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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中… もっと読む
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ… もっと詳しく
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2018年11月の記事一覧

325:過去の成功例を他から引っ張ってきて取り入れても、結局は個性を失っていく。 [トップリーダーズSelect]

日本でどの駅前もどの地方都市も似たり寄ったりで同じような風景になっていくのは、日本の都市開発のやり方が、欧米諸国ではとっくの昔に捨てていた100年以上前の理想的フォーマットを追い続けているからだった! 他者の成功例、他の地域の成功例を見ると、自分たちもそれを取り入れたくなります。そかし、他の成功例は所詮は過去のことであり、それに自分たちを合わせることで個性は無くなっていきます。 「似たようなものばかりだね」と思われる時は大抵、みんなほとんどが過去の成功例に引っ張られている

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324:新社長に就任した直後から、すでに後継者育成の必要性は始まっている。 [トップリーダーズSelect]

父であるお菓子メーカーの2代目社長の急病により、突然3代目に就任してその後に会社を急成長させた新社長が真っ先にやったことは、後継者の指名と自分の引退時期の発表だった! 何らかの理由によって突然世代交代をしなければならなくなった時、「あとで後継者育成をしようと思っていたから、何も引き継ぎができていない」という状態になると、一気に会社は危機に陥ってしまいます。 後継者育成というのは退任直前の仕事ではなく、自分が就任してすぐに始まる仕事です。今から周囲の人たちと一緒に経営者を育

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漫画24:この漫画に学ぶ「極端すぎるドリームマッチメイク」 [漫画発想源]

学びと実践のために「漫画を読む」というのもまた一つの「読書」である! と考えて、漫画作品や漫画関連の話題から発想や企画のヒントを見つけるのが、この「漫画発想源」。 「漫画なんてビジネスに関係ないでしょ」なんて、とんでもない。漫画はその作品の内容から、さらにはその作品の企画自体から、いろんな発想源を見つけることができます。 いろいろな漫画の中から見えてくる、効果的な会社経営のやり方や、PR力を持つ企画の発想などなど。あなたにはここから、どのようなヒントを見つけ出すことがで

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323:本質を徹底的に突き詰めると、売れる相手は特定の顧客層だけではなくなる。 [トップリーダーズSelect]

1日1組の宿泊があればいいほうという廃業寸前の地方の旅館が、思い切って2部屋を潰して高級なユニバーサルデザインルームを作ると、障害者や高齢者以外にも人気を博してその部屋から予約が埋まって行くようになり、予約の取りにくい人気旅館へと変身した! ユニバーサルデザインというのは決して、障害者や高齢者などの弱い立場の人たちのためだけにあるものではありません。一般の人にも使い勝手が良く面倒を取り除いてくれる、そういうデザインのことを指します。 「こんな高額な商品を買う金持ちなんてそ

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[トップリーダーズ通信] 2018年11月号

「トップリーダーズ通信(TR通信)」は、『トップリーダーズ』に関係する諸連絡、新たに始まるコーナーのご紹介、また「発想源」シリーズのコンテンツのご紹介など、学級新聞的にお伝えしていくコミュニケーション記事です。 気楽に読んでいただければと思います。 《トップリーダーズ通信 2018年11月号》 ■「トップリーダーズ×歴史発想源」企画、鋭意準備中! 毎週土曜日に配信している有料メールマガジン『ビジネス発想源 Special』では、歴史から経営やマーケティングのヒントを見

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322:「この企画は怒られるかもしれない」という恐れを突破していく人が成功をつかんでいく。 [トップリーダーズSelect]

昔だったらフジテレビが飛びついて実現していたような「普通だったらこんなことはテレビではやれない」という企画のバラエティ番組を、コンプライアンスがガチガチの今の時代で深夜に放送したら、業界視聴率が高い番組として大きな注目を集めた! 成功をしている人は「これは誰かに怒られるだろうな」というものにも、「面白いからやろう!」「お客さんは求めているからやろう!」と思ったら思い切ってやっています。そういう突破力が成功を生むのです。 「怒られるかもしれないから、おとなしくしよう」という

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321:組織に溜まる膿を「いずれ」出さねばと思うなら、そのタイミングは今その時。 [トップリーダーズSelect]

バブルの傷跡である損失を抱え込んでいても好調な営業でカバーできる、と社内の誰もが楽観視する中、新社長が思い切って財務リストラを敢行して上場以来初の赤字決算へと落ち込んだが、思い切って病巣を取り除いたその断行がその後の大きな発展のきっかけとなった! 「いずれやめよう」「いずれ何とかしよう」と思って抱え続けてきた悪いことは、誤魔化せているようで実は自分たちの体をどんどん蝕んでいっています。「いずれ」が来る前に、取り返しのつかないことになってしまいます。 蓄積された膿をいつかは

