見出し画像

noteで「知性の曼荼羅」を作りたい

  • noteを始めた目的の一つである、ダイナミックシステム「知性の曼荼羅」についてご紹介します。

こんにちは。かすとりです。

今年1月にnoteを始め、もうすぐ1か月が経ちます。

最初の自己紹介で、このnoteを始める目的を「仕事と趣味、両方に全力で取り組んでいるので、それに関する色々をご紹介していきたい」と書いていました。

そしてそれは全く嘘ではありませんが、実はもう一つ、noteに託している思いがあるんです。

それはタイトルの通り、「知性の曼荼羅」を構築すること。

「知性の曼荼羅」って?

知性の曼荼羅というのは、私の造語です。
このフレーズだけ聴くと、「知性の曼荼羅?なんかこわっ!」と思われる方もいるかもしれません。しかしご安心ください。
決して怪しい内容ではありません笑。

私は考えること、つまり「思考」が好きです。
この思考をより深めていくために、noteに書くことで日々の思考を言語化・リスト化し、複数の思考の連鎖反応を誘発させやすい状態を作る。
そしてそれにより、複数の思考をより高次で統合する、より普遍的な思考を追い求める。これを達成したい。

言い換えると。
より高次かつ普遍的な思考を追求するために、複数の思考が言語化・リスト化されるとともに、互いの思考が有機的に絡まり合いながら互いをブラッシュアップするよう保たれている状態。
これが「知性の曼荼羅」です。

以下、「知性の曼荼羅」に必要不可欠な要素を整理しておきたいと思います。(自分のためにも)

要素1 個々の思考を言語化する

私たちは、「言語によって」考えています。言語を使わずに思考することはできません。

日々の生活の中で「ふわっとした思考」が通り過ぎていくことってありますよね。ちょっとしたアイデアとか。ある物事を別の視点から見たときの新しい見え方とか。

そういった気付きを、「書く」、つまり「言語化する」という行為によって、より精緻化・明確化できます。抽象的な思考であれば、概念としてよりブラッシュアップすることもできます。言語化によって思考の内容を明確に整理し、規定していくことが可能です。まぁ、平たく言うと頭の整理が出来るというようなことですね。

そしてnoteでそれをすると、自分の投稿として「リスト化」されていく、というところが肝です。蓄積されていくんですよね。これが重要。

言語化することにより、思考を精緻化・明確化する。そして蓄積していく。

要素2 複数の思考を連鎖反応させる

日常生活でもたまに起こるのが、全く違う文脈で考えていたある考え・思考がきっかけとなり、新しい思考が生まれたり、別の思考に対する考察が一気に深まったりするということです。
多分これ、無意識のうちに、一方の思考から抽象化(帰納)した要素を、別の思考に当てはめて考える(演繹)という作業を脳が繰り返し行った結果ではないかと推測しているんですが、これを「note上で思考を明確化、リスト化する」ことでシステムとして再現しようという試みと言えます。

複数の思考が有機的に反応し合うことで新たな思考が生まれたり、既存の思考が深まる

複数の思考を参照し合える状態を作っておくことで、新しい思考の発生や、別の思考の深化が促進されるようにしておくということです。

要素3 複数の思考を貫くより普遍的な思考を探求する

そしてこれが一番大きい要素かもしれません。
私が常に追求したいのは、複数の思考を、より高次な思考で普遍化・一般化するということです。
これ、非常に分かりづらいと思います。

例えば、
思考Ⅰ「Aの土地から穫れた野菜はビタミンが多い。Bの土地から穫れた野菜はミネラルが多い」と、
思考Ⅱ「Aの土地は成分αを、Bの土地は成分βを多く含む」という2つの思考を統合して、
思考X「野菜の栄養素は、その土地の成分に影響を受けるのかもしれない。そして、成分αはビタミンを、成分βはミネラルを含有させる要因となるのではないか」
というより普遍的な思考に結実させる、というイメージです。

複数の思考を、より高次・普遍的な思考に定める

そしてこのためには、「言語化・明確化された思考が複数ある」という要素と、「それがリスト化、つまりパラレルに可視化され、各思考が有機的に活性化し得る状態にある」という要素が必要条件となります。

したがって、「知性の曼荼羅」構築に向けては、noteに思考を書いていくという手法に高い必然性があるということです。

「知性の曼荼羅」構築に向けて大切なこと

以上、「知性の曼荼羅」構築に向けて必要な要素についてご紹介してきました。

ただし、ここで述べたいわゆる「仕組み・システム」だけでは、「仏作って魂入れず」になってしまいます。

大切なことは、「知性の曼荼羅」としてリスト化した各思考について、他の思考と反応するところはないか、そこに新たに加えられる要素はないか、など、常に考察を加え、常に活性化させておくことです。

ダイナミックシステムとしての「知性の曼荼羅」

つまり、「知性の曼荼羅」は、極めてダイナミック(動的)なシステムとして構築しておく必要があるということです。

こういうことも念頭に、今後、思考したことをnoteに投稿していき、「曼荼羅化」していけたらと考えています。

一生をかけた取り組みになるかもしれません。皆さま、ぜひ応援をよろしくお願いします。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?