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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中… もっと読む
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ… もっと詳しく
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2019年3月の記事一覧

376:敵対関係ではなくても、仕事仲間にもライバルの存在があると大きく成長する。 [トップリーダーズSelect]

国民的大ヒットを記録した漫画作品は、原作者が作画担当者とほとんど顔を合わせたこともなく、また作画担当や編集担当に対して細かいリクエストをしたことがほとんどなく、それぞれのプロフェッショナルがテリトリーを守ったことでそれが大ヒットにつながった! 良い仕事を見ると、こちらも良い仕事をしたくなります。ですから、別に敵対関係にあるわけではない仕事仲間や取引相手であっても、お互いに「負けられない」と高め合うライバル関係になることはできます。 ライバルの存在は、お互いの能力の向上を大

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375:休憩時間をどのように定義づけているかで、能力や結果に大きな差が出る。 [トップリーダーズSelect]

ちゃんこ鍋の人気店を国内外に広く展開していく社長の時間の使い方は、現役力士時代の厳しい稽古の時に培った、強い力士になるための時間の使い方を応用したものだった! 仕事の時間や練習時間のことは緻密に考えても、休憩時間の意義や活用の仕方まで考えている人は、多くないのではないでしょうか。「ちゃんと休憩をする」ということが、いかに自分の成長に重要かが分かっている人が成功をしていきます。 自社では「休憩する」とはどのようなことを指すでしょうか。自分自身は「休憩する」ことにどんな意味を

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374:「一人の個人がどれだけ不便か」よりも「全体にとってどれだけプラスか」を考える。 [トップリーダーズSelect]

ヨーロッパに赴任した日本人が、新築マンションよりも中古の物件のほうが古いほどとても高いという事実に驚いたが、そこにはこれからの日本が学ぶべき、小国家ならではの知恵が詰め込まれていた! ミニマリストや断捨離といった言葉がブームですが、持たない生活を送るほどに「何らかの不便」が生じてきます。しかし、個人の不便を大局的に見ると社会的に大きなプラスになっているということはよくあります。 これから社会を良くするためには、人々はどんなことに許容の心をもたなければならないのでしょうか。

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373:理想像に近づきたければ、まずその理想像になりきってみることから始める。 [トップリーダーズSelect]

どうしてもその役を勝ち取りたいヒーローアニメの主人公のオーディションに臨んだ声優が、その主人公になりきって同じような服装を着て行って参加したところ、その熱意を買われて主人公役を勝ち取り、大ヒットして当たり役となった! 憧れの人物像に近づきたいと思ったら、まずその憧れの人物の格好を真似することからでもいいので、まずなりきってみることです。なりきることで、その人の気持ちの一端が分かるからです。 そして「この理想像の人なら、どう考えるだろうか」というブレない判断基準も生まれます

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372:自分に合わなそうな仕事も経験しておくことで、自分の将来に大きく役立つ時が来る。 [トップリーダーズSelect]

レストランで働きたかったのにやりたくなかった宴会料理に回され、辞表まで用意しながらも働き続けた料理人が、フレンチレストランを開業すると、やりたくなかった時の仕事が大いに役立って、ミシュランガイドで8年連続で星を獲得するほどの人気店になった! 仕事には好き嫌いがありますが、自分が一つの道を極めていく中で、そこに付随する大切なことは実はそんなに好きではなかった仕事の中に隠れていることがよくあります。だから下積み時代にはいろんなことを経験しておく必要があるのです。 遠回りをすれ

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371:訴えたいことだけをドヤ顔で訴えるよりも、全体の流れをデザインしておく。 [トップリーダーズSelect]

世界の大舞台で自信あるネタを大失敗で終わった失意のプロマジシャンが、同じプロたちを何時間も楽しませる伝説的なトップマジシャンとの差を見せつけられて学んだことは、観客のために全体の流れをデザインするということだった! 人の心を動かすのはストーリーです。話の流れがあってようやく人の心は動きます。その構成を面倒がって注力せず、その場だけの技術で乗り切ろうとしている人に成功は訪れません。 事前に全体の流れをデザインしておくというのは、プロの仕事としては当たり前のことです。全体の流

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[ニッチな本棚]11:何もないところに一から作る苦闘の事例は、本質的な重要部分を教えてくれる

書店には「売れやすい本」ばかりが並ぶので、本の内容はどれを見ても定番・ベタ・鉄板のテーマばかり。 そんな中、「よくこんなテーマで出版しようと思ったな!」と思えるような「ニッチなテーマ」に迫る本に出会うことがあります。 そんな「ニッチ」なテーマの内容の本を取り上げるのが、この「ニッチな本棚」のコーナー。 ニッチなジャンルの本を知ることで、専門分野やPRしにくい話などを、どのような切り口で発信できるか、といったヒントが見つかるかもしれません。

