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Alex/嗚咽/ワタシ

(Husband is singing for their memory's song at their wedding party as surprise for his wife )

最後に対訳をつけてます。

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本を読んでいた。

Alexのストーリーを

死んでもおかしくない地獄から抜け出し、生きているという幸福感に痺れ、

そして愕然とした気分になる

いつも、こうだったらいいのに

元の彼女に、私に戻らなければいけないのだ。


そこまで読んで、フラッシュバックする

マイファイルを近頃整理していた

写真しか出てこなかったのに、突然、whatsappのファイルをクリックすると、

消したはずの

山のようなビデオが出てきたのだ

写真には何とか冷静に対処できた

奴とのビデオが突然山のように現れた時も

何とか。。

でもそれをクリックしてしまい

奴に話しかける自分の姿が出てきた

奴の声はフラットで何の抑揚もなく

作られたマシーンのようだ

私と二人きりで部屋にいる時は特に。。

殆んどのビデオで

みんなの前でいる時のビデオでは機嫌よさそうに

私にも紳士に振る舞っている

本性は

仮面をつけているだけなのだが

その時はそれが普通だったが

記録のようにチェックしていくと

いかに奴が冷めていて

一方、必死に奴を笑顔にさせようと

猿回しをしている自分がそこにいて

惨めにも思えた

立場は明らかだった

そう、今も相手が変わっただけで、

別の監視下に置かれているのは同じ

皮肉にも

ホームレスになる所を

緊急連絡先がないと

誰も住まわせられないと

不動産に断られ続け

手を差しのべた相手は

その随分前に関係があった男で

嬉々として自分のエゴを満たす為の獲物が

また自分から連絡してきたのだから

それはどうぞと自分の敷地に入れ

オレガナルヨと言った

以来、

また新たな狂人の手の中に

いるようなものなのだが

どうしたものか?と頭を捻っても

誰に相談しても同じ

案は出てこないので

賢く振る舞わなければ

と訓練を頭の中でする

きっと上手く冷静になれるはず。。と

しかし、そいつを目の前にすると

全てが狂ってしまう

頭がふっとんでしまう

そして

今夜はAlexの人生を自分のように思い

二年半ぶりくらいに嗚咽した

たった一瞬、嗚咽して

頭の中であの曲が瞬間流れていた

Follow into the dark~

彼女にサプライズで唄っている男性

これから夫になる素敵な男性はそのために、友人と練習を密かに重ねていたのだ

恥ずがりながらも、涙を流すまいとして

流してしまうこれから妻になる女性

二人の姿を見ているだけで

二人の愛は少なくとも本物だと感じられる

私には

それを偶然発見して以来、素敵だなと胸を打たれたのだが

ビデオの一つにその曲をかけ二人で笑っているものがあった

私は満面の笑みを浮かべていた

奴が何か笑顔を作り

一言何かを言ったが

たいした意味はない

幸せで満面の女性

他人からしたらそう見えるだろう

実際は、助けて!と心の中ではいつも叫んでいたのだけど

どうして、

私にはいつも間違った相手しか

現れないのだろう

それをわざと選んだ訳ではないのに

もっとも、そこに留まるか

留まらないかは

逃げろ

いや、逃げれない

の後者になってしまう

家族もおらず、

知人に緊急連絡先になる事を

迷惑そうに断られると

なるよというのはそういう男たちしかいないかだ

もっともシステムが機能していたら、

前者を選んでいる

鳩尾に鈍い痛みを感じ始め、

痛み止めの薬を

また飲んだ

50錠あった薬はあっという間に

減っていっていく

嗚咽は止まったが、自分の笑顔をビデオで見ていると痛ましかった

何の愛情も相手にもうないが

と同時に必死に色んな事にチャレンジしていた自分がとても輝いて見える

寝不足だったはずの日も

言い合いした日も

私は必死に生きていた

パニック発作があるのに

混雑した地下鉄に寝不足の中

そいつと乗って

出掛けた日々

色んな場所、新しい事、

知人に彼女だと紹介され

少し浮かれていた時

必死で生きて挑戦していた沢山のこと

未来への不安と闘いながら

だから

だから

フラッシュバックが来た今夜こそは

何処かで吐き出さなければならないと

思った

薬を飲んで30分以上

何の変化もない

痛い

そして、

無意識に涙がいつものように

静かに左目から流れ落ち

鼻をすする

胸に痛みを感じる

毎日、毎朝、毎晩

胸に重たい落し蓋をされてるようなそんな感じ

それでいて全てに麻痺しているような

そして、突然天井から

