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UPSを導入しよう

UPSは無停電電源装置なんて言ったりしますが、要は停電しても少しの間くらいは機械に電気を供給しますよって言う大きなモバイルバッテリーです。今どきだとキャンプなんかで使うポータブル電源みたいなものかな?。違いは停電したことをサーバとかパソコンに教える機能があって、教えられたサーバとかパソコンは設定に従っていきなりプツンって切れるんじゃなくて、自動的に安全に電源停止してくれるようになる便利な道具です。

UPS高い?

値段はピンキリ! だけど家庭用くらいの容量だったらそんなに高くないです。かりに家じゅうの家電を守るのだったら・・・UPSと言うか、家庭用蓄電池の契約しましょう(笑) 
UPSの値段はバッテリーの大きさでだいたい決まります。一般的なデスクトップパソコンが1台程度なら500VAとか書いてあるUPSを買えばOKです。価格は1万円~3万円くらいかな?ノートパソコンの場合はパソコン自体にバッテリーあるので意味合いが薄いので心配性の方はどうぞ。

選ぶときの注意点

①お持ちのパソコンによって消費電力(動くのに必要なご飯)が違います。マッチョなパソコンもあれば、小食なパソコンもあります。同じUPSを使った場合でも、マッチョなパソコンが電気を使えば当然早く電池が無くなりますのでパソコンを停止させるのに必要な時間分は動かせる余裕を考えてUPSの容量(〇〇〇〇VAとか書いてある数字、大きな数字になるほどいっぱい電気を貯めることができる)は選びましょう。パソコンの最大消費電力は基本的にはカタログに書いてあります。最大消費電力(W)の数字を確認します。細かな計算方法は「UPS 電源容量計算方法」などで検索してみてください。必要な情報がでてきます。
②「正弦波」この記載があるものを買いましょう。パソコンなどの精密な電子機器は綺麗な形をした電気じゃないと体調不良になることも。「正弦波」と書いてあるものは、電子機器が好きな綺麗な電気を供給できますよ!って記載です。

僕は安く買うのが好き

もちろん新品が一番気持ちがいいものですが・・・ある程度自分で古くなったバッテリーを交換できる人であれば中古品をお勧めします。
例えばAmazonで17,000円で売ってそうなUPSがリサイクルショップだと1,100円で売ってたりします(笑) 理由はほとんどがバッテリーがダメになってゴミとして売り払われたのが原因です。 同じAmazonで互換品のバッテリーが3,000円しないくらいですから合わせると4,000円ちょっとあればちゃんと動くUPSを入手することが可能です。だいたい新品の1/4くらいの価格でゲットできますね。メーカ保証はありませんから、自分で対応できる人向けです。

バッテリーの交換周期

使い方にもよりますが2~3年で寿命がきます。寿命が来てもパット見は変化がないので停電するまで気づかないことが多いですね。ただ、使い続けるなかで充電しても電池容量が100%から徐々に減って最後はまったく停電時にやくにたたないことになります。定期的に交換が必要だと考えてください。ただし安価な互換品バッテリーでちゃんと動きますから安心してください。交換方法はネジを外してバッテリーの蓋をあけるとシールドバッテリーと言われる大きな四角い電池が入っているのでケーブルを外して入れ替えるだけです。ただし、古いバッテリーは膨らんで引っ掛かかることがあるので注意して取り外してください。 今どきはネットでマニュアルや交換手順の動画とかも入手できるので良いですよね。

UPSの寿命

経験上UPS本体は10年くらいは十分使えます。バッテリー交換4〜5回程度は壊れずに稼働します。それでデータの安全が保たれるのであれば安いもんだと思います。

オススメな使い方

パソコンやサーバと言ったものを24時間動かしてる家庭は少ないと思いますので一番のオススメな使い方はNASなんかの外付けハードディスクの電源としてUPSを設置することです。僕も過去に12TBのデータをぶっ飛ばしたことがあります。とにかく大量のデータを保管していると消し飛んだときのインパクトが大きすぎます。そんなこともあり、一番言いたかったのはNASを使ってる人はUPSを買おうねって話です。設定もUSBケーブルで繋げば勝手にNASが認識するのでNAS側のOS設定で停電時の動きを決めておくだけです。思いの外唐突な停電ってあるものです。安価に備えておくのがスマートで良いと思いませんか?

余談

我が家では各NASのバックアップ電源、仮想サーバのホスト用として複数のUPSが稼働しています。変な話・・・停電しても一部のパソコンはインターネットが接続できる変な家です。

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