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【Day207】アルゼンチン、エルチャルテンにて燃えるフィッツロイを3歳児が見ると大変なことになる、、、

みなさんこんにちは。
2023年夏から3歳児を連れて家族で世界一周をしています。
アジア→ヨーロッパ→アメリカ→南米と進んで現在はアルゼンチンのエルチャルテンです。

エルチャルテンはパタゴニアのロゴで有名なフィッツロイという山を見る事ができます。
中でも「燃えるフィッツロイ」が有名。

もしかしたら、

「名前だけ聞いたことあるけど、どこ?」

という方も多いかもしれません。
今回は「燃えるフィッツロイ」に3歳児と見に行った登山レポートです。

前回めちゃくちゃ歩けたよ!って記事を書きましたが、ボバエアー大活躍の打って変わって大変な旅となりました笑
今回も具体的なスケジュールを記載しますので是非参考にしてください!

前日は早めに就寝
3歳の息子が早朝から歩くことは不可能と判断し、僕が抱っこで向かいます、
ちなみに、息子は90cm後半、体重は15kg程度、、、
お父さんに試練の時が来ました笑

それでも「燃えるフィッツロイ」は見たい。
強い意志で何とか行くことを決心します笑

2月末、日の出時間は7:30でした。
前回登った際にきれいだった展望台エリアから観賞することとし、4時起床の4時半発と予定しました。

4:10
二回目のアラームを止めて出発の準備をします。

4:45
普通に遅れて家を出発。
こういう時大体予定した時間に間に合いません。
のんびり家族です笑

息子のハルはおんぶした途端に起きて、「ライト持った?」と第一声。
昨日の夜、iPhoneを照らしながら行こうかと話していたのです。
夢でも見ていたのでしょうか。

5:00
登山道の入り口に到着。
道中はもちろん真っ暗。
月が満月でとてもきれいでしたし、星もきれいでした。

改めてですが、早起きはとてもいいことです。
早起きをするたびにいいなって思って一日で終わるということを繰り返しています笑

この間ハルは積極的に話はしませんが、僕らの話を聞いていてたまに相槌をします。
お願いだから寝て欲しいです笑

6:00
徐々に明るくなり始めます。
全く休憩なしでひたすら歩き続けました。
途中、妻は熱くなったと言ってジャケットを脱ぐ。

僕はずーっと息子が重たすぎると弱音を吐きながら歩き続けます。
正直、15kgを抱えて山登りは修行です。
しかし、見たい。なんとか前に進みます。

6:30
結局最後まで座っての休憩は無し。
ひたすら歩き続けました。

息子もなぜかずっと起きています。
元気ではないが寝ていない状態。

うっすらと明るくなっていますが、まだ燃えてはいません。
気温は3℃でしたが、風が強く、体感はもっと寒い。
寒くて寒くてじっとしているのが我慢できないほどでした。
息子もずっと体を震わせて、「寒いからおうちに帰ろー!!」と叫ぶほどでした。。。

とにかく持ってきた服を全部着せて、買ってきたパンをかじって待ちます。
本気で魔法瓶の水筒を買おうと誓いました笑

7:00
日の出の予定より前にフィッツロイが燃え始めました。
真っ赤です。

真っ赤っかです。

周辺の空も真っ赤っか。

写真を撮る手が寒くて震えます。
動画を撮ってても「さむー」しか言ってません。

7:20
寒すぎて、じっとしていられず、ハルもとにかく移動したいと言い続けます。
また抱っこで今度はカプリ湖を目指します。
燃えるフィッツロイとても素敵でしたが、一瞬で見納めです笑

カンボジアのアンコールワットの時にも書きましたが、朝日を超えるコンテンツの魅力はありません。
本当に素敵。行ってよかったと心から思える瞬間でした。
↓アンコールワットの時の記事

7:40
カプリ湖に到着。
誰もいません。なんとそこにコンドル的な鳥がいました。
後から調べると、カラカラと呼ばれる鳥だそうです。

1mの距離でじーっと見つめます。
本当に大自然です。地球を感じます。

ハルはしばらくして少し元気になったのでようやく下に降りました。
(ここまでずっとおんぶか抱っこ、、、)
僕の体はバキバキです。。。

ハルはもちろん石投げですが、とにかく体が寒くて2,3個で終了。
前回の元気はどこへやら。。。

8:10
カプリ湖も即終了。
最速で帰ります笑

ハルはおんぶされたまま寝ました。
よっぽど寒かったんでしょう。
寒過ぎて疲れたんだと思います。

9:20
無事にスタート地点に到着。
大人二人なので弾丸で歩きました。
しかし、帰りはほとんど下りで下りの方がしんどい。
息子の重量がひざとおしりにキマス。

その頃ハルも起きていたので、またみんなでさくらんぼを取って帰りました。
今回はまあ30個ほど。
前回のとそれ以外にも取っていたので合計100個以上は僕ら家族で食べたと思います笑

15kgをおんぶしてでも行く価値あり

お子様連れでフィッツロイを目指すことを考えられている方にとっては具体的な時間を検討する際の参考にしていただければと思っています。

僕の膝とおしりは大変なことになっていますが、絶対に見に行く価値があります。
それだけ美しい山です。

寒くてゆっくり見ることができなかったのが惜しいですが、山登りにはまる意味が分かります。

来週はエルカラファテで氷河ツアーにも参加します。
どんどん地球を感じよう!

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