小さな飲食店が成功するためには「広報」も弱者の戦略で。インスタで世界観を構築しよう。
パン屋にせよ、他の飲食店にせよ、いいものを作るのが成功のための条件です。
もう一つ、成功のために大切な条件があります。
広報です。
いいものを作る。
「こういったものをここで売っていますよ」と、お客さんになってくれそうな人に知ってもらう。
第二段階が広報です。この二つで、ようやくあなたの店の商品が売れるのです。
小さな飲食店におすすめしたい広報は、インスタグラムです。
開業すると、どこからともなく広告営業がやってきます。新聞、雑誌、フリーペーパー、ネット。地域に密着した情報を低予算で発信できますよ、とのセールスで。
でも、小さな飲食店にとって、お金を払って広告を出すのは無意味で、命取りです。広告は、ランチェスター法則における広域戦であり、強者の戦略だから。
いっぽうで、インスタグラムは弱者の戦略たり得ます。駅前の大きなパン屋や、マスメディアの広告では満足できず、こだわりのパンをSNSでわざわざ探すような人が、我々の想定するお客さんなのですから。
我々のインスタグラムアカウントは、フォロワは約3,000です。
飲食店にとっては十分な数です。実際に店に来てくれるか、通販で買ってくれる人に発信し、届けばいいのです。
何を発信するのか。商品の写真と動画ですね。もう一つ、大切なのがキャプション。写真に添える文章です。
写真と、テキスト。
この二つの要素で、お客さんになってくれそうな人に広報を展開します。そこで大事なのが「世界観」です。
続く。
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