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スプリットボードに関しての考察

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スプリットボードを検討する⑤

スプリットボードを検討する⑤

ビンディングメーカーの雄、Unionもまた独自のテクノロジーでスプリットボード向けのビンディングをリリースしている。またUnionはRoverというショートスキーのような形状のスノーシュー?もリリースしており実はけっこうバックカントリー系のプロダクトにも力を入れているように思える。
 同社はトラビス・ライス、ブライアン・イグチと2年間に渡り開発してきたプロダクトを満を持してリリースしてきた。金具が

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スプリットボードを検討する④

スプリットボードを検討する④

今回は世界のBurtonのスプリットボード関連のギアを紹介したい。
同社はボードこそ自社のテクノロジーベースだが、その他のプロダクトは他社のテクノロジーをベースとしたものでスプリットボードに必要なギアを揃えている。

バートンジャパンのスプリットボードに関する映像を見つけたので貼り付けておく。

Burton Splitboardsバートンもこれさえあれば大丈夫!のパッケージをリリースしている。2

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スプリットボードを検討する③

スプリットボードを検討する③

今回はVoileのテクノロジーと互換性があるものの登場時から業界を沸かせているSpark R&Dを紹介したい。
同社はアメリカ、モンタナ州ボーズマンを拠点に2006年に創業を開始したビンディング専業メーカーだ。

Spark R&Dについては、Nativeproducts社が日本語のウェブサイトを展開している。

Spark R&D bindingsバインディングのラインアップは、大きく分けてAr

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スプリットボードを検討する②

スプリットボードを検討する②

今回は前回のVoileに続き、同じテクノロジーをベースにしているK2の紹介をしたい。
K2は2015年頃からバックカントリー関連のプロダクトに力を入れていた印象で、総合メーカーであるK2でこそできる「これさえ買えば全部揃う」みたいなパッケージが出されていた。当時のパッケージはkwickerというK2独自のテクノロジーのステップインのブーツとビンディングだった。現在はスプリットボード向けのものはウェ

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スプリットボードを検討する①

スプリットボードを検討する①

正確にはスプリットボード用のビンディングを前回ご紹介した中のメーカーから何にするのか検討したい。

Voile Backcountry ManufacturingVoileは元々スキーのプロダクトを製造していたようだが、スプリットボードとその周辺プロダクトも業界でいち早くリリースした。
アメリカ、ユタ州に本拠地を置き、製品はMade in the Utah, USAだ。路面店でもあまり見かけないせ

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2022年のバックカントリー事情

2022年のバックカントリー事情

2022年3月に6年ぶりにツアーに参加し、衝撃的なことに気がついた。約10人くらいのパーティーでスノーシューは私含め二人だけ!そしてもう一人の方もたまにはスノーシューかなぁと思ってと言っていた。知らぬ間にバックカントリーに出るときはスプリットボードが普通の時代になっていた。

1. スプリットボードの検討6年前でも、Jones SnowboardsやBurton、K2などから販売されていて、その他

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