手話コミュニケーション講座に通った話
今日は地域で開催された「手話コミュニケーション講座」に通った体験談をお話していきます。
コミュニケーション講座は初心者が対象で、希望者が多いと抽選になるとのことでした。
ドラマSilentが放送された後は、希望者がすごく多かったと聞きました。
手話コミュニケーション講座に通った日々
毎週1回、手話コミュニケーション講座が開催されました。
講師は、ろう者が1人、健聴講師が1人いました。参加者は大体20人くらいです。
初めて手話を学ぶ人が対象なので、自己紹介から始まりました。
講座の内容は以下の通りです。
講座内容について
1.聞こえないってどういうこと?(ろう講師の体験談)
2.自己紹介・あいさつ
3.ろう者、難聴者、中途失聴者について
4.手話が分からなかったときの尋ね方
5.数字や時間の表現
6.趣味のこと
7.行きたい場所の表現
8.天気と乗り物の手話
9.病気やケガで困ったとき
10.天気と乗り物の表現
11.買い物とお金の表現
12.ろう者の生活について
13.災害に関する手話
14.ろう者の体験談
私は手話も初めてでしたが、ろう者の生活について考えたのも初めてでした。
ろう講師が体験した話は、健聴者にとっては普通のことなので、「聞こえない」ことで普通と思っていた生活すら大変なのだと思いました。
個人情報なので、ろう講師の体験談は伏せさせていただきます。
少し後悔していること
ろう者によく言われるのは、手話じゃなくてもいい、身振り手振りで伝えて欲しいということです。
私はコミュニケーション講座に通っている間、ろう講師と話すのは毎回緊張していました。
正しく伝えないといけない、何度も分からないと聞き返しては失礼かもしれない。
そう思って少し怖かったんです。
なので、ろう講師と話すときは筆談すらせず健聴講師に助けてもらっていました。
私は家に帰ってから、そのことを後悔します。
先生は私に話しかけてくれたのに、自分から何も伝えてないと・・・。
自分が逆の立場だったら、悲しくならないかな?
そう思ってものすごく落ち込みました。
伝える気持ちが大事
コミュニケーション講座を卒業し、今は「手話奉仕員養成講座」に通っています。
ろう者、難聴者と交流するようになって思ったのは、正しい手話を使うことが正解ではないという事です。
自分の気持ちを伝えること、伝えようと努力すること、そして相手の話を受け止めること。
要するにコミュニケーションは気持ちが大事ということです。
在宅ワークをするようになり、コロナが流行って人との関りが薄くなり、基本的なことを忘れていたように思います。
次回予告
次回は、私が開催している手話べり会についてお話していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
つばさ
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