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「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」を読んだ。幸福になるには会社を辞めて、ネットで良い評判を獲得せよ。

橘玲さんの「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」を読みました。

以下のような趣旨です。

  • 現代では「優秀」でなければ経済的に成功できない

  • だから「自分を開発して優秀にしましょう」というのが自己啓発

  • しかし人を優秀たらしめる「知能」は実は遺伝で決まっていて、自己啓発は絵に描いた餅

  • さらには、たとえ経済的に成功しても幸福になれるとは限らない

だったどうすれば我々は幸福になれるのかを、本書は解き明かします。

橘玲さんの本はぼくの記事に何回も登場します。

氏は現代の預言者です。その著書「黄金の羽根の拾い方」を読んで、で何らかの羽根(たぶんゴールドですよこれ!)を拾ったぼくはそう思うのです。

これらの本、今ならKindle Unlimitedで読み放題なのでこの機会に是非!

おっと、幸福になる方法、でしたね。「残酷な世界で〜」の結論は、以下の通り。

  1. 会社は地獄なので辞めよう

  2. 好きなことで起業して収入を得る

です。なぜそうなるのかは、明快に説明されているので本書を読んでいただくとして。

好きなことで収入を得るには、注意しなければいけません。バイクが好きだからバイク便の仕事に就くと、命を削ることになるから。「好き」だけでは見返りが合わないのです。

だから、ビジネスモデルは自分で作るのです。GAFAに代表されるサービスによって、それが簡単にできる時代ですから。

ところで、著者は「自己啓発は不可能だ」としますが、私はやはり自己啓発に頼っています。

頭脳が劣る者が勉強して優れた頭脳を持つようになる、自己啓発とはそれだけではないから。

私にとっては、会社を辞めたり、自分の会社を設立したり、それをなんとか経営するにも努力、つまりは「自己啓発」が必要でした。

怠け者で、モチベーションは低めで、頭の回転もさほど速くはない。何も持っていない。そんなごく普通のオジさんが人生を変えるには、自己を啓発するしかないのですから。

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