見出し画像

1ヶ月半住んでみて感じた、ストックホルムの愛すべき7つのこと

スウェーデン、ストックホルムに住み始めて、1ヶ月半が経ちました。

今日は僕が1ヶ月半現地に住んでみて感じた、ストックホルムの愛してやまないヒト・コト・モノについて7つ紹介していきたいと思います。

#1 何時間いても飽きない「ガムラスタン(旧市街)」

まずは、ストックホルムのシンボルでもあるガムラスタン!「ガムラスタン(Gamla Stan)」とはスウェーデン語で旧市街という意味で、ストックホルムのルーツでもある伝統ある地域です。

画像1

異世界に迷い込んだような感覚になる幻想的な街が広がっています。この街は、「魔女の宅急便」の舞台やヨルシカの「僕は音楽をやめた」のジャケットカバーの撮影地としても使われています。

画像2

"the 中世のヨーロッパ"という感じの建物に囲まれた街を歩くだけでも楽しいのですが、お店も思わず足を踏み入れたくなるような素敵な内装ばかりなんです。冬でも寒さを忘れてしまうぐらいワクワクしてしまう「異国感」がガムラスタン には眠っています…!

画像10

#2 "hej!"が可愛い

"hej!"(ヘイ!)とは、スウェーデン語でいう「こんにちは!」にあたる挨拶です。あえてこれを2番目に書いたのは、彼らの挨拶と柔らかい笑顔が個人的に大好きだからです。

カフェやコンビニ、お店でとびきりな笑顔とともに声をかけてくれるスウェーデンの人達の「ヘイ!」の響きに、僕はストックホルム到着1日目から惹かれてしまいました。

"Hi" ではなく"Hej"。少しだけの違いなのに、「ヘイ」の方がずっと暖かく可愛く聞こえるのは僕だけでしょうか。

#3 地下鉄アートが素晴らしい

ストックホルムはアートが日常に溶け込んでいる街です。それを垣間見られるのが地下鉄の駅の内装。

画像3

上の写真は「T-central」と呼ばれるストックホルム中央駅の構内。なんと、中央駅のみならず全ての駅でこのような地下鉄アートが見られるんです。

画像4

こちらは、ブルーラインの「Soluna Centrum」という駅の写真。火山がモチーフとなっており、迫力があります。

ストックホルムでは雨が降っても悲しむことなかれ。このように、それぞれの駅で個性的なモチーフのあるアートを楽しめます。1日かけて地下の世界一長い美術館をゆっくり楽しむのもオススメです。

#4 コーヒーを愛してやまない文化

スウェーデンの伝統的な文化として、「fika」と呼ばれるコーヒーブレイクを楽しむ習慣があります。

この "fika" という文化はただ「コーヒーを飲もう!」というだけの意味合いではなく、「コーヒーブレイク=社交や団欒の場」として捉えられています。なので、街中のカフェの中も家族や友人達とくつろいで一緒にいる時間を楽しんでいる人が多いです。

画像5

驚きだったのは、授業の間にも必ずコーヒーブレイクが挟まれることです。105分の授業の真ん中に15分ほどのコーヒーブレイクがあり、この時間にみんな教室を出てコーヒーを買い、少しおしゃべりして… 時間が来たらきっちり授業に戻る。

いつでも、コーヒーやカフェラテを片手に、周りの人達との関係を大切にする文化、"fika"。素敵じゃないですか?

スウェーデンのカフェ事情についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事も是非ご覧ください。

#5 誰もが英語ペラペラ

スウェーデンにきて1番驚いたかもしれないこと。それは、スウェーデン人の英語の流暢さです。

画像10

この国の公用語はスウェーデン語。スウェーデン人にとって、英語とは母国語ではないのです。日本人と状況は一緒。

それなのに、レストランの店員さんも中学生のガキンチョもヨレヨレのおじいちゃんも、みんな英語がペラペラ。しかもそんなにアクセントもない綺麗な英語を話すんです。

僕の大学の授業も、100%英語です。(スウェーデン人の教授と学生が半数以上いるのに!)でもスウェーデン人の学生は、英語でも全く困らず、むしろネイティブか!というくらい上手に自分の考えを発言できるんです。ただただすごい。

でも、英語が誰でも話せるおかげで、外国人にとっては非常に住みやすいし溶け込みやすい様に感じます。そもそも英語で行われる講演会やイベントもかなり多く(スウェーデン語よりずっと多いかも)、色々なバックグラウンドの人を受け入れて、交流している文化が根付いているのがストックホルム。ストックホルムに来たばかりの僕にとっても、多様性を認めてくれるこの街は疎外感を感じることが全くなく、非常に住み心地がいいです!

#6 シンプルだけど可愛い北欧雑貨

スウェーデンのお店はとにかく、シンプルだけどオシャレ!
どのお店もついつい買ってしまいたくなる商品で溢れています。

日本ではなかなか手に入りにくい憧れの北欧雑貨が、街に至る所に。街歩きがもうエンターテイメント。

画像7

また、H&MやZARAといった世界的アパレルブランドが、独自ブランド「H&M HOME」や「ZARA HOME」で家具を販売してました!これがまたオシャレ…

画像8

画像9

#7 子供達が可愛い

休日になると、ストックホルムのファミレスや公園で"パパ友"をよく見かけます。お父さんがベビーカーを押しているのは当たり前だし、パパ友同士が子供と一緒にじゃれあってるのをみて、いつもほっこりします。

それもそのはず、スウェーデンでは産休や育休を取るのが当たり前だし、仕事や家事、子育てもパパママ両方が支え合うのが当たり前。

スウェーデンに半年間住んだら主夫力上がるかな。

さいごに

重ね重ね、ストックホルムは住み心地が本当にいい。

大きすぎず小さすぎないお手頃の大きさだし、人はみんな優しいし、コーヒーは美味しし、街並みは綺麗だし、北欧雑貨は可愛いし、美男美女は多いし…

しかも今年は異例の暖冬なので寒くもない!まだ雪が一度も降ってません。
きっと雪化粧に包まれたストックホルムも素晴らしいのでしょうが、僕は暖かいまま冬が終わることを願うばかりです。

Tsubasa

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?