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ヨーロッパをめぐった旅 #9(ミュンヘン観光)

こんにちは!
アクセスありがとうございます!

今回は2023年6月のヨーロッパ旅行の第9弾を書いていきます!
全体の旅程についてはこちらから見ることができます。
また前回の記事についてはこちらから見ることができます。

それでは早速、旅を振り返っていきます!
※文中に記載の各情報(交通費用・行き先・観光施設の料金/展示物など)は2023年6月時点のものであり、現在は変動/終了している場合があります


ドイツについて

ドイツに入りましたので、まずは基本情報から。

ドイツ連邦共和国(Federal Republic of Germany)
・面積:約35万7000㎢(日本の約94%)
・人口:約8,319万人(2020年)
・首都:ベルリン
・主な言語:ドイツ語
・使用通貨:ユーロ(1ユーロ ≒ 157.62円 ※2023/7/1時点)
・日本との時差:8時間(ただし訪問時はサマータイム中のため、7時間)

外務省HP(https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/germany/index.html)

言わずと知れたヨーロッパの大国の一つですね。
人の数がやはり、これまで訪れた国々とは違いました。

興味・関心の観点からスポーツ視点になってしまうのですが、夏の競技、冬の競技のどちらにも秀でているイメージがあります。

今回、ドイツではミュンヘン、ケルン(フランクフルト経由)、ベルリンに行き、合わせて3.5日ほど滞在しました。今回の旅でドイツが一番滞在時間の長い国となりました。

レジデンツ

地下鉄移動

今回、ミュンヘンでの移動はSバーン(近郊列車)と地下鉄を利用しました(これら以外にもトラムやバスもあります)。
ミュンヘンでは、ゾーンごとに運賃が分かれていて、中心部から遠くに行けば行くほど運賃が上がります。
とは言え、市内の殆どの観光地は一番小さなゾーン(Mゾーン)の中に含まれています。
1日乗車券を 8.2ユーロ(約1,290円) で購入し、レジデンツに向かいます。

これは地下鉄(ちょいぶれてますが)
ホーム発車標(これはSバーンですが、地下鉄も同じように表示)
※「Gleis 1」というのが「1番線」とか「1番ホーム」

建物に着いたけど・・・

地下鉄と徒歩で20分ほどでレジデンツに着きました。

付近にあるフェルトヘルンハレ
噴水
レジデンツ建物

レジデンツの建物は、とても大きかったです!

で、中に入りたく、チケット売場や入口を探してみたのですが、なかなか見つからず・・・
同じ観光客であろう、ごつい体格をした黒人の兄ちゃんにも「チケット売場どこ?」って訊かれました(こっちも探してるんですよ…)。
10分ほど周辺をさまよい、ようやく入口を見つけ、入場チケットを購入することができました(黒人兄ちゃんもいたので、めでたしめでたし)。

建物内部の見学

ミュンヘンのレジデンツは14世紀後半から建造が始まり、幾多の増築で建物が拡張されてきました。
現在では、ミュンヘンの皇帝が住んでいた豪華な部屋や広間が再現されたレジデンツ博物館、王家の宝物が展示された宝物館が建物の中心となっています。
料金は合わせて 14ユーロ(約2,200円) で、日本語のオーディオガイドも無料で借りられます!

なお、先ほどの文章で「再現された」と記載しましたが、(一部は今も残っているものの、)多くの建物は20世紀の戦争で焼失してしまい、再現されたものだそうです。
日本もそうではありますが、たしかにドイツも敗戦国だったな・・・と改めて感じた時間でした。

撮影した写真を並べていきます!

入ってすぐの祖先画ギャラリー
この建物は古くから残ってるもの
天井の絵画や壁側の彫刻がぎっしり
戦前ではさらに天井が高く見えるように造られていたそうです
大広間
伊万里焼
皇帝(か、その妻)が愛していたそうです
ホール(これも戦後に再建されたそう)
金色の天井と壁には大きな絨毯
金属細工

外から見ても大きな建物でしたが、内部もとても見ごたえがありました!

