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「亀の尾」7分搗きご飯

随分と春らしくなってきましたね。
今日、東京では桜が開花したようです。

ニュースといえば、ウクライナの情勢が心配ですね。
300万人以上も国外へ避難しているとのこと、日本でも積極的に受け入れなどを進めてほしいです。
あなたのお知り合いの方も、どうかご無事でいらっしゃいますように。

そんななか、先日、金井米穀店さんのfacebookの投稿が気になりました。
一部を引用させてもらいます。

世界が混沌としていて、
なんだか不安だらけの今日この頃ですが、
みなさんも同じような気持ちなのでは無いでしょうか。
輸入に頼っている生活必需品は、確実に値上がりしていくでしょう。
食料品も例外なく価格が上がっていくと思います。
お米は毎年、日本国民の消費量が減少しているので、減産傾向です。
お米は国産だから安心かと思いきや、急な世界情勢の変化には対応できません。
一応、政府備蓄が100万トン有りますが、年に一度しか収穫されないお米は、増産するタイミングが限られます。
一人一人が生活面での安全保障として、国内産で賄える食材を中心とした食生活を心がける事で、海外からの依存度を軽減し、リスク回避する事が望ましいのではないかと思っています。

現在、ロシアからの輸入は禁止されていく方向です。
仮に(あくまでも仮に)、中国がロシア側についたらどうなるのでしょうか。もし、中国産の食品なども禁輸になると、日本にはかなり大きな影響が出ますね。
食料を自国内で生産する力はとても重要です。
特に日本の風土に合う「お米」は大事にしていきたいです。
(輸出入を一概に批判するつもりはありませんので、悪しからず。)

金井米穀店さんのお米とおむすび

というわけで、吉祥寺の金井米穀店さんに行ってきました!
▼前回は、もう4か月前です。

さーっ、今回はどれにしようかな。

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右下にある「亀の尾」にしました。
前回の訪問時から気になってたんです。
まぼろしの酒米として有名な「亀の尾」をご飯として食べてみたいなと。
▼以前、ハスつかさんに「亀の尾」のおむすびをご紹介いただいたこともありましたね!

お店の方に「亀の尾」の特徴をたずねると「コシヒカリの原種で、粘りが少なくて大粒です。」とのこと。
2kgを「7分搗き」にしてもらえるよう、お願いしました。
通常、酒米は削って、中心部分だけで日本酒を醸します。
10分搗き=白米にして、磨いた状態に近くすることも考えましたが、精米の度合いを選べるお米屋さんですので、栄養のある胚芽やヌカを残すことにしました。

さて、お米を精米してもらいながら、おむすびも購入!
3月のおむすびのお米は「山形県産 つや姫 7分搗き」です。

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選んだのは、前回気に入った「おかか煎りヌカ梅酢」と「お赤飯」、初チョイスの「ねぎみそ」と「高菜炒め雑穀」の4種類。
(家に帰ってからいただいたところ、今回は「ねぎみそ」の風味がよくて印象に残りました~♪)

アンテナショップで地域の美味しいものを

金井米穀店さんの次に向かったのは、同じく吉祥寺にあるアンテナショップの「麦わら帽子」さんです。
こちらのお店は、武蔵野市の友好都市の物産品などを販売して、もう20年以上になります。
友好都市は全国9か所。「富山県南砺市」「長野県安曇野市」「千葉県南房総市」「岩手県遠野市」「新潟県長岡市」「山形県酒田市」などです。

「亀の尾」のご飯に合いそうな、各地の美味しいものを調達!

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・富山県南砺市の土曜限定販売「かぶら寿し」
・山形県酒田市「わさび菜」「原木しいたけ」「極小納豆」
・長野県安曇野市「割り干し昆布」

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保存しやすい乾物も!
・長野県安曇野市「巨峰の干しブドウ」
・富山県南砺市「ます寿しの耳スティック」
・岩手県遠野市「スライス 干し椎茸」
・山形県酒田市「ワカメと庄内麩」
平日の慌ただしい夕食に、そのままお味噌汁やスープの具になる「スライス 干し椎茸」や「ワカメ」「麩」は重宝します~!
「巨峰の干しブドウ」や「ます寿しの耳」はワインのお供にします🍷

「亀の尾」炊いてみた!

さあ、初めて「亀の尾」を炊きます。
前にもご紹介した土鍋「長谷園かまどさん」で炊きますよ~。

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このお米を主役に「納豆」母の自家製「梅干し」「海苔」「なめこ味噌汁」「目玉焼き」「ワサビ菜のポン酢がけ」「割り干し昆布」などを用意。食材は100%国産です!

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こういう旅館の朝食風の和定食も好きです。
ご飯が見えにくいかもですが、極小の納豆に対してご飯の粒が大きいです!

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この「亀の尾」は、大粒で、粘りは少なめで、あっさりした旨味があります。ほんとにお店の方のコメントのとおりでした!
やさしい味のおかずにも合いますし、チャーハンなんかにしてもいいと思います。

「亀の尾」の日本酒

最後に、おまけのワインネタならぬ、おまけの日本酒ネタです。

酒米の「亀の尾」を知ったのは、15年以上前だと思います。
「鳳凰美田」という日本酒を飲んだ時に「美味しい!!」と思って、酒米を確認すると「亀の尾」でした。
その後も「亀の尾」の日本酒は外れがなくて、お店にあるとよく選びます。
(最近はお店で飲むことは少ないですが。。。)
旨味があって、味わい深く、かつ、キレもある印象です。

▼「鳳凰美田」の醸造元の小林酒造さんでは、
小売りはしていなくて、特約店から購入できます。

▼「まんさくの花」の「亀の尾」の日本酒も美味しいですね~♪
こちらの醸造元の日の丸醸造さんには、オンラインショップがあります。


今回もお読みいただきありがとうございました!

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