「もう逃げない」愚直に向き合い続けて獲得した新人賞!
こんにちは!
ウィルゲートの広報です。
先月、2023年度の新人賞の発表がありました!
新人賞とは?
前年度に入社した新卒社員の中から、栄えある一名を選出し表彰しています。
実施する目的はこちらの2つです!
新卒社員それぞれの活躍や想いにフォーカスして称賛するため
受賞者のスタンスや意志をロールモデルとして発信することで、社員の意識やエンゲージメントを上げるため
この新人賞は、新卒社員にとって大きなモチベーションとなり、さらなる成長を促す重要なイベントになります。
今回受賞したのは、7月からセールス支援事業部セールステックコンサルティングユニットのリーダーに就任した生田です。
セールステックコンサルティングは対経営者へのコンサルティングであり、高い視座が求められるため顧客満足度を高めるのは非常に難しいのですが、生田は経営者の高い要望や複雑な要望に対して、プロ意識を持って日々対応しています。しかし、ここに至るまでの1年間の道のりは決して平坦なものではなかったようです。インターンから現在に至るまでの約2年間「もう逃げたら駄目だ…!」と心に決め、ひたむきに努力を積み重ねてきた生田に、話を聞きました。
【プロフィール】
生田 翔大(いくた しょうだい) X:@shodai_willgate
セールス支援事業部 セールステックコンサルティングユニット リーダー
学生時代、ECサイトの運営とSNSの運用代行で起業し、1.5年で事業譲渡。
ウィルゲートで1年間新規事業のインサイドセールスとフィールドセールスのインターンをしたのち、2023年4月に新卒入社。その後は、コンサルティングチームに配属になり、BtoB企業の経営者向けに、セミナーを活用したリードナーチャリングやSNSを活用したリード獲得のコンサルティングを担当。
新人賞へと導く「感謝の気持ちを伝えたい」という想い
ーーこの度は、新人賞の受賞おめでとうございます!
ありがとうございます、素直に嬉しかったです!
インターンから含めて約2年間の感謝の気持ちを全社の前で伝えられるのは、この機会しかないと思っていたので、どうしても取りたい!っていう気持ちがずっとありました。なので、自分が受賞したこと以上に、日々支えてくれている上司や周囲の人たちに向けて、全社の前で感謝を伝えられたことが何より嬉しかったです。
ーー新人賞は新卒で入社したからには獲りたい賞ですしね。
そうですね。入社式に役員陣の前で「新人賞とります!」って宣言してましたし、普段からも上司や周りの人たちに「僕が新人賞とるんで!」って公言してたので(笑)
今回一つ目標が達成できて良かったです!
ーーもともと競争心は強いタイプだったんですか?
割と負けず嫌いかな、いや、割とっていうか、かなり負けず嫌いです(笑)幼い頃から「誰にも負けたくない!」みたいな想いはいつもあって、スポーツとかも結構がむしゃらにやってました。
普段の些細なところでも、実は結構負けず嫌いは出ちゃってて。私歩くのめちゃくちゃ速いんですけど、例えば表参道駅から会社に行くまでの間、誰よりも早く着きたいんですよ(笑)周りの歩いている人たちに対して「絶対負けねえ」って勝手に思いながら、めちゃくちゃ爆速で歩いて抜かすみたいなことをしちゃってるタイプです。
ーーだいぶ負けず嫌いですね(笑)では、今期特に力を入れたことを教えてください。
19期に入ってからは、個人よりチームでしっかり成果を出したいなって思っていたので、チームで成果を出せるように意識して行動していました。また、お客様と適切にコミュニケーションを取りながら双方にとって良い結果を出せるよう顧客折衝能力を高め、お客様の成果をしっかり追っていくことに力を入れました。
ーーお客様とのコミュニケーションの中で心掛けていることはありますか?
一番心掛けていることは、「先方と同じ立場で考え、伝える」ということです。どういうことかというと、コンサルタントってあくまでも第三者という立場なんですが、”第三者”という客観的な視点も持ちつつ、先方の”役員”や”社員”の立場にもなって考える、そしてそれを言葉でも伝えるようにしています。例えば「私が御社の社員だったら、私が御社の役員だったら、こうします、なぜなら・・・」みたいな感じでコミュニケーションをとるように意識しています。
逃げずに向き合うと心に決めた新卒1年目の決意
ーー授賞式では輝かしい成果を聞きましたが、その成果が出るまでにはたくさん苦労もあったと思います。
結構苦労してた時期はありましたね。
特に、お客様とのコミュニケーションには苦労しました。対経営者へのコンサルティングなので、相手が言っていることが理解できない、自分が伝えたいことをうまく伝えられないとか。
去年の春頃、自分から希望して初めて案件を担当したんですが、その案件は自分の力不足によりキックオフミーティングで担当交代になってしまいました。その時は、相手の言っていることが理解できていないのに、そのまま話を続けちゃって、もうずっと話がずれたまま進んでいって収集つかなくなってしまい、担当交代に…。そもそも経営者のことを全然わかっていなかった、経営者に対しての理解度・解像度が低かった、と反省しましたが、その当時はもう絶望でしたね。
ーーそれは悔しいですね。経営者と同じ思考で話すのは難易度が高いと思うんですが、どうやって乗り越えたんですか?