建物外で

建物の外は庭園になっています(ホーフガルデン)。
せっかくなので、こちらにもちょいと立ち寄ってみました。

お花はいつ見ても癒されます
奥はダイアナ寺院

昨日、ザルツブルクで出会った夫婦から、「レジデンツを見るなら半日は確保した方が良い」って言われていたのですが、まさしくその通りでした。。
今回は旅程の都合もあって2時間取っていたのですが、途中サラっと見たような部屋や展示品もいくつかありました。
くまなく見るのであれば、本当に半日は確保するべき観光施設だと思います。(ガイドを聴きながらだと、特に時間を要する傾向にある)

新市庁舎

レジデンツを後にして、今度は新市庁舎へとやってきました。
「新」といっても、建てられたのは1867年~1909年です。

新市庁舎とマリエン広場

ここへは12時前に到着しました。
この「12時」というのを意識したために、レジデンツを切り上げたこともあります。
ここでは、諸聖人の日などの一部の日を除いて毎日11時と12時(夏季は17時も)に32体の人形が動き出します。
写真の時計下の緑色っぽい部分で、その付近に人が集まっているのはそのためです。

時計が12時を回って3分後くらいに人形が動き出しました。
たしかに動いたのですが、正直そこまでの感動は得られませんでした。。(そもそも人形にあまり関心がないのもあるけど…)
とは言え、あくまで私の感じたことなので、興味出てきた方は是非ご自身の目で見てみてください!

ドイツ博物館

さて、人形の踊りを見てから、再び地下鉄に乗車。
次に向かったのは、ドイツ博物館です。

最寄りの駅から博物館への案内が示されていて、スムーズに敷地内に着くことはできたのですが、敷地内から博物館の建物入口にたどり着くまでがそこそこ掛かりました。。

入口までが長かった・・・

この博物館では、自然科学や科学技術を扱った様々なものが展示されています。半ば科学館のような感じですかね。
4フロアあって、内部は思っていた以上に大きかったです。
ここに関しても、結構な時間を確保した上で行くべきだったと思いました。(結局、全部回れなかった)

どのフロアにどの分野が展示されているかが一目でわかる

航空、エンジン、鉄道、化学、原子、電気製品、宇宙・・・あらゆる分野の品々が展示されていました。

航空機エリア
ロボットエリア(この中に鉄腕アトムがいます)
化学エリア
懐かしの(?)元素記号大集合
楽器エリア

これ以外にも見どころはたくさんありました!
一応、理工系の出身なので、こういうところは好きです。笑

オリンピック公園

博物館の次に向かったのはオリンピック公園でした。
1972年に開催されたミュンヘン五輪の会場跡で、現在もスポーツ施設やイベント会場として利用されています。

公園の近くには、BMW博物館がありました。
自動車好きな方にとっては、こちらのがオススメかもです。

BMW博物館(よく見たら、その近くの写真だった汗)

さて、公園内に入りました。

ミュンヘンオリンピック公園へようこそ!
観光カーみたいなのがいた
オリンピック塔

で、入ったは良いのですが、どこを見ようとか考えておらず、かつ博物館に予定以上に時間を使ったことで、あまり見回るモチベーションが湧いてきませんでした。(あとは後述のことも影響しましたが…)

というわけで、結局ちょっとした小山や川が流れている景色が見られるようなベンチでゆっくりしていました💦

景色的には良かったけど・・・
ベンチから見えた五輪マーク

ベンチでひと休みし、公園を後にしました。
今回はあまり中を見回ることはなかったですが、次は最大級のモチベーションを引っ提げてここに来たいです!

ビアホールへ!

再びマリエン広場(新市庁舎の付近)に戻ってきました。
ミュンヘン(ドイツ)といえば「ビール🍺」ということで、ビアホールに行きます!
この日は朝食にスーパーのパン、昼食はテイクアウトのスムージーと、この機会のために抑えてきました笑

ミュンヘンには至るところにビアホールがあるのですが、次にいつ来るかもわからないし、せっかくなら・・・ということで、一番有名とされるビアホール(ホーフブロイハウス)にやって来ました!

