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ソロに戻るリスク…「昭和夫」は捨てられる?

読売新聞オンライン「深読みチャンネル」連載3回目です。→記事はコチラ

今回のテーマは、「離婚」です。

いつのまにか日本は離婚が多い国になりました。離婚率35%状態が継続しているくらいです。もともと結婚後5年以内の離婚数が断然多かったのですが、最近は20年とか銀婚式以降の離婚、いわゆる「熟年離婚」も増加しています。

熟年離婚というと、大体イメージ決まってますよね?

家事や育児に協力しなかった「風呂」「メシ」「寝る」としか言わなかった夫が定年を機に妻から三行半を突き付けられる…。長年積もり積もった妻の我慢の限界で離婚に踏み切る…みたいな。

勿論、そういうのもあるようですけど、最近そんな昔ながらの昭和夫はいなくて、割と夫の方も「自分はちゃんと自分のやるべきことはやってる」と思っているようです。

ところが、それこそが離婚の根本原因。

大体において、夫婦間の意識のズレが大きいんです。詳しくは記事をご覧ください。

ちなみに「昭和夫」の僕の定義は以下です。

「男は仕事、女は家庭」という性別役割分担意識が強く、大黒柱として家族を支えているという自負がある。仕事には真面目に取り組むが、頑固であまり人の言うことを聞かない。「男とはこうあるべき」というガラパゴスな概念に縛られて、逆に窮屈な生き方になりがちである。家事や育児には、消極的というより管轄外と考えている節がある。


社会学者山田昌弘氏は、結婚とは女性にとって「生まれ変わり」だと表現しました。結婚して20年連れ添った時期は、今度は夫の方が「生まれ変わる」必要があるのかもしれません。

記事には書きませんでしたが、女性は寿命90年時代になり、「人生三分の計」を考え始めています。結婚までの30年、夫婦で子育ての30年、そして60歳からは自分のための30年。そうした時に、定年後奥さんに依存しまくりの「生まれ変われない旦那」は邪魔者なんです。

結婚したからってすべてが「めでたし、めでたし」になるなんてメルヘン脳の男たちは、考えを改めた方がいいです。王子様が憧れられるのは王子だからであって、革命が起きて平民に戻ったら誰にも相手にされない。同様に。あなたが結婚できたのは仕事をしていたからであって、退職したあなたは元のあなたじゃないんですよ。妻に依存してばっかりの老人じゃ困ります。

皆さんはどうお考えになりますか?


長年の会社勤めを辞めて、文筆家として独立しました。これからは、皆さまの支援が直接生活費になります。なにとぞサポートいただけると大変助かります。よろしくお願いします。