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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中… もっと読む
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ… もっと詳しく
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2018年7月の記事一覧

273:地道な作業や鍛練は、金額に換算して成長を明快にイメージできるようにする。 [トップリーダーズSelect]

「1cmの修正が1000万円だと思ってやれ」とコーチに言われたプロ野球選手が、それを意識しながら練習してフォームに10cmの修正がかかった頃、実際に給料も約1億円ぐらい跳ね上がった! 下積み時代や、新事業のテストマーケティング時代は、いろいろなことを地道にコツコツとやり続けなければならないもので、不安や退屈などでネガティブな気持ちになりがちです。 そこで「これぐらいやるごとに、何万円だというつもりでやろう」と、金額換算すれば成長をイメージできます。自分たちの仕事のあらゆる

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272:「仕事の正装」にこだわることで、お客様に安心感を与え、自分たちも緊張感を持つ。 [トップリーダーズSelect]

地方の商店街の小さな青果店であっても、金ボタンのついた白のコックコートを身にまとうことで、商品はお客様から絶大な人気を集めて全国の催事で求められるほど有名になっていった! お客様にとっては、販売する人たちの印象やイメージも商品の要素の一つです。いくら素晴らしい商品でも、作る人や売る人がヨレヨレの汚い作業着を着ていたり統一感のない私服を着ていたりしたら、お客様は商品に対しても幻滅してしまいます。 自社にとって「正装」とは何でしょうか。お客様にも安心感を与え、自分たちも常に緊

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[トップリーダーズ通信] 2018年7月号

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271:共感できないライバル他社の主張を明確に整理して、自社の信念を再認識する。 [トップリーダーズSelect]

偽物が簡単に本物になってしまう今の裁判制度の筆跡鑑定の仕組みの中で、難事件を次々に覆してきた筆跡鑑定の第一人者が、裁判で最も時間をかけることは、筆跡鑑定よりももっと前の段階の作業だった! すごく売れている同業他社のことを「ああいう売り方は好きじゃない」「ああいう商売はやりたくない」と社長が言っても、社員たちは「それはただの負け惜しみなんじゃないのか?」と思ってしまうだけです。感情論だけでは人はついてきません。 「ああいう売り方」「ああいう商売」ということを明確に伝えるため

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270:お客様の要望よりも、自分たちの都合を優先してサービスを考えていないか。[トップリーダーズSelect]

自分たちの都合ではなく、お客様の都合に合わせて仕組みを変えてみたら、地方にありながら全国トップクラスの人数の卒業生を送り出す大人気の自動車運転教習所へと変貌していった! お客様からの要望に対して「それはできません」「それは無理です」と答えるのは誰でもできます。しかしその根拠は、果たしてお客様のためでしょうか、それとも自分たちの都合のためでしょうか。 それが「自分たちの都合を優先させるためであってお客様のためではない」ということであれば、それが業界の旧来の常識であっても疑っ

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[ニッチな本棚]03:日本人なら当たり前だと思っているマーケットの意外な真実

書店には「売れやすい本」ばかりが並ぶので、本の内容はどれを見ても定番・ベタ・鉄板のテーマばかり。 そんな中、「よくこんなテーマで出版しようと思ったな!」と思えるような「ニッチなテーマ」に迫る本に出会うことがあります。 そんな「ニッチ」なテーマの内容の本を取り上げるのが、この「ニッチな本棚」のコーナー。 ニッチなジャンルの本を知ることで、専門分野やPRしにくい話などを、どのような切り口で発信できるか、といったヒントが見つかるかもしれません。 ■03:日本人なら当たり前だ

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269:1行で説明できないような企画や商品はヒットしない。1行で短く説明できるか。[トップリーダーズSelect]

大抜擢を受けた若きプロデューサーが、企画書で一言で言い表わせるコンセプトの番組を生み出したところ、深夜帯にも関わらず20%台の視聴率を叩き出すほどの大人気番組へと成長した! その商品や企画のことを、企画者や制作者が一言で言い表せず、ダラダラと長い表現を使ってしまうものは、成功しません。取り組んでいる本人たちがまずその商品や企画のことをよく分かっていないからです。 一言で説明できないことは、相手に伝えることができません。だから良い企画を作ろうと思ったら、まずは一言で表現でき

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268:自社の商品の存在意義がきちんと把握できていることが、PR戦略の前提。 [トップリーダーズ Select]

