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being glad game.

預言者が、苦しむ民に伝えたかったこと。
文豪が、小説で読者に伝えたかったこと。
児童小説家が子供達に伝えたかったこと。

きっと、難しいことじゃない。
宇宙を表す数式のように、
本当は、美しい程に、シンプルなことなんだろう。

幸せって何?
どうすれば、笑顔になれるの?
こんな世の中で、喜びを見つける方法なんて、あるの?

今日、一つの記事を読みました。
100万人に一人の難病と戦う女性。
全身を襲う痛みに耐えながら、その日の喜びを数えます。

「少女ポリアンナ」
19世紀のアメリカに生まれたエレナ・ホグマン・ポーター。
生まれつき病弱で高校を中退。
歌手への夢も失い、小説家になった彼女が45歳で書いた本。
絵本になり、アニメ、映画にもなって、
今でも、
100年の時を越えて、読む人に勇気を与えている。

牧師だった父が生前、ポリアンナに教えてくれたのは、
「being glad game.」
どんなことにも嬉しいことを見つけて喜ぶゲームだ。

痛みが強い日。
ちょっと心が陰る日。
思うように歩けない日……
私もこのゲームをやるようになりました。
そしてどんな日にも、喜びは隣にあるということに改めて気がつきました。
(中略)
私の一日は数え切れないほどの喜びで溢れていたのです。
その一方で悲しみは両手で数え切れるほどのものでした。
(中略)
私は今日という日に喜びと祝福をもって生きていきたいと思います。

今日が来ること それは大いなる喜び 『少女ポリアンナ』を読んで  Yuiさん

心が、揺さぶられる。

歩くこと、飲み込むこと、呼吸さえも奇跡に思える。
そんな時間の中で、
「喜びを数えたら、悲しみよりも多かった。」
そう言えるまで、どれだけ長い時間、暗闇を歩いて来たんだろう。
絶望と、戦って来たんだろう。

勇気づけたいけど、言葉が見つからない。
コメントを書けないまま、時が過ぎる。
次の記事を読ませてもらって、
いつのまにか、こっちが勇気づけられている。

いつも、ありがとう。

生きている。それだけで、奇跡。
命の危険を経験して、僕も知ってるはずなのに、
あらためて、教えられた気がします。

もっと良くなる。必ず。絶対。
更なる回復を、祈ります。
もっと良くなって、
もっと幸せになれますように。

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