《15投稿目》 オタクを笑うな
こんにちは、地下アイドル兼フーモア内定者のK(仮名)です!
最近乗った夜行バスが進化しすぎててびっくりしました。
ほぼ水平に寝れちゃうんですよ、155度!快適すぎて感動しました。
そんな話はさておき
今回の記事のテーマはなんと、オタク!
「オタクを笑うな」
です!
皆さんはオタクと聞いてどんなイメージが浮かびますか?
「私のことだぞ!」と思ってる方も多そうですね。
今回はそんなオタクの話です。
◾️オタク笑われがち問題
私も、オタクです。
漫画が好きだったり
ゲームが好きだったり
アイドルが好きだったり
サブカルとかインドアな趣味を持ってる人は大抵オタクなんじゃないですかね。偏見でしょうか。
今でこそ「オタク」と聞いて露骨にマイナスイメージを持つ人は少ないと思うのですが、、
それでもまだ、オタクは笑われます。
なぜ。
「オタクです」と言うと、何故か一歩引かれる。
犯罪を犯した人がオタクだと分かると、「やっぱりね」と言う人がいる。
社会ではオタク趣味は隠すものだと思われている。
何故?
理由はいくつかあると思います。
メディアの伝え方だったり、たまたま近くにいたオタクの人が挙動不審だったり(これはそいつが悪い)、、、
そもそも価値観が違う人のことはよく分からないものです。
人はよく分からないものはとりあえず遠ざけておきたいのです。
だからオタクは遠ざけられるのでしょう。
でも
「オタク」って言葉で一括りにできないのが我々オタクなんです!
イメージだけで決めつけて、遠ざけたり笑ったりはおかしいじゃないですか。
みんな誰だって好きなものがあります。
趣味に貴賎はありません。(犯罪じゃなければ)
なのに、
それがアニメ、ゲーム、アイドル、マンガになった途端に「オタク」という言葉で括られ、「ちょっと変わった人」と思われるのが解せません。
その趣味、ゴルフとかスポーツだったらいいんですか?社交的で好印象とか言うんですか?
「オタク趣味」の人はちょっと嫌、ですか?
いやいやいや
趣味で人を判断しちゃ、駄目でしょ!
◼️ヤバイ奴がオタクになっただけ
確かにヤバいオタクはいますよ!
人に迷惑かけるタイプのオタクは本当に駄目な奴です。
現場のルール守らなかったり好きじゃないキャラのファンを攻撃したり推しの家特定してゴミ漁ったりする奴は確かにどうしようもないダメ人間です。
メディアやSNSではそういうオタクがすぐに取り上げられて、いろんな評価をくっつけたまま拡散されます。
「このオタク、ヤバすぎwww」
「ろくなオタクがいねーな」
そういったことが積み重なって、何年も何年もかけて私たちの頭に刷り込まれたのが
「オタク=ヤバイ、キモい奴」
なんだと思います。
実際自分が何かのオタクになるといろんなジャンルやいろんな人がいるって分かるのに。
刷り込まれたイメージがあるからこそ、なんとなく肩身がせまい。
「オタクですみません(笑)」なんて思ってしまう。
今後ヤバいオタクのニュースが出たら全人類にこう思って欲しいです。
オタクがヤバイんじゃない、ヤバイ奴がオタクになったんだと。
◼️そもそもオタクってマジすごいから
オタクってそもそもなんでしょう。
調べてみたらこうありました。
「ある分野に傾倒して一般人よりはるかに熱中している・詳しい人」
・・・オタクすごいじゃん!
熱意があって詳しいって良いことじゃないですか!
まあオタクからしてみれば「好きだから当然」なんですけどね(ドヤ)
何かにのめり込んで、その世界に浸ってそれを生きがいにしているオタクたち。
趣味の時間だけは、熱中して、我を忘れて楽しむことができる。
とても素敵なことだと思います。
だってその時間の為に生きて、働いて、また明日も頑張ろうって思えるんです。こんなに健全なことってあるでしょうか。
時間を忘れて何かに打ち込めるって、まるで青春。
もしかしたら私たちオタクは、大人になっても青春を駆け抜け続ける特権を持ってるのかもしれません。
時間と共に金銭感覚も忘れることもままありますが、その分働けば良いのです!(ドヤ)
◼️エネルギーは常人の500倍(体感)
オタクって熱量すごいじゃ無いですか。
どのジャンルでもイメージはできると思いますが、熱中してのめり込んで、沼にハマって、さらに深いところまで行こうとするのがオタクです。
エネルギーがすごいんですよ、本当に。
好きなアニメとコンビニがコラボするってなったら納品時間調べて朝4時に店凸して商品買い占めたりとか(高校生の時の思い出)、朝飯前なんですよ。
オタクがすごいのはなんとなく世間も分かってると思うんです。
だからオタク向けのコンテンツは供給され続けるし(ありがとうございます)
こういうの好きだろ?みたいなガンガンにオタク釣りに来てる商品とか出ちゃうし、案の定売れちゃうし、、
オタクのエネルギーはビジネスになってるんですよね。もうずっと前から。
それはもちろん悪いことではなくて、オタクにとっても供給側にとっても良いことだと思います。コンテンツが充実するのは良いことですから。
でも私は、もっとオタクのエネルギーをお金じゃない部分に変換して世の中を変えられたら良いのにな、とも思うのです。
◼️君たちは熱くなったことがあるか
普通に生きてて、熱くなったりしますか?
何かに一生懸命になったり、1つの出来事で一喜一憂することってありますか?
最近はSNSが普及して、他人の感情も自分の感情もどんどん発信されていく時代。
自分の生活は常に誰かに見られている、それが日常。
だから、同調するんです。
友達がしてることをして、友達と同じくらいの感想を持って生きる。
そうすれば脱線しないから。
でもそんな毎日、楽しいですか?
私はそんな現代っ子たちこそ、オタクを見直して、オタクに励まされて欲しいんです。
オタクは毎日脱線事故です。
でも楽しいし、熱いし、最高なんです!
「一生懸命になるのがかっこ悪い」
そんな風潮を吹き飛ばせるのがオタクという熱き生き物。
誰かをバカにしてる暇があったら、自分がバカになるくらい何かを極めた方が良い。
この記事が最近のドライな若者たちに届くことを願います。
大人になっても、青春しよう。
オタクを、笑うな。
文責:K(仮名)