もうとにかく「逃げずに向き合うしかない」って思って、定例ミーティングとかでも、わからないことはわからないって正直に言うようにしました。やっぱりわかったふりをするとその場はしのげるんですが、全然成長しないんですよ。なので、「すみません、今のこれがわからなかったので、教えてもらいたいんですけど…」みたいな感じで、包み隠さず聞いて学んでいくようにしました。
ーーまずは「正しく理解する」ことからはじまったんですね。
あとは、専務の吉岡に「経営者ってどういうYouTubeを見るんですか?」って聞いて、経営者がよく見るYouTubeチャンネルを登録して、通勤時間や寝る前の時間を使って1日2時間ぐらいは見るようにしました。他にも、上場企業の決算資料等を休日に読んで、思考を少しでも経営者に近づけられるように努力しました。経営者が何を考え、どう意思決定してるのかが全然わからなかったので、もう逃げちゃ駄目だなって思って、できることはとにかくやってみました!
ーー経営者がよく見るYouTube、気になります…!
各企業のIR情報を話してるチャンネルとかもありますし、私がよく見ているのは上場企業の経営者が語る「Japan Stock Channel」や、あとは専務の吉岡が企画・出演している「ビジネスおたくチャンネル」ですかね。様々な企業の社長や役員がゲストで出ているのですごく勉強になります。
ーー苦境を乗り越えた今の生田さんは、見ていて純粋に仕事を楽しんでいるなと感じます。
そうですね、今は経営者の方々と話せるっていうのがめちゃくちゃ楽しいです。そもそも自分みたいな若手社員が、上場企業の社長や役員の方々と話せる機会って普通じゃありえないと思っていて。なので、それができるっていうのはすごいありがたいことですし、学びも多く、日々貴重な時間を過ごせてるなって思います。
「素直であれ!」周囲の支えがあって今の自分がある
ーー自身で大事にしている仕事への向き合い方やスタンスはありますか?
一番大事にしてるのは「楽しむ」ことです。仕事って人生の中で結構な時間を占めてると思うんですよ。平日だったら1日24時間のうち10時間とか働いたら、もう1日の半分くらいは仕事をしているので、楽しくなかったらきついなと思ってて。つらくてお金稼ぐより楽しんでお金稼いだ方がいいじゃないですか。それに、お客様に幸せになってほしいと思っても、自分が幸せじゃなかったら他の人のことを心から応援できないと思うんですよ。だからこそ、まずは自分自身が楽しむことを心掛けていますし、意識的に思ってるところではありますね。
もう一つは「モチベーションで仕事をしない」ことです。モチベーションが低いから頑張れない、高いから頑張れるなど、モチベーションに頼って仕事するのはなんか違うかなって思っていて。お客様からお金をもらっている以上、感情に左右されずプロ意識を持って仕事に取り組むことを強く意識しています。
ーーこれからも大事にしていきたいスタンスですね。
あとは、もっと根幹のところでいくと、上司に「嘘とかごまかしとかは絶対にしてはいけない、素直であれ!」っていうのはずっと言われてて。「嘘つかないんだったらいつでも助ける、でも嘘つかれるとかばえないから」って。素直な人の方が成長は早いよとも言われていたので、嘘とかごまかしは絶対しないし、「素直でいること」は大事にしているスタンスかもしれないですね。
ーー心強い上司の存在が生田さんをここまで成長させたのかもしれないですね。
はい、本当に上司からはたくさん成長機会をもらっています。私はコンサルタントのデビューが早かったんですけど、今思えば全然コンサルタントとしてのレベルには達してなかったと思うんですよ。でも「最終責任は俺が取るから、思うようにやってみな!」「何かあっても、生田の失敗なんて余裕でカバーできるから!」って、背中を押してもらったおかげで、他の人よりも早く成長できたなって思いますし、その言葉があったから思い切って色んなことに挑戦できたなって思うので、感謝しています。
ーー「新卒1年目で誰に教わるかで、ビジネスマン人生における考え方が変わる」という社長の名言通りですね。
※詳細は、過去の生田さんの記事をご覧ください!
自分が価値提供できるウィルゲートの事業手札を増やしていきたい
ーー7月からリーダーに就任されて、一段と求められるものは増えたと思いますが、生田さんがこれから挑戦していきたいことを教えてください。
挑戦したいことは、大きく二つあります。
一つ目は、事業のマネジメントです。学生の時に起業をして在学中に事業売却をしたことがあるんですが、その時売却した理由が、自分ではこれ以上事業を大きくできないなって思ったからなんです。もっと事業をみるスキルや才能があれば大きくできたので、自分の力不足で売ることになったのが正直悔しく…。なので、事業を立ち上げてグロースさせることができるような人材になっていきたいと思っています。
二つ目は、お客様に対しての価値提供をウィルゲート全体で最大化できるような動きをしていきたいと思っています。例えば、セールステック事業のお客様に対して自部署のサービスだけを提供して終わりではなく、この課題にはウィルゲートのこのサービスで解決できますよ!みたいなかたちで、”ウィルゲートのどんなサービスでも生田は提案できる状態”になりたいです。
自分が価値提供できるウィルゲートの事業手札を増やして、事業間のシナジーを最大化するような架け橋的な存在になっていきたいっていうイメージですかね。頑張ります!
ーーありがとうございます!これからの生田さんのさらなる活躍を楽しみにしています!
(取材・文/渡邉 編集/松尾 撮影/金)
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