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独断と偏見だけど、現代人は何事にも〇〇が足りてない気がする。

こんにちは、あるいはこんばんは。

最近ご飯を食べる時のお供に見ている、というかラジオ感覚で聴いているYouTubeチャンネルがある。
「ミシルとひでの何チャンネル」。
恋愛カウンセラーの見知らぬミシルさんと、対話屋さんのひでさんが「〇〇って何?」というコンセプトで、あらゆるテーマについて即興的に会話しながら考えを深めていくチャンネルである。

で、最新の動画を見たのだが、それはもう頭もげそうになるほど頷きたくなる内容だった。まさに、「同意同意同意、同意同意同意首がもげるほど同意!!!」である(おっさんずラブを見てた人ならたぶんわかる笑)。
そして、これは恋愛だけでなく人生全般にも言えることなのでは?と思い、自分なりの考えをつらつらと以下に書き綴っていくことにする。

この先はその動画のネタバレを多少含むので、ぜひ記事を読み進める前に動画を見てほしい。(女性側目線ベースで話が進んでくことが多いけど、男性も必見ですよ)

動画内では恋愛が上手くいくための秘訣として3つ挙げられている。
そのうち、2つ目の「好きをちゃんと追求する」、3つ目の「自己理解」は恋愛に限らず、自分の人生をより豊かにしていくためにとても大切なことだと感じる。

ミシルさんによれば、恋愛が上手くいってない人は、自分の好きな気持ちに責任を持ってないように感じるそう。
その理由は何か。
それは、自分の中の「好き」をきちんと決めていないからだという。
その関係に責任を持ってない故にコミュニケーション不足になるし、不満が出る。ここでいう「好きをちゃんと決めていない」とは、一般的な好きの定義を借りてきているような状態らしい。上部だけの好きってところかな。要は、恋愛が上手くいってない人は、愛がない。

自分の中の好きをきちんと追求することで、相手と正面から向き合うことができるし、その関係性に責任も生まれる。多少のことでも自分の好きに責任を持っていれば、受け入れられる。それって愛だよね、という話だった。そしてそれは、自己理解にもつながる。

これはそのまま、恋愛以外の人間関係や自分の趣味・仕事、もっと言えば人生にもそのまま当てはめることができると思う。
もっと噛み砕くと、自分が心地よく感じる、ポジティブなフィーリングとは何か、といった感じだろうか。

自分は何をするのが好きで、どういったことに興味があるのか。誰といる時に心地よさを感じるのか。どんな人生を描きたいのか。海外で生活して、さまざまなバックグラウンドを持つ人々に日々接していると、特に現代の日本人はそういった自分のフィーリングがわからなくなっている人が多いように感じる。だから自然と、何事にも愛がないように感じてしまう。本来、日本人は他のどの民族よりも「感じる力」を持っているはずなのに(これは私自身にももちろん当てはまるので、戒めとして書いている)。

愛とは簡単にいうけれど、そこには無数の形があって、無数のアプローチがある。自分だけの好きとか、心地良いとか、そういった感覚をもっと研ぎ澄ませていけば、その人なりに愛を持って色んな人やもの、ことに接していけるようになるはずだと思う。そしてこれから先の時代は間違いなく、その感覚を持てない者は淘汰されていき、生き残ることはできない。

世間一般の常識や周りの環境に流されて、たまに自分の「好き」がわからなくなりそうになる時もあるけど、常に自分に問いかけて、自分の感性や心地良い、好きだという感覚を研ぎ澄ませていたいな。

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