入場者数がどん底まで落ちた地方の弱小動物園が、来場者たちが動物にどのようなことを求めているのかという原点に立ち返ってその見せ方を工夫していったところ、そのどん底から一気に駆け上がって国内一となる快挙を成し遂げた! 「自分たちの商品の存在意義は何なのか」「自分たちのお店の存在意義は何なのか」ということが分かっていないと、お客様は寄ってきませんし、「お客様が寄ってこないからプレスリリースで何とかPRできないか」と相談してもプレスリリースに書くことすら分かりません。 自分たちの

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267:ちょっと手を加えただけのものが、全体の雰囲気を完全に壊してしまう危険性。 [トップリーダーズSelect]

3年をかけてお客様のために作り上げた空間が、ちょっとした工事が原因で完全に雰囲気をぶち壊してしまい、その苦い経験から「雰囲気づくり」を街全体に応用したら、爆発的に注目を集め日本中から観光客が集まる観光地へと変貌した! ちょっと何か新鮮味を加えようとか、ちょっと個性を出してみようと考えてつい追加してみたものが、全体の雰囲気を損ねてしまい、それだけで売上が立たなくなってしまうということはよくあります。 ちょっとしたアクセントのつもりが、全体の分かりやすさを壊して難解なものにし

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漫画20:この漫画に学ぶ「立場を逆転させる設定の考え方」 [漫画発想源]

学びと実践のために「漫画を読む」というのもまた一つの「読書」である! と考えて、漫画作品や漫画関連の話題から発想や企画のヒントを見つけるのが、この「漫画発想源」。 「漫画なんてビジネスに関係ないでしょ」なんて、とんでもない。漫画はその作品の内容から、さらにはその作品の企画自体から、いろんな発想源を見つけることができます。 いろいろな漫画の中から見えてくる、効果的な会社経営のやり方や、PR力を持つ企画の発想などなど。あなたにはここから、どのようなヒントを見つけ出すことがで

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266:相手から話を聞く時は、全体を貫く一本の軸を決めて伝えることから始める。 [トップリーダーズSelect]

人気番組のインタビューはその番組収録の中でゲストにぶつける質問を作るために、膨大な資料を読み込んでから一つの軸を作り上げることで、視聴者にも分かりやすい質問を次々に産むことができていた! 人に会って話を聞く際に、なんでも聞いておけと闇雲に質問をぶつけていくだけでは、お互いにとって時間の無駄です。「ちょっと話だけでも」と寄ってくる人から、ただ長々と話されているだけでは、貴重な時間を浪費してしまいます。 人の話を聞く時や質問をする時には、まずは「軸」を持っておくことが大事で、

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265:当然の仕様、業界の常識の向こうに、大きなビジネスチャンスは眠っている。[トップリーダーズSelect]

時代の流れに取り残されて50年以上の経験を埋もれさせていた老齢の職人たちが、大量生産時代に当たり前になってしまった文房具の仕様の常識を覆す商品を作ってみたら、SNS世代の若者たちの間で爆発的に拡散されて大量の注文が舞い込むようになり、時代遅れの会社は瞬く間に復活した! 「それは仕様です」という言葉で断ればそれで仕事は終わり、と思っている担当者がとてもたくさんいます。そこで「仕様はそうだから、この仕様をもっと変えられないか」と考えられるかどうかで、その会社の未来は変わります。

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264:本当に良い商品、本当に良い店ならば「正しい表現力」で伝えるだけでいい。[トップリーダーズSelect]

世界的な表現のプロの目から見ると、テレビ番組のグルメレポーターや、雑誌やブログの飲食店のレビュー記事の大半が、「美味しさ」を正確に表現できておらず、何かを伝えたつもりが何も伝わっていない文章の羅列に過ぎなかった! 「厳選した食材」「こだわりの調理法」「隠れ家的なお店」など、多くのお店が使っている「ベタな表現」があります。このベタな表現を使ってしまうと、いくら厳選しようがこだわっていようが、その辺にありふれた店と同じように見えてしまい埋没してしまいます。 本当に良い商品、本

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歴史本13:複数の訓戒を「かるた調」「いろは歌調」にして伝える [歴史本の棚]

歴史こそ、史上最大の財産! 人類が長きにわたって紡いできた歴史そのものこそ、今に生きる私たちが学ぶべきことができる最も大きな参考資料です。 過去の大勢の人が必死に考え、真剣に実行してきたこと、そして成功し、失敗してきたこと、それらの経験を学べる位置に、私たちはいます。 国家経営、流通貿易、芸術創作などあらゆる歴史は、現代の経営者やクリエイターたちにたくさんのことを教えてくれます。 「歴史本の棚」は、大の読書嫌いの主宰・弘中勝でも読むことができた歴史本の中から、皆さんに

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