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7日後に待ち受けるもの

こんにちは、台風以来の根本です。

10月18日金曜日。
わたしたちにとってはドキドキカウントダウンの日。


なんと、内定式が来週に差し迫ってきています。

世の内定者の大半は10月1日に内定式を済ませたようですが、当日の我々はインターンに励んでいました。
みんなのインスタグラムやらTwitterやらを見て「あっ今日内定式なんだ」と思ったぐらいです。

結局誰のSNSを見ても、内定式がどんなものかはいまいちピンと来ず。
「同期と顔合わせ!」
といっても数か月前から一緒にインターンしてるし、何やるんだろう…と思っていたのですが、フーモア(というか内定者)にとって大きなイベントが起こります。

新卒の配属発表。

そうなんです、遅めの内定式にて超早めの配属発表が行われるんです。

ドンドンパフパフ~!
ドキドキですね!
わたし、たぶん同期の中で1番緊張してるかもしれません。自分がどの部署に行くのか予想もつかないので…。

配属が決まったら、所属部署にてOJTという形でインターンを行うので、現在のような「色々やらせてあげるからやってみてね!」というのはいったん終わりです。

思えば5月にインターンを始めて早5か月、色々なことをやらせていただきました。

インタラクティブ事業部の業務を手伝ったり、
マンガ事業部で採用マンガを作ったり(新卒イベントで配布予定ですお楽しみに)、
ゲームクリエイティブ事業部でモーションのお手伝いをしたり
なんと新卒採用の一環として採用イベントでプレゼンしたり…

あれ、ほとんどの部署の業務やらせてもらってるんじゃないかな?というほど贅沢なインターン生活でした。
終わってないです、まだまだ続きますよインターン生活。

日々インターンをしていて、学生と社会人とはこんなにも違うものなんだ…とひしひし感じます。
わたしたちはまだ学生気分だし、やっぱり社員さんたちはすごい。

入社前の今、自分たちの甘いところやダメなところ、それをいかに改善していくかをご教示いただけたのは、本当にありがたいことだなと思っています。
稀に厳しく常に優しく諭してくださったことは、(ちょっと落ち込んだけど)しっかり自分たちの糧となりました。

言われてるうちが花ですし。
「やっぱり新人研修は行かねばなるまい」と固い決意をしました。
ちゃんと行きます、新人研修。

ああ、社会人になるって本当に大変そう。

環境が変われば人も変わるとわかっている反面、何も考えないまま、思うだけで何もしないままじゃ本当に意味がなくなってしまう。
あらゆるものの移り変わりが早いベンチャーだからこそ、その意識ではダメだと感じ、日々焦燥感に駆られています。

たぶんこの「配属決定」は、わたしたち内定者にとって良い意識改革のきっかけになるでしょう。

内定式を来週に控えて何を思うのか、というテーマだったのですが、回顧に懐古を重ねた感じになってしまいました。

過去のことを思っても変えることはできないので、未来に思いを馳せたいのですが…。

正直言ってしまえば、
「内定式を受けて何か変わるんだろうか」という素朴な疑問と
「内定式で何が変わってしまうんだろう」という薄い不安と
「内定式で何か変わってほしいな」という淡い期待、
なんかもう、ごちゃまぜな感情です。

でも、内定式が楽しみだなと思える理由がひとつありまして。
それは、同期が配属先で輝く姿を見られるようになる、ということ。

紆余曲折しながら課題を乗り越え、着々とスキルをつけ、伸びている同期が、社会で活躍する一歩目に立つということ。これはわたしにとって、すごく嬉しく、同時に自分への刺激になるんだろうなと思います。


自分の話にはなりますが、わたしは”内定者のリーダー”というポジションを明言された際に「リーダーとして何をするべきなのか、何ができるのか」について自分の中で答えを出すことができず、しばらく悩みました。

採用担当の西尾さんや同期に背中を押してもらえたものの、何をしてあげられるかもわからず、自分のことでいっぱいいっぱいな日々。

何度も西尾さんに「わたしがリーダーは向いてないんじゃないか」とこぼしました。
(今思うとめちゃくちゃ面倒くさいやつですみません、、、)

こだわりがない、なんでも頑張れるというスタンスで採用されたものの、やっぱりみんなの尖ったものに気後れする部分もありまして、ぶっちゃけ自信がなくなっていたんですよ。

「入社時点で新卒3年目」の目標。
3年目はおろか社会人と呼ぶことすら危うい内定者たち。
いち内定者としてそれを鼓舞しなければいけないのに、なかなかできなくて。

頑張りたい気持ちが空回りして、お互いを尊重しあえず同期内で分裂し、良くない言い争いをしてしまったり。

同期数人から「課題に対してモチベーションが持てない。目的が見えない」と言われたことがありました。みんながそう思うのも理解はできる。
あまりモチベーションが変動しづらい自分としては、「足りないから課題としてやってるんじゃないのかな」くらいに思っていたのですが、それは一個人の考えでしかなく。
じゃあどんな言葉を返せばいいのだろう。
寄り添うことができなくて、初めて「これは自分には無理かもしれない」と感じました。


そんな中で、他社の内定者と自己紹介プレゼンをしよう、と提案されてみんなで準備をしていた時、ふと思いつきました。

「あ、わたしはこいつらを輝かせればいいのか」

かねてより、わたしと清田が西尾さんから言われていた「1期生がチームとしてどう評価されるかが、お前らリーダー/副リーダーとしての評価になるから」という言葉に対しても、自分がリーダーをやる目的に対しても、しっくりきた瞬間でした。

たぶん正解ではありません。でも、わたしなりの回答がこれでした。


そこからは、同期がいかに爆発できるかを考えるようになりました。
正直リーダーはおろか、社会人になる身としてまだまだ足りない部分ばかりです。
それに全然みんなの尖りを研磨することはできていませんが、”1期生の根本”という立場で考えた時のいったんのゴールは、「同期を輝かせること」。

だからこそ、内定式で配属が決まった同期が、それぞれの爆発に向けて走っていくのが、楽しみで楽しみでしょうがないのです。

自身の配属先が気になるのももちろんですが、同期について気になりすぎる内定式になりそうです。


まだまだ甘ったれで未熟で、たくさん迷惑をかけるくせに、土壇場で踏ん張っちゃう20卒内定者ですが、来週以降、どんな心持ちでどれだけ頑張ってどれだけみんなを唸らせるのでしょうか。

内定者のリーダーとしては、末恐ろしい反面、「やったれやったれ!」なんて思ったり。


内定式から始まる、伝説の世代の新章。

温かい目で見守っていただければ幸いです。

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