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田園都市日記 in London⑯(2023/7/25)

ロンドンへの骨董品の蒐集旅行を日記にして早1年が経過、その間、春先の未だ寒い時期にも一度訪問したものの、やっぱりロンドン訪問は夏が最高!

今回の旅行の目的の一つは過去田園都市日記 in London⑪で触れた友人ダリオの遺族との再会でした。
冒頭と次の写真は日記⑪で触れたダリオ邸付近の早朝のBeechhill Lake(今回Google Map ではJack's Lakeと表示)、水鳥たちの楽園で、ダリオが召された天国を連想させる何かがあります。

鴨たちの夏の繁殖地

実は前回冬の訪問時にダリオの奥様には短時間ではあったものの再会。
その際に「次回はもっとゆっくり、かつ、一人ではなく妻も一緒にいらっしゃい、腕を振るうから!」と約束していたのです。

その言葉に甘えて今回は2人で訪問。
さすがイタリア人の奥様の趣味で広大なダイニングルームは、茶系の御影石のフロアとシックな作り付けの家具をベースに、さまざまな料理道具がさりげなく、整然とかつ華やかにディスプレイされています。
それでいてチリ一つ落ちていない、どうやって掃除をしてるんだろう。

左から奥様、ご長男、妻

私たちを出迎えてくれたのは、奥様の他、ご長男とその女の子と男の子。
奥様、ご長男とは14年ぶりの再会で、お互いの家族の成長や、ダリオ一家のビジネスなど話は尽きず、あっという間過ぎていきました。

テーブルには前菜、サンドイッチそしてパスタ、デザート。
さすが長男自慢のマンマのトマトソースパスタ、二人とも少し食べ過ぎてしまったようです。

最後に孫の男の子、名前がおじいちゃんと同名のダリオ!
そういえば長男はパパ似、次男はママ似、すると孫のダリオJrもゆくゆくはおじいちゃん似に?

あっという間の3時間でしたが、私たちは14年の月日を越えて、ロンドンに住んでいたころの一家との交流を、まるで昨日のように思い出して、最後に奥様とハグしてお開きに。

翌日は次男に会うために車で15分ほどはなれた兄弟の経営するカフェを訪問。次男も変わっていない!

そして翌々日にはダリオのお墓参りに。
イギリスの、そしてカトリックの墓参り作法に不安はあるものの、祈りは万国共通、通じるはず。白い花を献花して、安らかな永眠を祈りつつ、家族との再会を報告してきました。

最近のイギリスのお墓は立体的

ダリオ、これで昨年の約束は果たせたね。
僕らのボーイはみな想像以上に成長しているよ!
また、ときどき報告しにくるよ、その日まで安らかに。


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