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2019年3月の記事一覧
376:敵対関係ではなくても、仕事仲間にもライバルの存在があると大きく成長する。 [トップリーダーズSelect]
国民的大ヒットを記録した漫画作品は、原作者が作画担当者とほとんど顔を合わせたこともなく、また作画担当や編集担当に対して細かいリクエストをしたことがほとんどなく、それぞれのプロフェッショナルがテリトリーを守ったことでそれが大ヒットにつながった! 良い仕事を見ると、こちらも良い仕事をしたくなります。ですから、別に敵対関係にあるわけではない仕事仲間や取引相手であっても、お互いに「負けられない」と高め合うライバル関係になることはできます。 ライバルの存在は、お互いの能力の向上を大
374:「一人の個人がどれだけ不便か」よりも「全体にとってどれだけプラスか」を考える。 [トップリーダーズSelect]
ヨーロッパに赴任した日本人が、新築マンションよりも中古の物件のほうが古いほどとても高いという事実に驚いたが、そこにはこれからの日本が学ぶべき、小国家ならではの知恵が詰め込まれていた! ミニマリストや断捨離といった言葉がブームですが、持たない生活を送るほどに「何らかの不便」が生じてきます。しかし、個人の不便を大局的に見ると社会的に大きなプラスになっているということはよくあります。 これから社会を良くするためには、人々はどんなことに許容の心をもたなければならないのでしょうか。
373:理想像に近づきたければ、まずその理想像になりきってみることから始める。 [トップリーダーズSelect]
どうしてもその役を勝ち取りたいヒーローアニメの主人公のオーディションに臨んだ声優が、その主人公になりきって同じような服装を着て行って参加したところ、その熱意を買われて主人公役を勝ち取り、大ヒットして当たり役となった! 憧れの人物像に近づきたいと思ったら、まずその憧れの人物の格好を真似することからでもいいので、まずなりきってみることです。なりきることで、その人の気持ちの一端が分かるからです。 そして「この理想像の人なら、どう考えるだろうか」というブレない判断基準も生まれます
372:自分に合わなそうな仕事も経験しておくことで、自分の将来に大きく役立つ時が来る。 [トップリーダーズSelect]
レストランで働きたかったのにやりたくなかった宴会料理に回され、辞表まで用意しながらも働き続けた料理人が、フレンチレストランを開業すると、やりたくなかった時の仕事が大いに役立って、ミシュランガイドで8年連続で星を獲得するほどの人気店になった! 仕事には好き嫌いがありますが、自分が一つの道を極めていく中で、そこに付随する大切なことは実はそんなに好きではなかった仕事の中に隠れていることがよくあります。だから下積み時代にはいろんなことを経験しておく必要があるのです。 遠回りをすれ
371:訴えたいことだけをドヤ顔で訴えるよりも、全体の流れをデザインしておく。 [トップリーダーズSelect]
世界の大舞台で自信あるネタを大失敗で終わった失意のプロマジシャンが、同じプロたちを何時間も楽しませる伝説的なトップマジシャンとの差を見せつけられて学んだことは、観客のために全体の流れをデザインするということだった! 人の心を動かすのはストーリーです。話の流れがあってようやく人の心は動きます。その構成を面倒がって注力せず、その場だけの技術で乗り切ろうとしている人に成功は訪れません。 事前に全体の流れをデザインしておくというのは、プロの仕事としては当たり前のことです。全体の流
370:機密情報を守れるかどうかは、プライベート空間での過ごし方にも大きく関わる。 [トップリーダーズSelect]
タクシードライバーの仕事をたった1年ほどやっただけでも、タクシーという空間の中では多くの企業の機密情報がダダ漏れの状態になっていることが分かった! 「ここだけの話だけどね」という人は、その「ここだけの話」をどこでもするので始末に負えません。どこでも人の目があり、どこでも人の耳がある。それほどまでに注意深くなければ、特許や知財の世界では圧倒的に不利になります。 自社は機密事項の保持について、どのような取り決めをしているでしょうか。機密事項が漏洩しないように、どのような意識で
367:新しいメディアが登場すれば、それだけコンテンツの可能性は広がっていく。 [トップリーダーズSelect]
テレビプロデューサーが半分ヤケになって企画書を書いた番組が実現することになり、そこから本が売れ、CDが売れ、イベントが売れるなど、スポンサー収益が低下していく中で莫大な放送外収益を生み出した! 新しいメディアが登場するたびに、既存のメディアに執着していた人は恐れおののきますが、新しいコンテンツを次々に生み出せる人は新しいメディアに応じたものを作り出せるので、全く恐れることはありません。 時代に即したコンテンツを生み出し続けるためには、新しいメディアの登場に対してどのような
365:「商繁期」よりも「商閑期」にこそ、新たに大きなビジネスチャンスを生む余地がある。[トップリーダーズSelect]
もともと一人のアルバイト学生が、売れない月に貢献しようと立案し、たった3つしか商品が売れず失敗したことから始まったキャンペーンが、いつしか日本中に商習慣として根付いて、いつしか1200億円規模ものビッグマーケットに成長した! 商売をやっていると、売れる月と売れない月のサイクルが生じます。しかし、売れない月に「毎年売れないしね」と言い訳をしている人と、「ここに売れる文化を作りたい」と考えている人とでは、大きな差が生まれてきます。 売れない月、暇な月という「商閑期」に、「こん