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370:機密情報を守れるかどうかは、プライベート空間での過ごし方にも大きく関わる。 [トップリーダーズSelect]

タクシードライバーの仕事をたった1年ほどやっただけでも、タクシーという空間の中では多くの企業の機密情報がダダ漏れの状態になっていることが分かった! 「ここだけの話だけどね」という人は、その「ここだけの話」をどこでもするので始末に負えません。どこでも人の目があり、どこでも人の耳がある。それほどまでに注意深くなければ、特許や知財の世界では圧倒的に不利になります。 自社は機密事項の保持について、どのような取り決めをしているでしょうか。機密事項が漏洩しないように、どのような意識で

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369:商品の特性を表すキャッチコピーは、お客様の会話の中に隠れている。 [トップリーダーズSelect]

大企業として大躍進するきっかけになったテレビCMの名キャッチコピーは、もともとその商品を使っている芸妓さん同士の会話の中で使われていた言葉だった! レンジで温めることを「チンする」と言ったり、ロボット掃除機を使うことを「ルンバをかける」と言ったり、お客様は製品やサービスを利用することを、事業者とは全く異なる言葉で表していることが多いものです。 それを知るためには、お客様の言葉によく耳を傾けることが必要です。お客様は自分たちの商品を扱う時にどのような言葉を使っているか、確か

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368:無機質な空間は、おもてなしの心を込めたワンアイテムでガラリと変わる。 [トップリーダーズSelect]

ホテルの社長が自主的に始めたちょっとしたことが、いつしか社員たちも業務ルールでもないのに自主的にやり始め、それがホテル全体の好評の名物となって、ホテルは急成長を果たした! オフィスが無機質な空間であれば、お客様を呼ぶ時には「無機質な空間に招いた」ことになり、社員たちも「無機質な空間で働かせている」ことになります。無機質な空間は、ちょっとした工夫で雰囲気が変わります。 何かおもてなしの心をワンアイテムに込めるとしたら、どのようなアイテムが考えられるでしょうか? 業界のトッ

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漫画28:この漫画に学ぶ、「原点を最も高品質に押さえておく強さ」 [漫画発想源]

学びと実践のために「漫画を読む」というのもまた一つの「読書」である! と考えて、漫画作品や漫画関連の話題から発想や企画のヒントを見つけるのが、この「漫画発想源」。 「漫画なんてビジネスに関係ないでしょ」なんて、とんでもない。漫画はその作品の内容から、さらにはその作品の企画自体から、いろんな発想源を見つけることができます。 いろいろな漫画の中から見えてくる、効果的な会社経営のやり方や、PR力を持つ企画の発想などなど。あなたにはここから、どのようなヒントを見つけ出すことがで

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367:新しいメディアが登場すれば、それだけコンテンツの可能性は広がっていく。 [トップリーダーズSelect]

テレビプロデューサーが半分ヤケになって企画書を書いた番組が実現することになり、そこから本が売れ、CDが売れ、イベントが売れるなど、スポンサー収益が低下していく中で莫大な放送外収益を生み出した! 新しいメディアが登場するたびに、既存のメディアに執着していた人は恐れおののきますが、新しいコンテンツを次々に生み出せる人は新しいメディアに応じたものを作り出せるので、全く恐れることはありません。 時代に即したコンテンツを生み出し続けるためには、新しいメディアの登場に対してどのような

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366:まず冒頭から「イメージ共有」を成し遂げて一撃で成功させるプレゼン術。 [トップリーダーズSelect]

自動車のCMのプレゼンに臨んだクリエイターが、まず最初に発したたった一言が出席者全員の注意を引き、わずか5分の間にあっさりCMを勝ち取り、そして実際にそのCMは大きな話題となった! 相手に提案する時に大事なのは、「イメージの共有」です。いくらデータを並べたり分析を述べたりするよりも、「今こうするべきだよね」「確かに」と一撃で分かる共有のほうが何倍も大きな力を持ちます。 その「イメージの共有」を一撃で成し得るフレーズは何なのか。プレゼンやスピーチの場に臨むには、まずそこを一

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365:「商繁期」よりも「商閑期」にこそ、新たに大きなビジネスチャンスを生む余地がある。[トップリーダーズSelect]

もともと一人のアルバイト学生が、売れない月に貢献しようと立案し、たった3つしか商品が売れず失敗したことから始まったキャンペーンが、いつしか日本中に商習慣として根付いて、いつしか1200億円規模ものビッグマーケットに成長した! 商売をやっていると、売れる月と売れない月のサイクルが生じます。しかし、売れない月に「毎年売れないしね」と言い訳をしている人と、「ここに売れる文化を作りたい」と考えている人とでは、大きな差が生まれてきます。 売れない月、暇な月という「商閑期」に、「こん

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