見出し画像

階段


はじめに

今この世界は加速度的に変化していってます。
人の価値観や、身近になったAIなど・・
どんどん追いつけない程のスピードで進んでます。
学ぶ時間も、考える時間も与えないぞ!と言わんばかり・・
そんな中でも”大切な考え方や視点”とは何かを考えなければなりません。
AIは日々進化し、学んでいます。
私たち人間も学んでいかなければなりません。
私の伝えたい事が一つのヒントやキッカケになれば嬉しく思います。


晴れた日は外を歩いて風を感じ陽の暖かさを体に伝える
そんなありふれた事でさえ人は日々の忙しさという雑音の中で自身の大切な五感を鈍らせてしまいます。

あっという間に一日が過ぎ、一週間が過ぎ、一年が過ぎ・・・

過ぎていく時間は数えても残された時間には蓋をして見て見ぬふりをしてしまいます。
そう、現実を受け止める勇気があるようでないのです。

こんな経験をした事はないでしょうか?
「正直に言って欲しいと言って正直に言ってもらって傷ついた事」
自分では受け止められると思っていてもいざ本当の事を聞くと受け止められる程、人の心は強くありません。
私達は経験をし、少しずつ成功や失敗などを経験値に変えて成長していきます。

階段を一歩ずつ上がるように・・

少し本題に入っていきます。

私達はどのようにして知識を得て生きているでしょうか?
生まれてから今に至るまでたくさんの人に出会ったと思います。
親や学校に通えば先生、もちろん友達や先輩、仕事の同僚など色んな所から多種多様に学びます。
その学びは、はっきり言ってしまえば、この社会に順応出来るような知識を学びます。

それが間違いだという気もありません。
この社会やルールは確かに存在するからです。

そうしてみんなと同じような価値観や論理感など様々なものを共有する事が出来るのですが、そこからはみ出したりすると”変わってるね”なんて言われたりもします。


私から言わせてもらえばみんな変わっているのですがね。

好きなこと

自分の好きな事をして生きていくってYouTuberのキャッチフレーズからそういう生き方が広まってきました。
もちろん好きな事をして生きている人を見ると素敵だし、いいななんて心も動いてきますよね。
好きな事にフォーカス当ててそれを突き詰めていく生き方は見ていて気持ちがいいものです。

でも自分の好きな事をして生きている人はどの位いるのでしょうか?

趣味なんかは割と出来たりするかもしれませんが、仕事となると変わってきます。
生活がかかって来ますからね。
だから自分は出来ないとか、今の仕事でお金を貯めてからとか先送り的な考えになりがちですよね。
そしていつの間にか”横ばかり見て他人と比べて生きてしまいます”
横を見ていてはキリがありません。
それは”あなた”ではなく”あなたのような誰か”です。

あなたが身に付けている物は本当にあなたが必要とした物なのか?
自身に問う時間が必要なのかもしれません。
最も大事な”前を見て生きていく”事を忘れないように。
そして自分自身の考えで歩き出す時にこの言葉も一緒に連れて行って下さい。

「好きな事でもなく、やらなくちゃいけない事でもなく、やるべき事

とてもシンプルですがとても考えさせられる言葉。

そう、自分のやるべき事を探し出会える事が私は大事だと感じています。
今それがなくても焦る必要はないです。

ゆっくり自分と語り合えばいいのですから。


『誰が齧った?』


本題

ここから本題に入ります。

先にも述べたように何から始めればいいかわからない人もいるはずです。
みんな闇の中の光を探すからです。
闇の中は不安で全てが手探りですよね。
安心して欲しいのがほぼ全ての人がその状態です。
矛盾する事を言うかもですが、その状態での安心はして欲しくないんです。まずは自分が自身を照らす光となれるように気が付く必要があります。
その為には”物事を見る視点”を増やす必要があります。
視点を増やす事はとても大事で、みんなと同じ世界に生きて同じものを見ているのに他の人と違う世界を見ることが出来るからです。

