推しとの出会い_1
思いがけず、
推しと結婚できました💍
※個人を特定できる情報以外は、
全てノンフィクションです。
彼と私の出会いは10年前に遡る。
大嵐の日だったことを
今でもよく覚えてる。
当時、大学生だった私は、全力で推し活をしていた。(推し活なんて言葉は存在しなかった時代)
そこそこ売れていた某若手俳優に夢中で、よく言えば熱心なファン、悪く言えばストーカーまがいの行動を繰り返し、推し活中心の日常を送っていた。
そんなある日
界隈の友人から、「うちの推しが出演する舞台に付き添いで来て欲しい」と、声をかけられた。
受け取ったフライヤーに目を通すと、
なんとA4用紙全面が男たちの顔で埋め尽くされていたのだ。フライヤーが顔面で埋まるくらい若い男が集う作品らしい。
誰一人出演者を知らず、、
特に好みの顔も見当たらず、、
迎えた当日は、土砂降りの雨。
冷やかし程度の気持ちだった私は、行くことを諦めようとすら思った。
が、友人を1人にさせることもできず、
会場に向かう。
正直、内容は全く覚えていない()
ただ、会場に溢れんばかりのイケメンたちが、舞台の上に並んでいたことだけは覚えている。
動きのひとつひとつが美しくて、
華やかで目で追っていた。
そんなあなたの助手席で、
今日も一緒に買い物へ行きます。
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