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形がないところからお客様のためになる研修を考え続ける- 社員インタビュー #6

株式会社ウィル・シード
私たちは、子ども向けの体感型教育で創業し、企業における人材開発(Human Resource Development)支援へとテーマを広げ成長してきました。
ウィル・シードでは一緒に働く仲間を募集しています。社員インタビューでは若手からマネージャーまで、様々な社員をご紹介していきます。
国内人材育成事業(HRD事業部)◆
新入社員に対するビジネスマナー研修やマネージャー向け研修など、幅広いコンテンツを国内の大手企業向けに開発、提供しています。
グローバル人材育成事業(GHRD事業部)◆
国内のみならずグローバルで活躍できる社員を育成することを目的に、国内大手企業に対してコンテンツを開発、提供しています。         
学校教育事業
教育機関や企業の協力のもと、体感型アクティビティやフィールドワークを伴うプログラム等を小・中・高・大学生向けに提供しています。

今回は、2005年に中途社員としてウィル・シードに入社し、HRD事業部設計で15年活躍してきた社員に、設計の仕事の内容や魅力、こだわりについてお話を聞かせていただきました!

1. なぜウィルシードに

学校の先生になりたいと思っていましたが、社会に出てからがいいなと考えて、IT系の会社に就職しSIerをやっていました。

その後、教育フィールドに戻りたいという想いが強まり、転職活動を始めました。ウィル・シードは、ウィル・シードの研修を受けたことがある先輩に紹介されたのをきっかけで知りましたね。入社してからはHRDの設計業務一筋で15年間やっています。

2. 設計の仕事内容    

...設計はどのタイミングから仕事に関わるのでしょうか?

私たち設計の仕事は、担当する案件が決まる”アサイン”というタイミングからスタートします。

営業が、企業の人事の方に営業活動する際に、誰に、どんなテーマで、どういったプログラムを提供するのか、お客様の課題に合わせて提案します。ですので、プログラム上の最初の企画者は営業職ですね。もちろん提案活動中に相談をもらうこともあるので、設計が企画段階に関わっている場合もあります。

そして営業が案件をとってきた後、例えば、2か月先にこういう案件が行われる予定なので、設計の誰々をここにアサインしたいですという形で話がきます。この時に、自分の担当案件がわかり、担当の営業に企業の状況を聞いてお仕事スタートです。

アサイン自体は設計部のマネージャーとリーダーが検討して決めるようになります。

…営業と設計の仕事の境目はあるんですか?

わかりやすく言えば、営業は「お客様に対する提案やプレゼンを行うこと」、設計は「研修の教材やスライドの作成、研修に登壇してくださる講師への説明」という違いがあります。一方で、協働する部分も多々あるので、グレーゾーンな部分も多いですね。

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...ということは、設計はお客様とコミュニケーションをとる機会はないのでしょうか?

そんなことはないです。提案活動中に営業に相談されて同行することもありますし、いざ設計するにも、お客様に聞かないとわからないことがあります。そういう時は営業を通じて聞くこともありますし、自らお電話し直接コミュニケーションをとることもあります。

ちなみに、設計の仕事は「2月の案件はこれです」と月単位でアサインされるのですが、同じ企業を継続的に任されることが多いので、営業だけでなく設計もお客様のことを知っていくことができます。

...営業と協働する上で心掛けていることはありますか?

設計はアサインから仕事が生まれるので、待ちの姿勢が生まれがちなんですけど、そうならないようにしています。以前上司に「営業からこの設計にやってもらいたいと指名されるようになれ」と言われたことが心に残っていて、待つのではなく自分から営業に聞くようにしていますね。

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...1回きりの研修が多いと思うのですが、その1回でいい研修を作るために心がけていることはありますか?

業務において常に心がけていることとしては「相手をよく知る」ことですね。1回きりでいかにいいものを出せるか、というところに掛けているわけなので、そこに集まる人たちのことを「知る」ことを大切にしています。

具体的には、その人達は普段どんな業務をしていて、どういうチームで仕事をしているのかを調べます。相手のことを知るためにはその業界のこと、会社のことから知ることが重要だと考えています。

3.印象に残っている案件

…印象に残っている案件があれば教えてください。

S社の若手2・3年目の研修を作った時のことです。技術系の部署の人たちで、技術を突き詰めることが好きな人が多いんですけど、今ある仕事に入りこむだけではなくて、会社で何を成し遂げたいのかという長期的なことを考えて、視野を広げたり自立的に動けるようになってほしいという要望でした。

その時は、受講者にどんなニーズがあるのか、どんな反応が返ってくるのか全く想像できなかったんですよね。そうして、やるにはやるけれど受講者たちがのってきていないというのが伝わってきました。プログラム面で改善するところもあったのですが、受講者にその会社の想いを伝えきれていなくて、場がセットされていなかったというのも原因としてありました。

私たちはただプログラムの内容を組み立てるのがお仕事なのではなく、場づくりをやっているんですよね。その後、受講者に想いが伝わるよう「こんなメッセージにするとこの研修の位置づけや意義が伝わるのではないか」と人事の方に提案したり、ディスカッションを重ねながら最後には受講者に伝わる場が作れました。

私自身も思い入れがあったので「私は第2の創業者を作るつもりでやっています!」という意気込みを話したりもして、思い出の研修です。

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4. 設計一筋15年

…15年間設計のお仕事を続けている理由について教えてください。

楽しいから続けています(笑)

設計が面白いと思うところは、テーマやコンセプトしかない、何もないところから、研修という場を作ることです。何もないところから組み上げていく感じが好きなんですよね。最初は、営業からもらった要件定義書の情報から研修を組み立てていくんですけど、私の中では立体的になっていくイメージがあって、その過程がすごく楽しいです。そして、実際にその研修を受けた人の反応を見て、職場に戻ってから何か変化を起こしてもらえそうだなと思えた時にやりがいを感じますね。

…将来はどんな仕事をしてみたいですか?

今は、全社に関わる仕事をすることが多くなってきているんですね。なのでいろいろ広くやりたいという想いはありますね。

例えば、いまは異業種のプロジェクトを担当しています。4社から集まった人がチームを組んで、東北の社会起業家の人たちにプランを提案し、最終的にはその考えたことを一緒に実践するというものです。そこから、社会課題に対して、自分がもっとやれることはないかということを模索し始めるようになりました。

私自身も東北プロボノプロジェクト2020というものに、参加者として参画しています。こんなことしてみたい、という意思に、じゃあやってみなよと言ってくれ、機会も与えてくれるのでウィル・シードで働いていてよかったと思いますね。


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