うるさい住人が立てる音が静かな夜に

ドーン!!と、響き渡り、

思わずビクッとなり

いつも緊張感と共に生きてきた

自分の人生が理不尽にしか

感じられず

苛立だちを覚えた

努力して変えられる物を知りなさない

努力して変えられない事を受け入れる

勇気を私に下さい

バイブルの一節らしい

映画で主人公で

生徒から深い痛手を負わされた講師が

トラウマを持ちながらも

いよいよ復帰する

そして、出勤する前に

そう唱えるのだ

その後にアーメンといい十字を切る場面

私自身は、信仰心は全くないが

*その映画は信仰心とは

直接関係はない映画である、念の為。

何十年経ってもお気に入りの映画であり

その一節はいつも頭の片隅にある

努力では変えられる事

努力では変えられない事


しかし、

最後の

それを受け入れる勇気を下さい

は心の中で唱えた事はない

受け入れる事ができないし

受け入れなければならないなら

この世は狂ってるからだ

狂った世の中で

冷静でいられる人間の方が狂ってる

私はまだ何かの領域にそれとも

達してないだけなのだろうか?

そして、気付いた事

インスタグラムで

ヨーロッパのバンドマンにいつの間にか

followされていたのだが

プロフィールにある一節が

それに気付いたのは

そのビデオを発見した前後。。か

前なのか後なのかはよく覚えてない

彼はこの狂った世の中で

正常なら、その方が狂ってると記載していた

まさに、私の言葉でもある

生まれて初めて同じことを思ってる人間を

目にした

かつプロフィールに

格言として書いている人物に

followされている事に

なんとも言えない気持ちを覚えた

嬉しい?

喜び?

親近感?

どれもしっくりこない

麻痺し過ぎていて何にも感じられないだけなのかも

ただそれだけかもしれない

でも、それを書いてくれて有難う

お陰で自分以外にそう思っている人間がいる

話したこともないし

話すこともないだろうが

繋がりがわずかな線でも

繋がってることが

まだ私はしばらくは存在していく

生きてゆくだろうことを

示している気がしたからだ

まだモヤモヤは消える事はない

永遠に消えないのか。。

いまは、それは考えない

深呼吸を何度か深くした

頭の中でなりやまない曲を

デタラメな過去の美化した

想いでとしてではなく

素晴らしい曲として紹介したい

オリジナルはとても有名なバンドの曲で彼の声もとてもいいのだが、私はこの彼の歌声が素晴らしく、また胸を打たれる為、

いつも気づけば中毒のようにこちらを見に行き聴いている。

このビデオが

何か今夜一つでも感化される物にあなたの中でなれば私は嬉しく思う。 

以外は私のオリジナル対訳である↓↓

[ビデオをクリックしたまま歌詞が読めるようになってます、上のビデオをクリックして、スクロールして見て聴いて見て下さい。その後にyoutubeへそのまま飛んで歌詞を理解した上てサプライズを見て貰うと、胸を打たれる事間違いなしです。]

Death cube for cutieというバンドの " I will follow you into the dark " という有名な名曲てす。

それでは、ヘッドフォンで聴いて見て下さい。


大切な愛する君へ

君もいつか死ぬんだ

その時は僕が側にいて

暗闇の中を後から一緒について行くよ

 
輝く光やトンネル、その先に続く白い門

そんな物がなくったって

しっかり手を繋いで

小さな光が現れるのを一緒に待つから

天国も地獄も定員オーバーで

満室のサインが出され
行く先がわからなくても
魂が旅立つ時に側に誰もいなくても
心配しなくていいから

僕がその暗闇の中まで一緒について行くから

僕が通っていたカトリック学校は

ローマ時代の法律のように厳しく

手のひらを痣ができるまで

シスターによく叩かれていたもんさ

「恐怖こそ愛の本質なのよ」

そう教えられた時 

走り去って

僕は信仰を捨てた

天国も地獄も定員オーバーで

満室のサインが出され
行く先がわからなくても
魂が旅立つ時に君の側に誰もいなくても
心配しなくていいよ

俺がその暗闇の中まで一緒について行くから

2人で今まで色々な物を一緒に見て来たよね

カルガリーからバンコクまで

あらゆるところに行って

君の靴の底も随分擦り切れてきた

もうそろそろ休む時が来た

でも泣くようなことじゃないから

だって僕らはまたすぐに抱き合えるから

この世界のすぐ隣にある暗い部屋の中で

天国も地獄も定員オーバーで

満室のサインが出され
行く先がわからなくても
魂が旅立つ時に
君の側に誰もいなくても
心配しなくて大丈夫

僕がその暗闇の中まで一緒について行くから

俺はずっと君と一緒にいるよ












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