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自己紹介、競馬と私の20数年間

競馬は人生。不確実な情報を集め、正しいと思われる判断を導き出す。不確実性の時代を生きるのと、競馬予想は何だか似ている。

子どもが産まれ、外出自粛もあり、毎週競馬を観るようになり、そこに待ちに待ったウマ娘がリリース、中学時代ぶりに競馬にドハマりしています。

大人になり改めて競馬を楽しんでいると、人生に通じる学びがありました。

そんな競馬の楽しさや学びを共有していきたいと思っています。

競馬との出会い

いちばん古い競馬の記憶は、1998年の天皇賞(秋)、沈黙の日曜日です。

競馬好き一家で、毎週日曜日のおやつ時はテレビで競馬が流れている家で育ちました。

それまではなんだか毎週やってるな、くらいの記憶しか無いのですが、この日は違いました。

スタートから他馬を突放して凄い馬がいるなと思ったら、突然競走を中止し、両親が大騒ぎしていていたのを覚えています。

その後、その馬が安楽死になったと聞いて、なんて厳しい世界なんだと思ったことが今も鮮明に記憶に残っています。

サイレンススズカ、いま観ても心にくるものがある。。。ウマ娘のアニメも泣いた。

そこから競馬に興味を持ち、ダビスタやウイニングポストといった競馬ゲームにのめり込み、親や学校の先生やネットに毎週予想を公開し、当たっては悦に浸る、そんな中学時代を過ごしていました。

サイレンススズカの影響からか、逃げ馬が大好きで、逃げ馬が穴をあけるたび喜んでいました。

2001年の天皇賞(春)も思い出深いレース、屈腱炎明けのセイウンスカイの単勝が22倍もついていて、なんてオイシイんだと思ったけど結果は。。。世の中そんなに甘く無いことを知りました

ウマ娘のセイちゃんの飄々としたお姿が大好きです。

人生に通じる競馬での学び

その後、高校、大学、社会人と競馬は観続けていましたが、毎週のようにレースを追うことはなく、競馬場に行った時やGⅠだけ予想したりといった感じで楽しんでいました。

しかし、子どもが産まれ家にいる時間が増え、また毎週競馬を楽しむようになりました。そこで、中学時代には感じることの無かった人生に通じる学びを感じ、再び競馬にドハマりしました。

ここでは、いまの自分の生き方の軸になりつつある、競馬での学びを2つ書きます。


1つめは多様性の大切さです。

子どもに立派に育って欲しいというのは、全て親の願いだと思います。では、どのように子育てをするのが良いのか。

競馬を観ていると、血統など生まれ持っての性質に逆らうのは困難で、産まれ持っての強み弱みを誰でも持っていると感じます。

子どもを立派に育てたいのであれば、子どもの個性にあったレース選びとそれに向けた育成という、多様性の考え方が大事だなと、競馬の予想をしながらわが子の将来に想いをはせたりしています。


2つめはたくさんの人の努力により世界は良くなっているということです。

最近では、医療技術やトレーニングが発達し、サイレンススズカのような予後不良になる馬や、セイウンスカイのような屈腱炎を発症する馬もめっきり減ったと感じます。また、それに伴って競走馬のレベルもどんどん上がっていると感じます。

世界は悪くなっている、という風潮の考えもありますが、競馬を観ていると、世界はたくさんの人の努力で確実に進歩して良くなっていると感じます。

それと同時に、自分も次の世代のために世界を良くする努力をしなければなと、外れ馬券を見つめながら思ったりします。

この考え方は最近読んだFACT FULNESSという本の影響もあるかもしれません。


この他にも、日々色々な気づきがあります。その辺りを今後、書き残していければと思っています。

競馬を楽しもう

競馬に再びドハマりし、中学時代は出来なかった馬券購入も満喫中です。
競馬はギャンブルなので、お金を儲けるという観点も楽しみの1つ、自分の判断の正しさにお金が返ってくるのは快感です。

また、自分でいうところのセイウンスカイの天皇賞(春)のように、そこから生まれる学びも沢山あると感じます。

でも、胴元が一番儲かるのがギャンブルなので、そこに固執し過ぎるのは良くないと自分を戒める日々です。

なにより、無茶なギャンブルをしていると家族に白い目で見られます。

ということで、儲かるレース予想はその道のプロの方々にお任せして、競馬の楽しさや学びを共有したいと思っていますので、よろしくお願いします。

毎週こんなにも熱狂する楽しいコンテンツを提供して下さるJRAや競馬関係者の皆様には感謝です。また、競馬場で盛り上がれる日が待ち遠しい。。。


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