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サラリーマンがお金持ちになるためのステップ(Step.1 副業あるいは高単価労働)

(※この記事は約2000字、読了2分程度の記事となっています。)

前回に引き続き、一介の持たざるサラリーマン、労働収入を得て生活している人間が、どうやったらお金と時間の自由を得られるかについて、語るシリーズ②回目。

お金と時間の自由、という意味では、私も何も成し遂げていない人間なので、単なる私の現在進行形のロードマップの共有という感じです。

このあたりの目標の達成が出来そうであれば、また具体的に更新していきたいと考えています。

今回は、Step.1として具体的に、高収入労働者を目指す方法について語りたいと思います。

ベースとしているのは、言わずと知れた名著『金持ち父さん貧乏父さん』『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』(ロバート・キヨサキ著)です。



■まずは高収入労働者を目指すということ


結論、資産も何も持っていないサラリーマンが、お金持ちになるための第一歩は、まずは高収入労働者になることだと思っています。

労働集約型で高単価の収入を得ることが、その後のビジネスを作るための種銭と時間を生みます。

その上で、持たざるサラリーマンがお金持ちなるためのロードマップとして、次のようなステップを考えています。

Step.1 高収入労働者を目指す(E/S)
Step.2 労働で得た専門性を踏み台にお金持ちを目指す(B/I)

今回は、Step.1(高収入労働者を目指す)の方法として、二つを紹介したいと思います。

① 高給の職種につく
② 副業で収入を最大化する

■①高給の職種につく


高収入労働者を目指す方法の1つ目として、シンプルに、高単価の職種を本業に選ぶという方法です。

1.サラリーマンとして高単価を実現する

労働収入を最大化するもう一つの方法としては、真っ先に、本業の収入を最大化するということが浮かびます。

これには、今よりも少しでも収入の高い職場・業界に移る(転職する)という方法も含みます。

ただし、多くの場合、高給の職種はそれ相応に忙しく、責任も大きいという特徴があります。

この場合には、次のステップにいくべく、副業をして、ビジネスの準備をするという目的のためには妨げになりやすいので、要注意です。

一方で、残業も少なく暇で、給料も悪くない、というホワイト企業は実は存在します。
ただし、これも、こうした企業は学歴レベルや実務経験レベルの大変高い人々の就職先として人気で、狭き門となっているのも事実です。

このあたりは念頭に入れる必要があるでしょう。

2.フリーランスとして高単価を実現する

あるいは、既に何かしらのスキルがあるのであれば、フリーランスとして収入を得ることも選択肢です。

実は、スキルがあるのであれば、フリーランスの方が、サラリーマンよりも手取りが増える場合があります。

理由は、以下の通り。

1.実力に見合った報酬を請求できるから
2.サラリーマンにはない節税ができるから
3.サラリーマンと違い、労働時間が自由で、時間の使い方を最適化できるから

また、同時に、安定したフリーランスとなるために複数の収入源を持つことが大切です。


■②副業で収入を最大化する


2つ目に、サラリーマンとしての収入の他に、副業で収入を得て、本業との合わせ技で、労働収入を最大化しようという方法です。

サラリーマンとしての収入は、一般的に個人の努力に比例して必ずしも大きく増えるものではなく、また出世をするための労力は大変負荷が高いだけでなく、それに見合った給料アップが望みにくい、という特徴があります。

ですので、お金を稼ぐという目的に対しては、収入源を複数持つ方が効率よいと考えます。

たとえば、私の所属する監査法人の業界でも、最上位職階に上り詰めたとしても、せいぜい年収1500万円程度です。もちろん、その後の活躍で更に上がることがありますが、そもそも最上位職階に行ける人が一握り。

その前で打ち止めになるのが大半であるのに、昇進に比例して、多忙さや責任の大きさと給料が全く見合ってるとは思えません。

おそらく、多くの業界がこれに近いのではないでしょうか。

これでは、家族がいるような場合には、時間的な自由を得られるほどの資産を持つことは難しいでしょう。

■ビジネスや副業選びの視点

副業は、個人の趣向や適性に合わせて、なんでもいいと思っていますが、いくつかポイントはあります。

1.レバレッジが効く
2.ストック型である

順番に説明します。

1.レバレッジ

ここでいうレバレッジとは、収入が、投下した時間に対して、指数関数的にに増える効果のあることを言っています。

これにはいろんなレバレッジのかかり方があります。

たとえば、

自分がいまやっている本業と、新たに行う副業をかけ合わせれば、相乗効果でより大きな収益に結びつきやすいという、レバレッジがあります。

(例)
本業の専門性を活かして行うコンテンツビジネス、コーチング、情報発信など

また、副業単体で、レバレッジをかけられるケースもあります。

(例)
投資や投機(株式FXトレーダー)、せどり、アフィリエイトなど

投資や投機は複利運用ができたり、証拠金に対するレバレッジがかけられるし、

せどりは、増えた収入に応じて仕入れを増やしたり、より高利回りの商品に鞍替えしたりすることができるし、

アフィリエイトは、一回の労力で、インターネットやSEOの力を利用して、多数の客にリーチできます。

2.ストック型

ストック型とはなんでしょうか?
収入の発生源として、

・ストック型
・フロー型

という分類ができます。何かというと、以下のような感じです。

■ストック型
ある種の資産を持ち、その資産から収益が生まれる仕組み
(例)商品販売、不動産賃貸料、株式配当、アフィリエイト、コンテンツ販売、Youtube、音声配信など

■フロー型
サービス提供、作業、時間労働に対して、対応する収入を得る仕組み(基本的に時間単価)
(例)サラリーマンの給料、アルバイト、サービス提供などによる時間単価報酬

実は、ストック型は1.で説明したレバレッジの効果があります。

たとえば、Youtubeは動画コンテンツ作成の作業量に対して、その公開後、多数のアクセスによって、広告収入が自動で生まれる仕組みとなっています。

収入を生みだす資産を作り出すまでの労力がかかりますが、その一回の労力に対する報酬は大きくなります。

もちろん、簡単なものではありません。
売るためには、コンテンツ制作のための無収入の時間が必要ですし、興味を持ってもらうためのマーケティングの勉強が必要だったりします。

ただ、これが意味するところは、
ストック型とは、実はビジネスそのものだったりします。

したがって、Bクワドラントへの移行には、ストック型の副業がもっとも最適解となるのが自論です。私の活動もこれが根底にあります。

また、『金持ち父さん貧乏父さん』では、まさにストックビジネスの典型である不動産をもって賃料を得るビジネスが推奨されています。

ただし、これにはそれ相応の種銭が必要となるので、種銭を持つことをこのStep1で主眼に置いています。

ストック型については、ここでは語り切れないので、また別記事を設けたいと思います。

■まとめ


というわけで、持たざる者がお金持ちになるためのStep.1は、まず労働収入を最大化すべき、というお話をしてきました。

まとめると、方法は2つあって、

1.高給の職種につく
2.今の本業を続けながら、副業で収入を最大化する

副業やビジネスの選び方は、

1.レバレッジが効くものがいい
2.ストック型がいい

ということでした。

次回は、I/Bクワドラントへ移行していくためのStep.2(専門性を踏み台にする)を語りたいと思います。

では。

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