たしか17時前後に訪れたかと思いますが、店内はやはり多くの人で賑わっていました。

店内の様子

何とか空いている席を見つけて着席。(日本みたいに店員さんが席に誘導してくれるわけではないので、どこなら座れるんだ?って感じでちょいと店内をうろちょろしてました汗)

メニュー表(ドイツ語と英語がある)

ここに来たからにはと、1リットルのグラスを注文しました。

1リットルは重かった・・・

写真のメニューの一番左上のやつです。
1リットルサイズは「Maß/Mass(マース)」と呼ばれているそうですが、1キロを超えるグラスに1リットルのビールが注がれるため、口に近づけるのにも一苦労でした。。
それでも、やはり格別でした!

ちなみに、ドイツでは、ビール(に限らずワイン等も)を提供する際に、容量を守るための法律があります。
写真のビールグラスに関しても、ビールと泡のちょうど境目で線のようなくぼみが見られますが(一般的にはグラスに直接ラインが引かれている)、ここまではビールを注ぎなさいというルールになっています。
つまり、例えば500ml注文したのに、それ未満の量で提供された・・・ということがないようになっています(仮に出くわした場合は注ぎ直すように主張できるようです)。(参考
それにしても、この写真のようにピッタリと注ぐって、まさにプロですね。

ビールのつまみとして、注文したのは、ポテトダンプリング(Potato Dumplings:じゃがいもを団子状にしたもの)とヴァイスヴルスト(Weißwurst:ソーセージ)でした。
特に有名なのがヴァイスヴルストで、バイエルン地方の伝統的な白色が特徴的なソーセージです。
普段、あまりソーセージを食べない当方ですが、ドイツに来たからには食べました。

ヴァイスヴルスト(引用:https://www.atsugiham.jp/view/item/000000000004)
※実際に注文したものの写真を撮ったのですが、器を移し替えた後だったこともあって、あまり良い感じでなかったので引用から

こちら、とても美味しかったですね。
なお、このソーセージには、マスタードを付けて食べるのが定番のようなのですが、私は何も付けずに食しました(そのままでも良い塩梅に味が付いてたので)。
それを見てた店員さんに「こいつ、そのまま食べるのかよ!」って風変りな感じの目で見られました笑

そうこうしているうちにグラスが空いたので、2杯目を注文。
ヴァイスビール(500ml)を注文しました。

2杯目!
(ちなみに後ろにちょいと見えているのがマスタード)

こちらも、とても美味でした!(相変わらず注ぎ具合が上手いこと)

合計で1.5リットルのビールを飲み、ソーセージをはじめ料理も堪能して、とても満足でした!

この日はコインランドリーで衣服を洗濯/乾燥する予定があるため、少々酔った感もありますが、ホテルに戻ります。

コインランドリー

宿泊していたホテルから歩いて数分のコインランドリーを利用しました。
具体的な料金は忘れましたが、リュブリャナのときよりお手頃だったと思います。

別の店舗ですが、同系列の店内
(引用:https://www.yelp.com/biz/city-dry-clean-m%C3%BCnchen-2)

洗濯物をマシーンに入れ、まずは洗濯からスタート。
40分くらいかかるようだったので、いったんホテルに戻りました。
「19時前にホテルを出れば良いや」とベッドでスマホをいじるなり何なりしていました。一方で、先ほどまでビールを飲んでいたこともあり、うっとりとした気持ちになっていました・・・

さて、そろそろかなとベッドから上がろうとすると、外が先ほどより明らかに暗くなっていました。
「あれ?」と思い、スマホに目をやると時計は22時をゆうに過ぎていました。3時間くらい寝てしまっていました。。。
「やってしまった!!!」と思い、慌ててランドリーへ。
服が取り出されていて、なくなっていたらどうしようかと本気で焦りましたが、幸いにも衣服はマシーンに入ったままの状態でした。とにかく無事で良かったです。
あとは、利用したコインランドリーが深夜0時までの営業だったことも助かりました。

数時間放置されてしまった衣服たちを即、乾燥機へ。
30分以上かかるみたいですが、今度はランドリーに居続けました。汗

乾燥も終わり、ホテルに着いたころには23時になっていました。
元々、ランドリーが終われば、スーパーで明日の朝食や飲み物を買おうと思っていたのですが、その予定はパーになりました。。

こうして、最後に一波乱ありましたが、ミュンヘンでの一日が終了しました。
明日は朝からドイツを北上します。

次回はドイツ編(ケルン編)を予定しております。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!