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自律神経、朝起きてからやって良い事、悪い事

仕事中、頭がボーッとしてシャキっとしない、眠気に襲われ仕事が進まない、そんな経験ありませんか?寝不足ならそれも分かりますが、十分睡眠を取っているのに眠くなる。それは朝の過ごし方に問題があるかも知れません。

起床後2時間位はバタバタせず、ゆっくりとリラックスして過ごさなければ、交感神経がしっかりと目覚めてくれません。
自律神経とは、活動的になる際は交感神経が働き心拍や呼吸を早めて心と体を覚醒。休息時には副交感神経が働き心拍や呼吸を遅くし、心と体を穏やかにする、自動的(自律)に働く体の仕組みの事です。

日中に頭と体をしっかりと目覚めさせるに、次の様な行動を取る事をオススメします。

◆起床後オススメの行動
・目をつぶってゆっくりと呼吸しながらストレッチをする。(効果抜群で最もオススメ!)
・朝日を浴びる。
・穏やかな音楽をかける。
・ゆっくりと朝食を摂り、余裕を持って支度をする。
・通勤時も時間にゆとりを持って早めに出発する。
・心が穏やかになることをする。心拍数を上げず、興奮しない。

これらを実践すると、交感神経が徐々に働き頭がシャキっとし、日中のパフォーマンスが明らかに上がります。
逆に良くない朝の過ごし方は、

◆起床後のダメな行動
・ギリギリの時間にベッドから飛び起きる。
・朝ごはんを急いで食べる。
・急いで身支度をする。
・時間を逐一確認し慌ただしくする。
・激しい音楽を聴く。
・走る。
・心拍数が上がる事、興奮する事をする。

これらをすると交感神経がしっかり働かず、日中ずっと頭がボーッとし、ミスし易くなり、細かい事には目がいかず、頭にモヤがかかったような状態になります。
また、このような頭がボーッとした状態が続くと大抵仕事でミスをします。さらに、それについて上司から叱責されると、その言葉が頭からずっと離れなくなってしまいます。
夜に熟睡する為にはいくつか条件がありますが、そのひとつに、「日中にしっかりと交感神経を働かせる」というものがあります。
頭がボーッとした状態では、交感神経はしっかりと働かず、深い睡眠に繋がりません。また上司から言われた事が頭から離れず寝る時まで考えてしまい、ダブルで眠れない状態に陥ってしまいます。
やっと寝れたと思っても寝起きがスッキリせず、眠気を晴らそうと二度寝をし、時間ギリギリに起き、急いで支度し、通勤中に急いでダッシュ・・・バタバタと朝に過ごすとやはり交感神経がしっかりと働かず頭がボーッとし、またミスを・・・という負のスパイラルに陥ってしまいます。

日中頭がボーッとする、眠くなる、ミスが多い等、心当たりのある方は是非一度起床後にゆっくり過ごす事を試して見てください。
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ではまた明日。


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