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「安くてうまい」では勝てない。小さなビジネスは「極北」を目指せ。

あの惣菜屋さん、廃業したのか。

あのカフェ、なくなって違う店になってる。

街を歩くと、そんなことが気になります。

自分でパン屋を開業したからでしょうか。

以前に、小さな飲食店が成功するための広報について、書きました。

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しかしながら、普通の町のお惣菜屋さんは、どのような世界観を築けばいいのでしょう。

幸にして、我々のパン屋は職人(妻)のこだわりによって、確固とした世界観が元々あるのです。

それを、写真とテキストで表現してSNSに投稿すれば、広報となります。

歩いて2分でコンビニが、5分で大きなスーパーがありますが、競合はしません。

これが、一つ120円のコロッケを売る惣菜屋さんだと、商売は厳しいでしょう。その世界観はコンビニやスーパーとの競争だからです。

いつも職人(妻)とは「極北を目指そう」と話しています。

「憂鬱でなければ、仕事じゃない」に書いてある、選ばれる条件です。

極端こそ我が命。小さなことにくよくよするから大きな仕事ができる。そんな著者の仕事への情熱があふれる一冊です。

「安くてうまい」では大資本に勝てません。

その反対側に位置する世界観を築き、発信しなくては、個人の小さなビジネスの成功は難しいのではないでしょうか。

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