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はじめての青ヶ島へ(1)(準備編)

勤続35年の特別休暇10日間を利用して、どうしても見てみたかった風景を見に行くことにしました。「日本一到達困難な島」とも言われる、青ヶ島です。八丈島から南に約70kmのところにあり、八丈島を経由しないと行くことができません。八丈島からのアクセス手段は、約3時間かかる船か、約20分かかるヘリコプター(定員9人)のいずれかです。どちらも1日1便のみで、天候により運航が左右されやすいため、予約の難易度がお分かりいただけるかと思います。余裕のある日程にしておかないと、旅行後のスケジュールに支障が生じる可能性があるので、今回のようにまとまった休みが取れるチャンスを待っていました。ちなみに東京都青ヶ島村は日本で一番人口の少ない村で、約160人とのことです。

事前準備

青ヶ島旅行を実行するためには、
(1)東京〜八丈島の交通手段
(2)八丈島〜青ヶ島の交通手段
(3)青ヶ島の宿泊施設
を予約する必要があります。個人で予約するのは骨が折れるので、青ヶ島へのツアーも行っている旅行代理店にお願いすることにしました。幸い、お店が会社のすぐ近くというのも助かりました。会社への休暇申請は8/9(金)〜8/18(日)なので、8/9〜12の3泊4日を希望しました。仮に天候不順があっても、18日までには帰ってこれるだろう、との読みです。依頼したのは3ヶ月以上前。実際に予約手続きは1ヶ月前なので、しばらくじっと待ちます。
1ヶ月前になり、結果が来ました。ちょうどこの時期、青ヶ島では「牛祭り」があるため予約がいっぱいとのこと。このため、8/13からの行程にずらすことで再度依頼をしました。結局、以下のような行程で決定しました。帰りが船になったのは、お盆休み終わりで飛行機が満席のためです。
8/12(月)
羽田1205→八丈島1300 ANA1893 八丈島1泊
8/13(火)
八丈島0955→青ヶ島1015  東京愛らんどシャトル(ヘリ)11便 青ヶ島3泊
8/16(金)
青ヶ島1020→八丈島1040  東京愛らんどシャトル(ヘリ)12便 八丈島1泊
8/17(土)
八丈島0940→東京2045  東海汽船2400便(御蔵島、三宅島、大島経由)

ヘリで預けられる荷物には制限があり、大きさが25cm×40cm×20cmまでとのこと。それを超えると超過料金がかかります。いろいろ探して、「[パタゴニア] ダッフルバッグ ウルトラライト・ブラックホール・トート・パック 27L」に決定しました。

あとは、天候が良いことを祈りつつ、健康に毎日を過ごして時が来るのを待つだけです。 (つづく)

サイズがバッチリのカバンを入手

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