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学び忘備録⑫ 「パパ・ママ」という呼び方


「パパ」「ママ」は喃語であり、言葉ではない。

先生がそうおっしゃった。
赤ちゃんがまだ、言葉を話せない時に伝えやすいものであり、「パパ」「ママ」とそのまま大人になっても読んでいるのは世界的に見ても日本しかないそうだ。

いつから呼び方を変えるべきか

発音ができるようになるころから「お父さん」「お母さん」と言えるようにした方が良いという。
パパ、ママ言いやすいが、小さいころからずっとそのままにしてしまうと大人になってもつい言ってしまう。
そういえば、私もたまに「パパ」「ママ」と20代のころは言うことがあったが、自分でも幼いなぁという感覚があった。

だから私はこのことを長女が生後10か月の時に知ったので、1才くらいから私のことを「お母さんは~」というようにして、娘にも「お母さん、お父さん」と呼ぶようにしていた。
すると、次女、長男も教えたわけではないが、自然と「お父さん」「お母さん」と呼んでいる。

やはり、例えば就職活動で面接で「うちのママが~」と話している人は幼いという印象を持ちやすいのではないかな。

アニメでの違和感

長女が3才で「プリキュア」にハマったのでアニメを観ていたのだが、大体の主人公は中二設定であるが、その子たちは両親のことを「パパ」「ママ」と呼んでいる。
たぶん、観ている年齢層にあわせているのかもしれないけれど、中学二年生の女子が「パパ・ママ」は観ていてなんだかなぁと私は思った。

もちろん、「ここたま」もそうだし、「リカちゃん」のCMや雑誌「ようちえん」や「おともだち」でも「パパ・ママ」呼びになっている。

しかしながら、「サザエさん」「ちびまるこちゃん」は改めてアニメを観ると「お父さん・お母さん」呼びなのだ。
やはり昭和の世代アニメだろうか。

お礼法での先生の言葉

先生はいつも、お礼法を学んでいるからと言って人を下に見てはいけない。
挨拶の仕方や話し方など今は基本を知らない人が多い。しかしそれを自分は学んで知っているからと言って驕って教えることはない。
とおっしゃっている。
だから、自分の周りの大人が「ママが~」と自分のことを言っていても、そうなのね。と受け止めて、しかし自分の考えは変えないようにしている。

ただ、私が外国の方が多くいる場所に行ったとき、ある人に
「どうして、日本人は小学生や中学生にもなってママ・パパって言っているの?というかお母さん自体がママって言っていてびっくりした。めっちゃ幼い」
と言われたことに驚いた。

今、いろんなことに対して日本が幼くなっているという感じがしているのは気づいていたが、言霊というものがあるように、小さいことから変えていければいいなと私は思う。


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