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対人関係は水と油みたいなもん

私は21歳のこの夏、私の中で壁を一つ越えました。

私は人間関係がすごい苦手だと思っていました。

中学生の頃にちょっとしたいじめに合い、その頃はどうにか自分の中で折り合いをつけました。
でも、その頃うまく切り替えたはずが、人にはなるべく期待しないとか、浅く広い関係は作るだけ無駄とか、新しい人と会うのが怖いみたいなブロックになっていました。

まぁ、それもこれも乗り越えてから振り返って分かったことですが。

でも、この夏なんとなく飛び出してみたくなりました。
病み期を抜けて、今の自分なら一段階強くなったからいけるかもっていう感じで。

サイハテ村に行ったんです。
そのとき、一番心配だったのは、
2週間、他人と共同生活しなきゃいけないこと。
途中で逃げ出したくなったらどうしよう、まぁ逃げ出せばいいかって思って、半分くらいの覚悟を持っていきました。

この時点で私にとってはかなり大きな決意でした。

また傷つくかもしれない。
また輪の中に入れないかもしれない。
作り笑いしないといけないのかな。

こんな考えをなんとかなんとか鎮めながら、というか負ける前にさっさと夜行バスを予約して逃げれなくしてしまいました。笑

結論から申しますと、

あー、今までの私って、水の中にどうにかまじろうとしていた油だったんだなー

ってことに気づきました。

見ている世界が小さかったんです。

学校は高校を除いて、私にとってすごく居づらい場所でした。
でも、自分が悪いんだと思っていました。

私が人付き合いが苦手なんだ、
もっと甘え上手なら…
もっと愛想笑いができたなら…
もっとノリが良ければ…
楽しいんかなって思ってました。

けど違ったんです。
私と同じ気持ちの人、よく聞いてください。
この世界は狭いようで広いです。
特に、今の世界に不満があるなら、まだまだ外に世界が広がっている可能性大です。

私が飛び込んだ場所はすごく居心地が良かった。

あぁ、”私のまま”でいてもこんなに楽しめる世界もあるあるんだ

って思いました。

油はどんなに頑張っても水に混ざらず浮きますよね?
頑張ったとこで、水を汚してしまいますよね?

私はその"油"でした。
もちろん、自分では頑張っているはずなのに周りの空気が悪くなったり、浮いてしまったりするんだから対人関係に対して自信はどんどんなくなります。
そしてもう失う自信も無くなったら、傷つくことを恐れてなるべく内に閉じこもってしまいます。

でもちょっと待って。
その水から一旦出てみましょう。
そして、隣の油鍋に飛び込んでみましょう。
驚くほど自然に溶け込めるんです。
そりゃ、油と油はもちろん混ざりますから。

別に、今まで出会った人たちが嫌いなわけではないんです。
人として、今回出会った人がすごいとか、今までの人はダメだとかじゃなく、自分とは波長が合わなかっただけなんです。

そう、私もみんなも誰も悪くない。
自分に合う人たちとの出会いを私は体験することができました。
すごく長くなってしまいましたが、ここからそんな出会いのコツを私なりにまとめたいと思います。

過去の自分に向けるように少し厳しめに行きますね。笑


1. 無理してその場を取り繕わない

人間関係苦手でもないけど、人間関係のストレスすごい抱えている人にありがちなミス。
それは、自分を殺して相手に合わせてしまうこと。
これね、その場しのげてるし少し我慢すれば波風も立たなくていんじゃね?って思うじゃん?

私もむしろ、これがスキルとしてできる人いいなーって思ってたんですよ。
でも違うことに気づきました。
これやってると、油は一生水から出られない。
イメージで言ったら親水基つけてなんとか水と混じったみたいな。笑

側から見ると水と混ざっているように見えるし、相手から見ても同類だと思われるから、無理してると思われないわけですね。
つまり、無理を続けながらいつか本当に水になって、そこに溶け込むか、一生水のふりをした油にならきゃいけない。

もちろん、隣の油鍋を楽しそうだと思いながらも一生飛び込むことはできないです、だって親水基つけてるもん。

私は、楽しくないのに笑ったり、嫌だと思いつつ輪の中にとどまり続けるのが無理なタイプだったから、自然に水と油が分離して仲間外れとは言わないけどまぁ疎外感を感じていたのです、
それで、そっちの方が辛い、もっと上手くやれればなんて思ってたんだけど、

大きな世界を知った今はそうは思いません。
むしろ、相手に合わせて、水のふりをして、結果一生それを続けないといけない人たちの方が本当はめちゃくちゃしんどくね?