焦る必要は全くありません。
私の好きな言葉に
「解らないことは寝かせる」
その時に無理やり解ろうとしてもパズルのピースが足りない状態なんですよね。
そして自分の知っている事や経験などのピースの数で無理やり納得するようにもっていって無理やりピースをはめようとしてしまう。
本当は時間をかけて、ピースを増やすことが必要なはずですよね。
そしてピースを増やさなければ、そのズレに気が付かず進んでいってしまいます。
あれ?っと思ってもそのズレを修正するのが難しくなってしまいますよね。

だからいつか必ず繋がる時は来ますのでその”時まで”寝かせるんです。


視点を学ぶ方法の一つに某有名団体の象徴画の階段があります。
某団体なんて聞くとハイハイ陰謀や秘密結社や世界を裏で・・なんて感じてしまいますが、彼らは私達の触れてこなかったものを学んでいます。
それではその世界を少し覗いてみましょう・・


トリウィウムとクワドリウィウム

階段の上の段は自由七科と言われるもので

・GRAMMAR 文法学
・RHETORIC 修辞学
・LOGIC 論理学
この三つは言語に関する三学

・ARITHMETIC 算術
・GEOMETRY 幾何
・MUSIC 音楽
・ASTRONOMY 天文
この四つは数に関する四科

これがトリウィウムとクワドリウィウムである。

・トリウィウム「三つの道が出会う場所という意味を持ち、この三学は中世の教養教育の上位の四科の基本となる」簡単に言えば言葉に関する学問

・クワドリウィウム「自然の中にある時間や空間、抽象的な概念の数など」     簡単に言えば自然を観測する学問

初めて聞く人も多いかも知れないが日本の小中高と勉強してきても
なかなか触れない科目ではないだろうか?
その某団体は階段を一歩一歩上がるのに必要な科目としている。

誤解がない様に最初に言っておきたいんですが、某団体を崇拝している訳ではありませんので。

世の中に無駄な物はありません。
日本で学ぶ勉強だって必要だからです。
この自由七科という存在を知るだけでも、今までの自分より知識が増え視点が増えていく。
単純に私の知らない分野だという認識だけでも持っていると違って来ますよね。

知る喜びを自分から奪ってはいけません。
現代においてはGoogle大先生のご活躍によりなんでもかんでも調べられる環境になりましたね。
情報が沢山あり過ぎて取捨選択が結構難しくなってしまいました。
今もし停電が起き、一ヶ月インターネット使えなくなったら何を頼りに出来るでしょうか?
あれだけ色んなことを調べていたにもかかわらず知識となっていない為混乱するでしょう。
そして趣味や、やりたい事ですら出来なくなる可能性がありますよね。
大切な事や自分の事はしっかりと自分に落とし込んでいる事が大事になってきますね。

そして階段の下の段の五つは
・HEARING 聴覚
・SEEING 視覚
・FEELING 感覚 触覚
・SMELLING 嗅覚
・TASTING 味覚
いわゆる人の五感です。

五感はとても大切な要素で意識することはあまりなく無意識レベルで感じながら過ごしています。
でも今やこの五感すら奪われているとしたらどうでしょうか?
耳はイヤホンをし、消臭剤などを使い匂いを消し、添加物まみれの食品やソーシャルディスタンスなどで触れ合わない様にし、スマホから目を離すことが難しくなり・・・
今あげた例はほんの一例に過ぎないところが恐ろしくもあります。

しかも、奪われるのではなく自ら”差し出す”ようになっている。
この”差し出す”は実に単純かつよく考えられているシステムでその中でも
メディアコントロールの破壊力は想像以上です。

五感を大切にしてほしいと心から思っています。

この事を書き出すと長くなってしまうので今回は軽く触れるだけにしておきますね。


階段を一段一段登るようにコツコツ積み上げる事でしか
”自分”という自身の成長に繋がらないと思っています。
効率や近道などは無いです。
そして”やるべき事”に出会えた時に、その道こそが自分の道だと胸を張っていえるようになっていると思います。
”誰かに”ではなく”自分”になる為に。

最後に

ここまで読んで頂きありがとうございました。
一回で伝わるとか、これで解るといった類のものではなく
考える大切さや視点の大事さなどをこれからも伝えていけたらと思っています。

大事なのはいつの時も”バランス”なのですから。


X(Twitter)でも情報発信していきたいのでフォローよろしくお願いします!




よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!