もしも、の大学生活
もし、コロナがなかったら私の大学生活はどんなものだっただろう。
まず、サークル活動。
お花見と飲み会と夏合宿は絶対参加したい。
桜の木の下でブルーシートに座って缶チューハイ開けたかった。
初々しい新入生を笑顔で歓迎してあげたかった。
今と同じように役員になっていたら、新しいイベントを企画して同級生や後輩たちと楽しい思い出を作っていただろう。
文化系サークルだけど体育館借りてスポーツ大会、とか楽しそうだなって実は密かに考えていた。
イベント後に領収書ない~とか、収支合わない~とかひいひい言いながら会計の仕事やるのもそれはそれで良いなあ。
あと、インカレにも参加してみたかった。Twitterで楽しそうと思ったスポーツ系インカレが1つだけあった。
今では難しい他大学との交流がとても魅力的だった。
次に、ボランティア。
長期休暇にたくさん参加したかった。就活のために参加したいわけではないけど、そのときには、”ガクチカは「ボランティア」”と堂々と胸を張って言えるくらいの数は参加しようと思っていた。
コロナ禍前に一度だけ参加した、大規模なお祭りのボランティアは4年間参加しようと心に決めていたのに。
あわよくば、ボランティアで他学部や他大学の友達もできたらな、なんて考えていた。人とのつながりをもっと、広げたかった。
そして、大学には”毎日”電車で通っていたことだろう。
何だか忘れそうになっていた。
ほとんどがオンライン授業で、週2の通学が当たり前すぎて。
友達と講義を受けて、お昼は混雑した学食で空いてる席を探して。
昼食後のコマは眠気に耐えながら、たくさんの人で密集して室温が上がる教室で講義を受けて。
空きコマは課題をやりながらおしゃべりして。
そして、全く進まなかった課題をリュックに入れて次の講義へ。
1日の講義が終わったら、毎回じゃないけどたまに、友達とご飯に行ってから帰途につく。
対比で今の大学生活を事細かく書こうかと考えたけど、それはやめた。
このnoteは、「もしも」の大学生活だけを綴ろう。
卒業してしばらくして、今の大学生活を振り返ったら後悔するだろうか。
このコロナ禍がいつまで続くかわからない。
だけど、私がいつか社会人生活にも慣れてきた頃には、今の大学生うらやましいな~と思える世の中になっていてほしい。