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kakaoとテンセントのwebtoonプラットフォーム「podo」が中国で勢いがすごい!(らしい)

こんにちは、フーモアの芝辻です。さて、韓国のkakaoと中国のテンセントで合弁会社で中国向けにリリースされているpodoの勢いがですごい!(らしい。)

フーモアでの中国ビジデブ担当のlinとのやり取り

ということで、podo漫画の最新のUIなど、少し垣間見えるマーケティング施策などを書きたいと思います。

podo漫画のプラウザのトップ画面

過去の中国関連noteはこちらをご確認ください。

podo漫画自体は、「独占的で本物の高品質なコミック読書プラットフォーム」と掲げており、その作品は韓国産の絵柄もストーリーも品質が高い作品が多く掲載されています。

まずはそんなpodo漫画のアプリの挙動を御覧ください。

以前どこかのtwitterでもバズっていましたが、作品の表紙が2Dモーションで少し動いた後、話を読みたくなるようなアニメーションが流れます。webtoon内のコマのピックアップしてモーションツールで動かしています。

実際作品自体がすべてアニメーション化されているわけではないのですが、作品を読みたいと思わせるような工夫がなされています。

快看やテンセントなどの漫画プラットフォームと比べ、ストーリーの内容すぐわかるので、作品選びやすいという一定の評価を中国で受けているとのこと。

podo漫画は完全漫劇で抖音douyin(中国のtiktok)で宣伝して集客して行く戦略を取っているとのこと。課金収入よりIPを育てるイメージに近く、コインをチャージしても、もし使わなければ、即時返金可能という仕様になっているようです。

また、ユーザーは好きなシーンを自由に転載でき、webtoon自体をそのままダンロードでき漫劇(モーションコミック)を作りやすくなっています。

douyinでもpodoの漫劇の再生回数

podo作品の漫劇は合計で数十億回再生を超えています。

中国でも漫画アプリは乱立していますが、アプリ自体の設計(UIや作品の見せ方、運営方針)によって、中の作品は同じでも、ユーザーの平均利用金額は異なるというようなデータが韓国でも出ているように(以下の記事)

中国でも同じようにpodoのような高ARPPU型のプラットフォームが今後出てくるのかもしれません。

以下の表は、webtoon界隈ではよく使われているwebtoonのグローバル市場規模の予測ですが、青の部分がアジアの市場で、5分の2程度が中国の市場となると予測されています。中国のwebtoon市場は重要なので、要チェックしていきたいと思っています。

2027年までにwebtoon市場はグローバルで160億ドルになると予想されている

そういえば先日中国の漫画プラットフォーム、有妖气bilibili漫画に吸収されるというニュースが出ましたが、中国では漫画のアプリプラットフォームの淘汰が始まっているようです。

近いうちに別の中国の大手プラットフォームの合併という話も舞い込んできており、今後の中国の同行に注目したいです。

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