- 運営しているクリエイター
2020年3月の記事一覧
518:「このような人もどうぞ」という配慮は、本当にその人のためになっているか。 [トップリーダーズSelect]
パラリンピックやアジアパラ競技大会など数多くの大会でメダルを獲得していき、国を代表する活躍を見せる全盲選手から見た今の世の中は、大会よりも練習の場面にこそ全盲選手にとっての恐怖が溢れかえっている場所だった! 「点字ブロックをつけたから、視覚障害者への対策はできた」かというと、そうではありません。実際にその点字ブロックの並べ方が視覚障害者の方にとって親切な設計になっているかどうか。そのブロックがそこに存在する意味があるように運用ができているかどうか。 本当にその人の立場に立
516:変に個の主張に偏りすぎず、公平で公正に発信できるスキルが求められる時代。 [トップリーダーズSelect]
あまりにも主張が偏りすぎている新聞ばかりの中、ただ事実に対して公平・公正を守る新聞で進出してみると、1、2部の新規購読さえ難しいこのご時世に、いきなり何千部もの新規購読者を獲得し、新聞配達員たちも住民たちから激励を受けるほどに応援される新聞社となった! 今や誰でも発信ができる、一億総発信者時代。それぞれの主張があり、それぞれの思いがあります。そんな中、結局堅実な支援を得て長く生き残っていくのは、公平な情報を伝えるメディアでありコンテンツです。 客観的な情報発信ができるセン
515:自分の普段の生活こそが、商品開発や研究の場であり、ビジネスチャンスの宝庫。 [トップリーダーズSelect]
日本国民の生活を変えるほど大ヒットし、現在では欧米など海外でも爆発的に売れて普及しているあのヒット商品は、もともと社長が早朝に海釣りに出かける時に戸惑ってしまったある行動から生まれたものだった! 「こうやったら売れるだろう」「こうやれば儲かるだろう」と頭で考えたのに全く売れない、儲からない、という人が多いのは、頭の中だけで考えているからです。大ヒット商品は常に、企画者や開発者の「実体験」という大きな根拠があるものです。 普段の生活は仕事とは全く関係ないと思っている人が多い
514:発見力を身につけるのに、 「発見してやろう」と思って見てしまうのは逆効果。 [トップリーダーズSelect]
ものまね芸人には観察力が必要だが、大人気となったものまね芸人が観察力を養うために日々歩いているときにしていることは、徹底した人間観察ではなく、逆に何も考えないで歩くことだった! なぜ多くの人が、視察に行ってもそれを自分たちの仕事に活かせられずに「ただ行って見てきただけ」に終わってしまうのでしょうか。時間や費用を使ってまで視察をしたのに、なぜ活かせないのでしょうか。 発想力のある人は、すでに人とは見るところが違います。人と同じ視察はしないのです。観察力や洞察力はどのような意
513:「ダサいまま変わらない」ことよりも「変わらないことがダサい」ことが問題。 [トップリーダーズSelect]
業界では当たり前だった人材採用を一切廃して、他の業界から来た全くの素人である若手社員に新店を任せると、あっという間に業績が伸びて古いタイプの人がいなくなり、やがて売上2兆円を達成するリーディングカンパニーへと成長した! 「ずっとそうしてきたから」という理由で同じ形態をずっと続けるベテラン勢が幅を利かせている業界は、「ダサいままの会社」としてあっという間に時代に取り残されていきます。 「ダサいまま変わらない」のではなく「変わらないことがダサい」のです。以前からのイメージを脱
511:見直すべき無駄は店舗や人などの大掛かりなものより、数秒・数円の小さな部分。 [トップリーダーズSelect]
全国数百店舗のチェーン店の中でも最も売上の高い店舗で、テーブルの上にあるものを置いただけで、さらに2倍以上の売上を叩き出した! 「無駄をなくす」というのは、何か大きな部分をバッサリと切り捨てることではなく、日常の細々とした中からたった何秒、たった何円、という小さなものを改善していくことを指します。そういう小さな改善が、積もれば巨額のお金を生み出すことになるのです。 自分たちがその行動をするのに何歩歩いているのか、何秒かかっているのか。そこまで突き詰めて計算をしていけば、い
510:プロフェッショナルから教えを受けるには、熱量の伝え方よりも情熱の使い方。[トップリーダーズSelect]
日本からその職業になるルートがなく、ハリウッドのプロフェッショナルに直接手紙を書いて教えを受けようとした高校生が、そのプロからの要望にきちんと答えていった結果、自らもその道のプロフェッショナルとして大成し、アカデミー賞を受賞した! 「教えてもらえない」「相手にしてくれない」というのは、その相手が悪いのではなく、自分自身にその情熱が足りないからです。人にものを頼む時はただ熱意を伝えればいいのではなく、その情熱によって今どのような状態まで進めているのかです。 「頼めばなんとか
509:世の中の「余剰」をうまく活用できる者が、大きなビジネスチャンスをつかむ時代。 [トップリーダーズSelect]
どうしても新規出店の際に地元住民との軋轢に困っていた業種が、独自の出店方法を模索して行った結果、請われて格安で物件が手に入る方法を確立し、年商6000億円の巨大チェーンへと変貌した! あらゆるものが飽和状態に近づいているこれからのビジネス界では、「余剰分をいかに有効活用するか」という視点が必要になっていきます。余ったものを活用させていただきますよ、というのが大きなビジネスチャンスになるのです。 そのためには、世の中のどこに「ここは余っていますよね?」「余っていることに困っ