『心魂プロジェクト』バリアフリーのミュージカル
7月14日、心魂プロジェクトのプラネタリウムミュージカ『あなたへの贈り物』を観てきました。
会場で販売していた星空のアクセサリー、てんびん座を購入。手作りなので一つ一つ色の異なる一点物なのだそうです。
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ミュージカル、贅沢な時間でしたぁ……。
よく考えたら、楽器は人の声とピアノとドラムだけなのですが、なんか全然そんな気がしない。それだけ、心魂の世界が、パフォーマンスが奥行きがあって深みがあって色とりどり。
一緒に踊って楽しむところあり、クスクス笑っちゃうところあり、ジーンと染み入るところあり。
「届けよう、楽しんでもらおう、一緒に。」
そんな強い思いと信念が、スッと伝わってくるんです。
「あぁ、これが、“プロ”だ」と感じました。
劇場の天井に映し出されたプラネタリウムもすごかった。星、好きだなぁ。
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世の中には、いろんなエンタテインメントが溢れています。でも、何かしらの障害があって、行ってみたくても行けない人たちがいる。
心魂プロジェクトは、劇場四季出身の方を中心にプロの演者たちが、劇場に向かうことが難しい難病の子どもたちとご両親に
本物のパフォーマンスを届けている団体です。
初めて知ったときに、アプローチも届ける物も違うけれど、前職の食物アレルギー対応旅行と共鳴する部分があるなと感じました。
前職は、食物アレルギーで遠出・旅行になかなか行きずらい子どもとご両親に食事を変えて旅を届けていたから。
家族で参加の旅行になると、価格が高くなってしまったり2泊3日でスケジュールを開けるのが難しかったりで「行きたいけど、今は行けない」という方も中にはいました。
でも、行けない方に言われたのが
「今は行けないけれど、アレっ子が安心できる旅をと考え実行している会社があるんだということが、安心や嬉しさにつながっている」ということ。
見捨てられてない、ひとりじゃないって、思えるって。
だから、心魂の活動もたくさん広がって欲しい。その存在を知るだけで、喜びや安堵、支えになることもあると思うから。
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帰りにせっかく横浜だからと元町・中華街に足を伸ばし、そこから赤レンガまで歩きました。そしたらなんと、花火大会の日だったそう。海辺で遮るものがなく、大きな花火がドーンと見えました。綺麗だったなぁ。迫力だったなぁ。
雲が低くて、ベールのような薄雲の向こうで花火が弾け、光がぼんやり広がることがあるのも、幻想的でした。
うん、なんだか、夏のはじめをギュッと詰め込んだような幸せな1日でした。
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