って思いました。


2. 内に閉じこもるんじゃなく外にジャンプする

これは、さっきの第一ヒントをクリアした人向け。
つまり、自分と元いた世界の人たちが合わないから自然分離した人か、「もうこの世界の人に無理して合わせるのはやめよう」って決めた人。

この方々には、第二関門が用意されています。

それでは、第二関門の二択です。
もっと小さい安全世界に身を潜める OR  全く知らない世界にダイブする 

具体的に言うと、もう学校嫌いだから引きこもるって言うのは前者。
もう学校嫌いだから世界旅行行く。
は大胆にしても、、違う学校に転校する!とか、まぁそんなとこが後者。

私の見解では、第二関門を突破するのは後者。

別に学校に行かなくてもいいんだけど、学校が嫌でそれより小さいコミュニティである家族に避難するのは安全で一時凌ぎにはなるんだけど、あまりおすすめしません。

理由は、貴方の魅力を認めてもらえてなくてもったいないから。
人には、素のままでも存在を歓迎してくれる場所が絶対にあります。
居づらい場所っていうのは、ただその場所にいる人と少し価値観とか何かがずれているだけなんです。

だってさ、よく考えたらさ、今まで会ったことのない人の方が圧倒的に多いでしょ?

今まで出会った人、属したコミュニティって多く見積もっても何百人?何千人?何万人?何百万人?とかですよね?

世界には70億人いるんですって。
日本だけでも1億はいます。
そう考えたら、立ったの数%の人と合わなかっただけで自分の魅力とか、性格とか、個性とかを否定し出すのはおかしくないですか?

だから、もし合わないって感じるならすぐ引きこもるより、少し勇気を出して外に出た方が絶対に得だと思うんです。

最初はもちろんこわい。
また受け入れてもらえなかったらどうしよう。
なんて声をかけたらいいんだろう。

自分は見たことがあるからわかるのですが、本当に変わるって覚悟した人って、まじで本物の仲間ができます。
もし、失敗するならまだ自分を偽っているからです。
だからまた前と同じような、自分とは違う世界の人を引き寄せちゃう。

勇気を出して自分を曝け出した時に、本当に自分と同じような仲間がようやく自分を見つけてくれるんです。

だから、厳しいこと言うかもしれないけど、
周りのせいにしないで。
他人なんてこんなもんとか諦めないで。
まだ出会えてないだけ、本当の自分を出してないだけです。


3. 自分をまず大好きになる。もしくは、、

で、どうやったらそんなふうに勇気を出して自分をさらけ出せるのかというと、

ズバリ、自分を一番に愛することですね。

最近売れている本は、雑談力、プレゼン力、聞く力、懐に入る力?知らんけど。笑
こんなテクニックは、後から身につければいいんだと思います。
真の仲間はいる前提で、大人として違う世界の人とも仲良くしないといけない時の術とかね、そんな時に使うもんだと思います。

本当の仲間を見つけたい時にテクニック使うのは違うなって思いません?
こういうのって、ストレスのかかる人間を前に対症療法を覚えているにすぎないのではないでしょうか。

本当にやるべきことは、今いる世界を飛び出して新しいコミュニティに居場所を見つけに行くことですよね。
でも、勇気が足りない。
この勇気を出してくれるのは、今いる世界の人じゃないし、私のこんな長ったらしい文章でもないし、前述した本の類でもありません。

自分は自分の魅力を大いに認めている。
私は私のままでいることに誇りを持っている。

っていう自己愛です。

それが難しいんだよっていうツッコミが来ました。
ですよね〜。
自己愛について書くと大変なことになるので次回にします。

ってことで、じゃあもう一個、勇気を出してくれるもの特別に教えます。
それは、自己嫌悪です。
え、真逆ですね。

この自己は、本当の自己じゃなくて、取り繕ってしまう自己の方です。

この人たちと居ても心から楽しめないな、って思うならそう思う結果をよんだ自分を本気で嫌ってください。

まーた取り繕っちゃったよ、もうこんな自分嫌だぁぁぁ!!!

って感じで。
この怒りがマックスになったとき、人は旧世界から新世界へ飛び出せると思います。

このとき、間違っちゃダメなのは

あぁー、こんな自分ダメだー、もう無理だ〜、嫌いだー、最悪だー

ってメソメソしないことです。
自己否定じゃなく、偽りの自分になってしまう自分の本の一部だけを嫌うんです。

本音が建前を打ちまかした時、やっと今の合わない世界と決別できます。
ぜひお試しあれ。笑

めーっちゃ長々と書いてしまいました。
ここまで読んでる時点でかなり勇気のある方だと拝見します。

自分で不満を感じている時、外の世界には嫌いがたくさん見つかります。
そこで愚痴って終わる人は多いですが、どうか好きを見つける踏み台にしてください。

地球がまぁるいのは、端っこをなくすためって好きなバンドが言ってました。
それに結局はあの人の言う愛と勇気なんですね。
私は大好きな世界で大好きな自分と生きます。

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