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良い本に巡り合うためには


皆さんは読書は好きですか?

本は自分の大きな学びになると共に、一生の宝物を与えてくれます。


僕は子どもの時から本が好きで、小学生の時は、毎週と言って良いくらい図書館に通っていました。ここの棚を全部読むぞ、と意気込んだこともありますが、図書館にある本は膨大で、どんなに読んでも終わりが見えないのが正直なところです。その図書館にある本も、今まで出版されてきた中の一部に過ぎないのです。


読みたい本はたくさんあります。しかし、読める量には限度があります。

僕らが生まれる前から、数え切れないくらいの本がすでに存在していますし、毎年、何千冊と本が出版される世の中です。いくら読書に時間をつぎ込んでも、生きている間には、今存在している本のごく一部しか読めないのです。

本にも色々あります。名作というのは沢山ありますし、それ以上に駄作と呼ばれるのも沢山あります。読める本が限られているならば、いかに、名作や良作の本に巡り合えるかが大切になります。

何を持って名作というのかは難しい所ですが、つまりは、読んだ後に自分が、「この本に出会えて良かった」と心から思える本がそう言えるのではないでしょうか。

僕の経験では、読み終わった後に、3冊に1冊は「読んで良かった!」、10冊に1冊は「この本はもう一度読みたい!」、そして50冊(もしくは100冊?)に一冊は、「この本は一生手元に置いて、事あるごとに読み替えしたい!」と思う本です。

一生ものの本に出会えた時の喜びは半端ないです。大袈裟かも知れないですが、「あの本を読む前と後で人生が変わった」と言えるかも知れません。そんな本に出会いたいという人も多くいるでしょう。


いい本に出会うには、どうしたら良いか。



多くの読書家が言うには、それには、ひたすら、たくさんの本を読むしかないようです。

たくさん読まないと、何かを変えてくれるようないい本と、薬にも毒にもならない本の違いが、分からないと言います。僕も経験上、いい本とそうでない本の違いというのは、何冊も読んでいく内に段々分かってくるように感じました。



でも、できるだけ良い本に巡り合う確率を上げる方法ならあります。

それは、出版から時間の経った本を選ぶことです。具体的には、最初に出版されてから1世紀以上経っているものと言えるでしょうか。

月日の経過というのは、正直です。その中で、駄作は洗い流され、忘れられていき、本当に名作と言えるものだけが残っていきます。古典文学には名作と呼ばれるものがほとんどです。それは、古典文学が名作なのではなくて、名作だから、今の今まで残ってきたのだと思う思います。一時期の流行りというのはいつの時代にもありますが、時が経っても、なお評価され続けている本は、本当の名作だと考えることができると思います。


良き本との出会いは、一生の宝物になります。


外に出る機会が減り、時間がある今だからこそ、本の世界を探求するたびに出るのも良いかも知れません。

ますは一冊、ぜひ気になった本を取ってみてください。

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