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320:「一流」を理解できないような相手のためにコストダウンに苦しむ必要はない。 [トップリーダーズSelect]

世界中の一流のプロたちが使っているほど高い品質を誇る製品を扱う外国の会社が、日本の有名百貨店や大手デパートなどと取引をする際、日本独自の理不尽な商習慣に唖然とし、そこに日本の中小企業が陥る悲運の未来が見えた! 「コストを下げなければ、買ってやらないぞ」という不条理な要求をするバイヤーが日本には多くおり、そういう要求をするのがバイヤーの仕事だと勘違いをしている人もたくさんいます。これが、日本の経済力や技術力を極端に下げている一因です。 これからの時代、「一流」を理解できない

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歴史本17:1000もの事例を集めて最強の事典を作る。 [歴史発想源]

歴史こそ、史上最大の財産! 人類が長きにわたって紡いできた歴史そのものこそ、今に生きる私たちが学ぶべきことができる最も大きな参考資料です。 過去の大勢の人が必死に考え、真剣に実行してきたこと、そして成功し、失敗してきたこと、それらの経験を学べる位置に、私たちはいます。 国家経営、流通貿易、芸術創作などあらゆる歴史は、現代の経営者やクリエイターたちにたくさんのことを教えてくれます。 「歴史本の棚」は、大の読書嫌いの主宰・弘中勝でも読むことができた歴史本の中から、皆さんに

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319:他社よりもはるかに厳しい審査基準を取り入れることで、他社よりも成長する。 [トップリーダーズSelect]

もともと安全性は高いレベルだった交通会社が、独自にあまりにもハイレベルな有責事故のカウント方法を取り入れたたところ、当初はそのハードルの高さからある程度の数値が出てしまったが、そのうち社員たちの意識は大きく変わり、大きく信頼される会社に成長した! 他社を圧倒する高みにまで成長するのだとしたら、他社よりもハイレベルな基準を取り入れるのが一番です。他社では普通と言われることが自分たちではNGだというぐらいの厳しい基準があれば、自分たちは他社よりも圧倒的に成長できます。 他社の

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318:プロになったからといって、日々の研鑽を怠っている時点でプロではない。 [トップリーダーズSelect]

プロ野球で華々しい記録を打ち立てた選手が、引退後に中学生の硬式野球チームの監督となった時、これまでの長い野球人生の中で一度も考えたこともない、調べたこともないような難問を中学生がぶつけてきた! 資格を取った時点、入社した時点で「自分はプロだ」と思い込み、それだけでずっと食っていけると思っている人が多いですが、常に研鑽をすることを怠っているような人は、とてもプロの仕事ができるとは言えません。 自分たちの業界の中で「プロの仕事とはどういうレベルの仕事なのか」を考えた時、どの水

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317:「売れ方のコントロール」ができる人間が、その後の会社を大きく発展させる。 [トップリーダーズSelect]

社内の誰もが見向きもしなかった存在だったタレントを、担当者でもない一介の社員が自分の感性を信じて勝手に業界に売り込んでいった結果、誰もが知る大人気の大御所タレントへとのし上がって事務所は大きく発展した! 目先の利益を取ろうとすると、その目先の利益だけとった仕事のせいでその後に大きな仕事を獲得することに弊害が起きることは多々あります。また目先の利益にならないからと捨てた仕事のせいで、その後に大きく発展するチャンスを失ったというケースも多く見ます。 これからのビジネスマンにと

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[ニッチな本棚]07:映す側と映される側の両方からの視点

書店には「売れやすい本」ばかりが並ぶので、本の内容はどれを見ても定番・ベタ・鉄板のテーマばかり。 そんな中、「よくこんなテーマで出版しようと思ったな!」と思えるような「ニッチなテーマ」に迫る本に出会うことがあります。 そんな「ニッチ」なテーマの内容の本を取り上げるのが、この「ニッチな本棚」のコーナー。 ニッチなジャンルの本を知ることで、専門分野やPRしにくい話などを、どのような切り口で発信できるか、といったヒントが見つかるかもしれません。

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316:「その地域に溶け込む」ことで、その地域でのビジネスチャンスを見つけ出せる。 [トップリーダーズSelect]

長らく市外の役所出身者が何代も市長の座に就いていた市で、半世紀ぶりに民間から地元出身者が市長になった時、市外出身の市長では誰もが気づかなかった姿勢の問題点を、地元出身の市長は普段の生活の中からすぐに見つけ出せた! 新規市場に進出した時に、「その地域に溶け込む」ことを軽視して、東京本社からの指示だけで現場を動かそうとし、現場の人間が数年でコロコロ変わるような体制を取っていると、あっけなく撤退の危機に陥ります。 「その地域に溶け込む」ことがない人たちによる製品やサービスをいく

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