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なんのため?

本当のわたしはどうしたい?何をしたいの?
を考えさせられる出来事が相次いでます。

・・・宇宙の采配がきてますよ

と書き記すと、

え、スピリチュアル・・・
頭おかしいんじゃない?

と嫌な気持ちになる人もいるでしょう。
そう感じたかたは、どうぞこのページから違うところへと
ささっと移動してくださいね。


今のわたしの働き方

時短勤務

今年の4月に仕事に復帰。

学校に行かない長男は3年生
新一年生の次男
そして三男は2歳

私は短時間勤務を選びました。
選んだのは一昨年の12月ごろだったかな。
復帰を決めた後に
私が入院したりと色々あったのですが。

この働き方を選んだ主な理由は
子供の成長を感じる時間を減らしたくなかったからです。

長男、次男のときは1年くらいでみんな復帰していたから、
それ以外の選択肢を選ぶ、という考えがありませんでした。

しかし、一番成長する期間を見ていないということに気が付き
三男の時は2年とろう!と思ったのです。

そうして取った育休1年目。
長男は小学校に入学。
と同時に学校に行き渋るようになり、
年明け早々「もう学校に行かない!」宣言。
せっかく育休を取っているのだから、
我が子のための時間をしっかりと作ろうと思いました。

長男が2年生の時
学校には週1回行くか行かないか、という感じでの登校でした
全く外の世界に出ないのは嫌だったので、
子どもの興味のあること、ちょっとした遠出など
いろいろなことをやりました。

その中で色んな人に出会い、

学校以外でも「信頼できる人」がそばにいることの重要さを知り
なんでもやっていい(挑戦してもいい)と思える環境があることで
私も子どもたちものびのびと過ごせることを確信し
自分の「余白」を作ることで、子供に対する接し方がガラリと変わる経験をしました、。


実際、この2年間、長男は学校には行かないけれど、
マルシェ出店のお手伝いの際に見知らぬ人に声かけしたり
自分なりの「売れる」レイアウトで野菜を並べたり
自分よりも幼い子への接し方が上手にできるようになったり
大人にも臆せずに自分の意見を言えるようになったり
ここには書き切れないほどの成長をしています。

生き生きとやりたいことに取り組んで、
「生きる力」を付けたんだと思うんです。

そういう我が子の成長を目の当たりにして
フルタイムで働く、という選択肢はなくなりました。

実際には・・・

いざ復帰!!とドキドキしながら2年ぶりの職場へ。
待っていたのはあまり「理解されない」現実でした。

私が働いている10年少し、時短勤務の方は1人しか出会いませんでした。
それほど、「時短勤務」が浸透しない職場。
だから、私が時短勤務といっても仕事内容はフルタイムとほとんど変わりません。

出勤してから退勤までの間、
「自分だけで行う仕事」をやる時間はほぼ皆無。
だから、退勤時間後に「残業」をします。

・・・でもそれって矛盾。
「我が子のため」に時短勤務を選んだのに
時短になってないんです。
業務的に人手が足りなければ、残ったりしますよ。
チームで動いているから。

でも、ちがうんです。
時短勤務だから、13時以降の仕事に楽しそうなこと(レクレーションの時間とか)があっても、
13時過ぎたら終わり。
私の仕事の時間は終わり。
その考えでやってきました。

職場の方から言われたこと

うーん・・・今の仕事は
やりたいことも結構できるから、恵まれているんだけど
なんかなぁ・・・と思っていた時
職場の方から「ちょっと話があるから」と呼ばれました。

・・・え?なに?

と不安になりながらもついていった先で
「なんで復帰したの?何かしたいの?」
と言われました。

・・・え?なに?

バクバクした鼓動を感じつつ話を聞くと

・長男が学校に行ってない状況で、なぜもう一年育休取らなかったのか
・自分の子のことを考えたら、取った方が良いと思う
・現状、チームの一員であるのに常にはいないから、
打ち合わせをする時に私のことを考えないで仕事の相談をすることが増えてきた。それが悲しい。
・チームでやっているから、お互いに助け合うことが必要であって
 自分一人の考えで動かれるのは社会人として違うと思う。
・私ができない(やっていない)仕事は他の人が忙しい中、
 自分の業務に加えてやってあげている。
・なんで過酷な選択肢を選ぶのか
・目先のことばかり考えているのは、他の人にも迷惑だ

というような内容でした。

こう、文字にしてみると、意外と激しめですねw
でも聞いている時は結構冷静に聞けていて。

あ、私と考え方・・・というか捉え方が全く違うんだな、と思いました。
正直「ちっ」とも思いました。
だって、一生懸命に考えて考えた結果の時短復帰だから。

「時短勤務」の捉え方が人それぞれなんだなっていうのを知ることができた良い機会でした。
バックグラウンドが違うから、私のしていることは「ダメだ」と思う人もいれば、「いいね」って思う人もいる。

ただただ、それだけです。

このことから みえたこと

世界は狭い 見方も狭い

ずーっと同じ職業を続けていると、一方向からしか物事を見ていないから、
違う方法でやってきた人が出てくると
「排除」傾向があると思いました。
・・・でも、そうではないですよね。

どんな職業にも「時短勤務」はあるし、認められている。
だからこそ、そういう働き方をする人が現れたときに

限られた時間でどうやっていこうか
どうしたらみんなが気持ちよく働けるのだろうか

と「ある」視点から物事を捉えることが大切だと思います。
初めてのことばかりで、なかなかうまく行かないのは当たり前です。
でも、その「うまくいかなかった」ことから「次にどうしていこうか」と考えて改善していけば良いと思うのです。

でも、残念ながら、今の職場にはそういうことをやれる「余裕」や「余白」はほとんど無いように感じます。

だからこそ。

思い切って選択した時短勤務。

限りある時間の中で
楽しく仕事ができるようにやって行きたい。
新人さんが私の働き方を見て
こういう勤務もできるんだ、と感じて欲しい。


私は

お金のためだけに復帰したんじゃない。
仕事でやっていることにも責任を持って取り組んでいきたい。
だって、好きなこともやらせてもらえているから。

でも、「今」の私には我が子と関わることが最重要。
我が子を犠牲にしてまで働く意味はないと思う。

三男の急な体調不良での欠勤に対応してくれる職場には、本当に感謝しています。
色んな職場がある中で、すごく恵まれている方だとも思っています。

でも「時短勤務」って何か
真剣に考えている人はほとんどいない。

だからこそ、少しずつ私の考えを伝えていって
私も周囲の人も働きやすい環境を創っていけたらなぁと思います。

いくら行動しても職場が変わらなかった時は
そこに私がいる意味はないので
スパッとやめます。
しんどいとことに自分をあわせる必要はないから。

この考えに「いい」も「だめ」もなく
「今」自分がそう感じているだけの事。

相手は「嫌だな」と思うのもOK。決して「だめ」ではないんです。
相手と私は考え方が「違う」だけ。
じゃあ、そこからどうしていく?を決めて行動するだけなんだと思っています。

私の中で、もう少し深掘りしていって
本当に大切にしたいわたしの「想い」を明確にしていきたいと思っています。
そのほうが、相手に伝えるときに伝わりやすいと思うから。

自分が大切にしたいものを
大切にできる生き方

それをしたいなあと思ったのでした。