見出し画像

タテの関係がイヤ、ヨコの関係に憧れるあなたへ。

起業に向いてる人、向いていない人について、書いたことがある。

▼関連記事

上の記事では、経験への解放性、つまり好奇心が強いと起業に向く、とした。

それよりも大事なものに気付いたので書いておきます。

あなたが「タテ」の関係を嫌い「ヨコ」のそれを好むなら、起業に向いています。

ここでいうタテとヨコは「嫌われる勇気」で述べられる人間関係のこと。

ヨコの関係といえば、アメリカですね。行ったことがないから以下は伝聞ですけども。

あちらの会社では社員が社長や顧客をファーストネームで呼ぶそう。Mr.やMs. も使わないらしい。

おもしろい。

もし日本にこの文化が輸入されたら。あなたがトヨタに入社すると、社長を「アキオ」と呼ぶわけです。

アキオ、私は昨日入社したタロウだ。よろしく。

ものすごいムリそう。100年経ったって、こんなのわが国には輸入されなさそう。

30年ほど前に新卒で就職したとき、役職がある人には「名前+役職」で呼ぶルールに初めて接して、封建制度を引きずってるんだなと思い、それを忌み嫌いつつ、そんな自分を「大人になれ」と封印したものの、40歳を超えて僕はその封印を破りました。

気持ちよかったです。タテを破るのはエクスタシーでした。

日本語の運用がそうであるように、会社に限らずわが国そのものが「タテ」の関係で成り立っています。

SNSがギスギスしてる原因の半分ぐらいは、日本語がタテの関係だから。無礼だ、けしからん、は、日本語を操っている限りいつまでも擦れるネタです。

せめて、会社からは自由にならないと「嫌われる勇気」が提案する「ヨコの関係で生きていく」なんて不可能です。

誰かに服従したくない、誰にも評価されたくない、お前もお前もお前もオレの上に立つな、そう思ってる人はぜひ起業しましょう。

気持ちいいから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?