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「24時間のリズム」を味方にする。

「サーカディアンリズム」…概日リズムとも言われる身体のリズム。
簡単に言えば、体内時計。
身体の中で、1日単位/時間のリズムを刻む時計のこと。

中枢時計….神経-ホルモンを通じて全身の時計を強調させる。
末端時計….体内の臓器や末梢部分にある時計。

地球の自転周期の「24時間」より、少し長い「24時間10分」程度と言われる。
毎日、中途半端な10分程度のズレが生じる。

でもこの1日のズレは朝陽を浴びることで、毎日24時間にリセットされる。
さらに朝の軽い運動やリズミカルな身体の動きは、身体を覚醒させていく。

これは身体の自律神経のバランスを調整するにはとても大事なこと。

その主役は….
覚醒時の活動を活発化する交感神経。
ココロと身体を休息モードにして、回復を促す副交感神経。

ここで忘れてはいけないのは、どちらかに偏り過ぎないこと。
例えば、、休息を取らないで、真面目過ぎて年中神経を高め続けること….
これでは、交感神経が優位になり続けてしまう。

自律神経のバランスが崩れてしまうと、免疫機能が下がる。
睡眠障害、ストレス、生活習慣病…..様々な影響がある。

でもストレスをゼロにすることはできない。

だからこそ、この自律神経のバランスをとること。

最近、よく話題になる「睡眠」。

「睡眠」は寝る前の準備だけでは解決しない。
24時間をどのように過ごすか?
朝、起きた瞬間から、既に夜の睡眠を含め、新しい24時間が始まっている。

ココロも身体も、一人ひとりの体内時計のリズムを整えることが大事。

この「命を刻むリズム」を味方にしたい。


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