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ミニマリズムは猫に学べ!

特別、動物好きではないのですが、時々ふと動物を見て癒されることがあります。今回は「ネコ様」を観察してて思いつきました。「ミニマリズムは猫に学べ!」


猫を飼ったこともなければ、それほど猫のことについて詳しくない、はっきりいって「猫素人」のわたしですが、でもそれでも書きたいと思います。


きっかけは、先日のこの発言。

普段、猫を道端で見かけるようなことはなかったんですが、先日の旅行先で、街中に至るところに「ネコ様」がいらっしゃるではありませんか。石造の街の中に溶け込むように、居座るネコ様達。


人間に怯えるようなこともなく、自由気ままに熱い日差しの中、日差しを避けるように、日陰で身体を横たえて涼む姿に、観光客は少なからず癒しをもらったと思います。わたしも癒しをもらった一人ですw


特に何かをしているわけでもなく、野良猫のような気もするんですけど、実はそうではなくて、とある教会でネコ様達はエサをもらっているのを見かけました。


まぁ、生きているというよりは、誰かのサポート、街のサポートをもらって生かされていると言った方が正しいかもしれません。それでも自由気ままに生きているのは、その通り。


でもですね。


そのネコ様の生き様が、もしかしたらミニマリズムに通じるのかもしれないなと思った次第です。


必要最低限のことしか、しない


この地にいるネコ様を見ていると、自分で食べ物を求めて彷徨い歩いているわけでもないし、殺伐としているわけでもない。


誰かから食い扶持をもらって、その糧で生きている。まあ、人間がネコ様の面倒や、世話をしていると言ったらそれまでですが、でも、「そういう状況になっている」というのが、上手い戦略です。


暑い夏は動き回るだけで、疲れるし、気が滅入るし、それは人間でも感じること。同じ哺乳類であると考えたらネコ様もこの暑さは相当にこたえているはずです。


つまりは食事をする以外は特に何かをしているようには見えない。食べて寝て、横になって、厳しい暑さをやり過ごす。まあ、夜になったら何をしているのかは、わかりませんけどね。


側から見ていると「必要最低限のことしかしてない」ように見えますね。


何も持ってない。


どこかに特定の寝床を持っているわけでもないし、何か道具を持っているわけでもない。そう考えたら、ネコ様はミニマリストじゃないですか。


そうなんです。


まぁ、人間の生態と猫の生態は全然違うので、同列に語るのには無理があるかもしれませんが、それでも気になる存在です。


徒手空拳で、街に住んでいる。ただそれだけです。身一つで住んでいるだけです。モノを持ってないという意味では、これはミニマリストと言わずしてなんと言いますか。


ブレない強さ


彼らもこのライフスタイルを変えようというか、変えるつもりは無いように思います。まぁ、明日いきなり立って歩くこともなければ、話し始めることもないと思うので、彼らは、彼らなりのスタイルを貫くのがいいと思います。


自分軸というか、自我というか、しっかり持っているので、割とこのままの生活を続けていくものと思います。


昼がえってわたし達のライフスタイルを考えてみると「周りに影響されやすい」というところが、大きな違いではなかろうか。そう思うと、ブレない強さは、見習うべきところがあるんじゃないかなと思います。


まとめ


わたし達人間は便利さを求めるあまり、モノに頼らざるを得ない生活を余儀なくされています。人間とネコ様はライフスタイルが違うので、一概に同じとみることはできませんが、それでも、ミニマムライフは、彼らから学ぶことがある気がします。


モノは持たなくても、のんびりと、毎日を自由気ままに暮らす。ミニマリズムの王道は、もしかしたらネコ様から学ぶのが、近道かもしれませんね。


それでは、また。


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