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暗号通貨は新興国で金融リスクを高める!?

国際決済銀行(Bank for International Settlements:BIS)は8月22日に発行したレポートにおいて、暗号通貨市場の脆弱性が新興国経済に金融リスクをもたらす可能性があると警告した。
https://www.bis.org/publ/bppdf/bispap138.pdf
 
レポートでは、流動性リスク、信用リスク、オペレーショナル・リスク、金融仲介リスク、資本フローリスクについて挙げ、「新興国では暗号通貨市場の監視および暗号通貨に関する金融リスクの評価能力に対して、深刻な懸念がある」と述べた。また、「新興国における金融リテラシーと技術的知識の欠如が組み合わさることによって、暗号通貨が金融の安定性に対して大きなリスクを生み出している」と報告している。
 
さらに、「新興国だけではなく、暗号通貨が個人投資家に広く利用され、伝統的な金融システムとの結びつきが強まれば、リスクベースのアプローチによる暗号通貨に対する規制の必要性はさらに高まる」と述べた。
 
なお、暗号通貨によって金融リスクが増幅するものの、各国の規制当局に対しては、暗号通貨に対する禁止、抑制、規制など対応策を検討するよう促した。さらに、アクティビティベースの規制とエンティティベースの規制を区別するための規制を作るよう確立するよう提案した。
 
レポートによると、新興国の暗号通貨投資家の多くは暗号通貨を不安定な国内通貨に対する安全な避難所と見ているという。例えば、ビットコイン支持者として知られるアルゼンチンの政治家ハビエル・ミレイ(Javier Milei)氏が大統領予備選で勝利したことからも、このような動きが見て取れる。
 
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