという思い込みであまりよくないイメージをもっていました。
今回のアイホクさんは皆様とても明るく、なんというかすごく良い感じがした現場でした。
うちの子どもはここにもう少しいたいと言っていたくらい現場は暑く、大変そうでしたが人を好きになったくらいです。

ごみを出さないって??


ふたつの施設の方たち共通で言っていたのが「ごみを減らそう」
ということでした。
しかし、私たちができるのは究極①買わないことになるのではないのか。
それを私たち個人ではなく過剰包装や企業の方々に問う問題なのかなとも感じました。

また、気づいたことは正直今の①の施設だとプラスチック製容器包装資源ですら燃やせてしまうということ。
それならわざわざ分別しなくても良いのではないのか。
危険な瓶や缶、リチウム電池などだけ分別すればよいのではないか。
リサイクルを本当にするのであればプラスチック製品こそ無くしていく方向で進めていくのが環境にも良いのかなと感じました。

これは、戦前戦後からがらりと変わった市のごみの歴史を見ても感じることが多かったのですが、これはまた明日書きたいと思います。

そういえば、私が幼少期に家に焼却炉あったわ。。。

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