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《週刊みきや》筋トレは占いと同じ?

*タイトルからだと筋トレと占いの話だと思うかもしれませんが、例として取り上げているだけでそうではありません。
最後まで読んでもらえると「あ、それが言いたかったのね」と伝わるかなと。

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筋トレをやり始めた理由と目標に向かっての情報収集

私は普段から筋トレをしていますが、やたらと筋トレや筋肉に関する情報などが日々入ってきます。意識しているからですが、そういった情報を掴むし、話をしているので、それを提供してくれる人も多くなっています。

筋トレはカッコイイお父さんであるために娘のために始めました。
筋トレと言っても目的に応じて全然やり方が異なり、私の場合は上記の元で行くと目標は「細マッチョ」でした。

元々の体型はやや痩せ型の中肉中背。なので筋トレの仕方や食事の仕方も、CMが有名な某コミット系筋トレとかその辺を参考にしてしまうと激ヤセしたりして目的が達成出来ませんでした。
結果、情報収集(ネットや本、人への相談など)を経て、今の筋トレスタイルに至ります(この辺詳細知りたい方は是非語りましょう)。

筋トレで占いをしていたと気付く自分

さて、その情報収集の中で、ふと思うことがありました。

私の情報の取捨選択の仕方は、占いに近いな、と。

自分でこう思う、という抽象的な意識の上で収集する情報は、必然的にそこにプラスに働く情報ばかり取得するし、ネガティブな情報は見て見ぬ振りやスルーを無意識でしてしまっています。
ネガティブな情報はそのカウンターとなる反対側の意見があれば尚更です。


例えばの話をします。
筋トレは朝昼晩3食適切な時間に食事を取っている前提においては16~17時頃にやるのが一番良いのですが、自分はそれをやるのが難しい環境でした。
なので、朝早くやるか夜遅くやるか。

筋トレをする時間帯の情報は様々で、
朝やるなとか夜やるなとか、
朝やるなら夜やった方が良いだとか、
でも夜やると身体が活性化して眠れなくなり睡眠の質が下がるとか、
お酒飲んだら肝臓に負荷がかかるからやるなとか、
でもやらないよりはそれでもやった方が良いとか・・・
いろんな情報を取得することが出来ました。

で、結果私は、どうしたかというと、お酒飲んでいるかどうかに関わらず、夜必ず週2~3回のペースでやる。

自分の都合の良い情報で、かつ「やらないよりはやった方が良い」と言う情報に背中を押してもらい(細かい内容は情報収集の中で調整はしましたが)調べる前の自分の意思とほぼ変わらず筋トレをしました。


占いにハマっている人は上記の私と同じような行動を取るようで、自分の中には答えはあるんだけど、それに同意してくれる意見を見つけるまで占いをし続けると言うもの。
星座占いでも、タロット占いでも何でもだいたいの人に当てはまることが(複数)書いてあるので、その中から自分の答えと合うものを見つけ、納得し、自分間違っていないんだと満足する。

結局自分の精神の気持ちいいことを人間はして、外的要因によってそれが進化したりする

基本的には「人間とは何か」と言う本に書いてあるので、それを読んで欲しいのですが、読んでいてハッと気付かされました。

上記私の行動パターンが全て書かれており、人間は自分が精神的に気持ちいいことでしか行動はしないし、そのためだったら人間は人も殺すし、人に何かをしてあげるし、自分のために何かをすると。
(利他の精神というのは、それにより自分が満足を得られるかどうかなので、基本的には自分主体。こういうと怒られそうですが、是非上記の本をご参照下さい)

結果筋トレをして行ってどうなったかというと、伸び悩みと体調不良に陥りやすくなると言う経験をしています。
正しい情報は見ていたつもりでも、それを行わず、どんなにお酒を飲んでも夜中の3時になろうがその日に筋トレをするんだ!!と意気込んでやって
風邪引くとか。(風邪引いても筋トレのせいにしたくないので、引いてないと思い込ませたり)
筋肉を付けるのが伸び悩んでいるのに重量上げればいいと言うので、無理やり上げて体痛めて、筋トレできなくなって、出来ない間筋肉が落ちてまた伸び悩んだり。。。

一見誰が見てもアホだと思う行動をしまくっていました。
しかし目的は「娘のため」なので、それが達成されなければまた情報を探すのですが、結局は、前調べたけど実行しなかった同じ情報に辿り付き、今はそれを守っています。
1年前の自分に伝えてあげたい!!と思いましたが、おそらく1年前の自分はその情報すら無視するんだろうなと。
ただ少なくとも経験(今回は伸び悩みと体調不良)により、進歩したのは事実です。

同じ過ちを繰り返さないために、というか、より早く進化・進歩するために

結論は「経験値を上げる」これに尽きるのですが、どう上げていくか。

1.経験をいかに短期間にたくさんするか
2.外的要因の仕組み化
3.事象抽象化により他事象への応用


「1.経験をいかに短期間にたくさんするか 」は行動にうつし、経験し、外的要因によるフィードバック(筋トレで言うと伸び悩みんだり、体調不良になったり)を受けて進化する。

「2.外的要因の仕組み化」はちょっと難しいですが、筋トレで言うと師を持って、その人の言うことを聞いてみる。師じゃなくてもこいつの言うことは聞いてみるとか。

「3.事象抽象化により他事象への応用 」は筋トレで学んだことを、例えば私なら会社経営に応用するとか、家族とのコミュニケーションに応用する。
やはり過去を振り返ると同じ過ちを違う事象で繰り返し、それでようやく気付けた自分がいました。

以前フーモアでも似たようなことがあり、気付けてよかったなと。
逆に経験値が足りないところは他の人が言っていることを理解できず、ただただ自分が否定されているだけと感じることもあります(今でも)。
そういう時は自分をまず振り返ってみることが必要なのかもしれません。

自分の精神が満たされることが何なのかを考えたところで、そうじゃない行動は基本取らないので、そこに関してはあまり考える必要がありませんが(そうじゃないという反論があるかもですがこれも「人間とは何か」を読んでみて下さい)、如何に自分を一歩前に進化・進歩させるかを考えて幸せな人生を送りたいものです。

最後に。筋トレは本当に「娘のため」なのか?

私の筋トレは「娘のため」と言うのではじめましたが、実は「自分の(精神的満足の)ため」で、娘が4歳とかなった時に、カッコイイ、ってただ言われたく、それが自分に取って精神的に心地よいと思っているからということを認識しました。

これからも筋トレがんばります!

代表取締役社長:芝辻幹也

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