ワクチンのジレンマ
ワクチンというのは通常の薬と違って全く病気でなく健康の人に打つものだから余計と影響に注意を払う。ワクチンで死亡した場合全く割に合わない。というと言いすぎだが、感染しても死ぬ可能性が少ない病気なら尚更だ。
コロナの場合若い人が感染しても死に至る事は稀なので若者がワクチンで死亡するのは全く割に合わない。そこを皆も知っているから若者がワクチンの接種率が低くても仕方がない面もある。
コロナワクチンの定期接種化が議論されるようだがこういう観点も見逃せないだろう。定期接種化も65歳以上で良いんじゃないかなというのが現在の心境だ。
ワクチンは西洋医療の成果で特に第一次大戦で戦争の犠牲者が飛躍的増大した時期にインフルエンザが大流行し大量死に繋がった事もワクチンを後押しした。一番の目的は軍事力を保つために兵士を温存するためだ。
ワクチンで多くの兵士が死なないで済んだ。
それでも稀に死ぬ人が出るのだから困ったもんである。大多数の人にとってはメリットがデメリットを上回るから良いけど、死ぬ人にとっては絶対メリットが上回る事はない。
大体ワクチンを打った後の対応が何もない。打ったら打ちっぱなしで後は放置だ。せめて24時間以内は緊急優先体制があるとか、打った人にも24時間以内は観察期間として注意してもらうとか、その辺が全てその人任せである。
まぁ日本人全員に打つのだから体制が間に合わないとか色々あるだろうけど杜撰極まりない。急性心筋炎や心膜炎が少なからず発生しているのにその対策も十分とは言えない。そいった炎症を抑制する薬とか処方していれば死まで至らなかったのではないかと思ってしまう。
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