ワールドカップ・アーカイブ化計画
インターネットに出回る情報が飛躍的に増えてくると、
逆に膨大な情報網の中から必要な情報を探さないといけなくなります。
需要と供給の不均衡が起きると、価値のある情報であっても必要な人に届かない、届けられない状況が生まれます。
それは情報を発信している側にとっても、受け取りたい側にとっても好ましくありません。
そこで、サッカーにまつわる情報を開かれた場所に集約・体系化して置いておき、目的の情報にアクセスし易い環境を構築する事を目指し、
『Windtosh's Cantina』というアーカイブサイトを立ち上げました。
カタール・ワールドカップをアーカイブ化する
昨年より、ワールドカップ・ヨーロッパ予選、チャンピオンズリーグ2022-2023、東京オリンピックと、形に残してきました。そして、今年はいよいよ4年に1度の一大イベント、ワールドカップを迎えます。
今回、メインの放送局は、インターネット配信のAbemaTV。有料プランには見逃し配信もあると言われていますが、視聴期間もあり、保存も難しく、数年後、ワールドカップの情報にアクセスするのは、非常に困難になっていると予想されます。
そこで今回、多くの分析者の方々のお力を借り、ワールドカップを幅広く観て分析し、形として残していこうという企画になります。
48人による担当試合指名ドラフト
グループステージの試合数は1グループにつき6試合あり、全8グループあるので合計48試合になります。
企画当初はごく少人数での話でしたが、徐々に規模が大きくなっていく中で、いっその事、48名の分析者で各1試合を担当し、マッピングしたら面白いのではないかという話になりました。
ただ、この企画の難しいところは、担当試合のふり分けにありました。
分析を希望する試合に偏りが出てしまうと予想されたからです。
そこで、希望の試合を指名いただき、重複した場合は抽選とするドラフト形式を採用する事になりました。
担当試合指名ドラフト
1.
分析者は担当したい試合をワールドカップの日程表から決め、指名します。
2.
指名が終わり次第、ツイキャスで参加者の第一希望試合を順次読み上げていき、特設サイトもそれにあわせて更新されていきます。
分析したい試合が単独指名だった場合は確定、重複した場合は抽選会に入ります。
3.
抽選に外れた場合、残っている試合から分析したい試合を再度指名していただく事になります。
参加いただける48名(+1)の分析者の方々は、日頃Jリーグの試合・海外の試合を観てレビューを書いている方、街クラブや、Jクラブでお仕事をされている方、サッカーをテーマに大学で研究していた方。先生。と実に様々。
発表にあたっての形式も自由なので、多彩な視点からの分析が垣間見られると考えられ、仮に新しい視点を獲得できたなら、それはこの企画の成功を意味する事になります。
分析者名鑑について
特設サイト下段には分析される方々についての情報を載せた、分析者名鑑が配置されています。
これまで分析記事を書きたいと思っていたけれど、どうしていいかわからなかった方は橙色の四角に注目いただくと良いかもしれません。ここには、分析者の方がどのような視点でサッカーを捉え、どのように着手しているか書くためのヒントが書かれています。これを見てワールドカップの分析記事を書いてみたよという方は是非、Twitterアカウント@W_C_Projectまでお知らせください。
桃色の四角からは、分析者のパーソナリティから、どの試合を指名するのか予想してみると楽しいかもしれません。
最後に…
この企画を開催するにあたって、抽選結果によっては予想外の試合を担当する事になるかもしれない事態を踏まえてなお、参加を表明してくださった参加者の方々に感謝いたします。
企画を見守ってくださる皆様におかれましては、あの人はどの試合を選ぶのか、ドラフトの結果担当する事になった試合をどう分析するのか、4年に一度のこの機会を一緒に楽しんでいただけたら幸いです。
決勝トーナメントに関しては改めてお知らせいたします。
それでは。
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