ヨーロッパをめぐった旅 #8(ウィーン出発~ザルツブルク観光~ミュンヘン到着)
こんにちは!
アクセスありがとうございます!
今回は2023年6月のヨーロッパ旅行の第8弾を書いていきます!
全体の旅程についてはこちらから見ることができます。
また前回の記事についてはこちらから見ることができます。
それでは早速、旅を振り返っていきます!
※文中に記載の各情報(交通費用・行き先・観光施設の料金/展示物など)は2023年6月時点のものであり、現在は変動/終了している場合があります
ザルツブルクへ
午前5時55分にウィーン中央駅を出発する列車に乗る必要があったため、この日は4時半に起床しました。
荷物をまとめてホテルをチェックアウトし、ウィーン中央駅まで向かいました。
今回旅したエリアに関しては、深夜や早朝でも列車が(地下鉄や路面電車を含めて)割と走っていました。
「これに逃したら30分後か・・・」とかいうような心配も特になく、この辺りは精神的に助かりました。
駅のホームに着くと、既に列車は止まっていました。
列車はほぼ時間通りに出発。
ちなみに、このrailjetの車内では、無料でWifiが利用できます(会員登録とかも不要)。
接続した先では、乗っている列車が今どこを走っているかやオーストリア鉄道に関する情報を随時確認することができます。
昨日とは異なり外は晴れていて、良い景色を車窓から眺めながら、3時間近くかけてザルツブルク中央駅に到着しました。
ザルツブルクカード(24時間用で 30ユーロ(約4,730円))を購入し、本日の観光がスタートです!
ミラベル庭園
ザルツブルク市内の交通機関は主にバスとトロリーバスです。
とは言え、ザルツブルク中央駅からミラベル庭園まで、バスを利用した以外、この日は徒歩移動でした。
天気が良かったこともありましたが、観光地がそれぞれ比較的近くに点在していて、歩いても行けるような距離にあります。
バスに乗って5分ほどでミラベル庭園に着きました。
1606年に建設されたミラベル宮殿を囲むように美しい庭園が広がっていました。
宮殿内にも入りたかったのですが、この日は何かで使用されていたのか、入ることができませんでした。。
ちなみに、ミラベルとは、「美しい眺め」という意味だそうです。
ザルツブルクといえば、名作映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台です。
高校生のときに音楽の授業でこの映画を見ましたが、ストーリーにも劇中の歌にも魅了されました。
この庭園もこの映画の舞台となっていて、主人公のマリアと子どもたちが「ドレミの歌」を歌った場所です。
モーツァルトの生家&住居
庭園を後にして、モーツァルトゆかりの施設を訪れました。
昨日、モーツァルトコンサートを聴きに行き、まさにホットな状態での訪問となります。
前後の旅程も考慮して、今回は住居→生家の順で行きましたが、ここでは生家から書いていきます。
なお、モーツァルトの生涯については、こちらをご覧ください。
モーツァルトの生家
生家は駅からザルツァッハ川を挟んだ、ザルツブルクの旧市街地にあります。
モーツァルトは1756年にこの建物の4階で生まれたといいます。
1773年に(後述の住居に)引っ越すまで、ここで暮らしていました。
内部には、子どものころに使っていたバイオリンや自筆の楽譜などが置かれています。モーツァルト自身の髪の毛までありました。驚
この生家で日本人の親子に遭遇しました。
昨年から奥様のお仕事の都合でドイツに来ているようでした。
この夫婦に、これから行く予定の地に関するためになる情報を色々と教えていただきました。
とても有益な情報をありがとうございました!
モーツァルトの住居
住居は新市街地内、庭園から歩いて10分ほどのところにあります。
実際に住んでいたのはこの建物の2階だったそうです。
現在の建物は当時の姿で再建されたもので、その再建にあたっては、世界中のモーツァルトファンの支援があったようです。
ここでは、日本語を含むオーディオガイドがあります。
オーディオを再生すると、ナレーションの説明とともにモーツァルト作曲の曲が流れてきます。
昼食
この日の昼食についても、できるだけ節約を・・・と思い、事前の調べで情報を得ていた魚介専門のセルフレストランに行きました。
そこで、パエリアなりサーモンなりスープなりビールなりをオーダー。
で、レジに持っていくと表示された金額は 34ユーロ(約5,360円)・・・
一瞬、何かの間違いかと本気で思うくらいの金額がかかりました。。。
振り返ってみると、たしかに一つひとつの料理の値段は他のレストランと比べても安価だったのですが、こんだけがっつり並べてしまえば、そりゃ行くだろって感じでした。
まぁサーモンもパエリアも食べたかったし、満足はできました。(この2つだけだったら、まだ20ユーロ前後だったはず)
1回の食事で、この昼ご飯の金額を上回ることは、今後そうそうないと思います笑
5,300円あれば、100円の回転寿司だったら50皿近く食べられますからね・・・
広場にて
5,000円の食事を堪能したところで、午後の観光開始です。
ホーエンザルツブルク城塞に向かう道程で2つの広場にやってきました。
最初の広場はモーツァルト広場で、モーツァルトの像が立っていました。
それからほどなくして、レジデンツ広場に入りました。
この日は晴れていて、かつ気温もちょうどいい感じだったこともあって、この広場のベンチに腰かけていると、とても居心地が良かったです。
それこそ、もう一生ここにいてもいいくらいの勢いでした。
ここからの景色が今回の旅で一番好きな景色だったかもしれません。
ホーエンザルツブルク城塞
ベンチから腰を上げ、ホーエンザルツブルク城塞の入口にやってきました。
高台にある城塞には、ケーブルカーで登ります(一応、40分ほど歩き続ける必要がありますが、徒歩でも上に行けるようです)。
ホーエンザルツブルク城塞はザルツブルクの大司教ゲープハルトが1077年に築き始めた城塞で、現在の姿になったのは1500年ごろのようです。
城塞からはザルツブルク市街が一望できました。
前述のように、この日の天候はとても良く(晴れていて、湿度も低く、心地よい風が吹く)、最高のコンディションでした。
これでこの景色を見ることができて、とても良かったです!
さらに、城塞にレストランがあり、そこのオープン席で一杯やりました。
欲を言えばさらに端の席に座りたかったですが、ここでも十分すぎるロケーションでした!
(仲間うちで飲んでる人たちがいて、めちゃくちゃ羨ましかった・・・)
景色もビールも堪能したところで、再び地上に降りました。
大聖堂&レジデンツ
次に向かったのは大聖堂でした。
ザルツブルクの大聖堂は774年に創建。
以降、12世紀に後期ロマネスク様式、17世紀にバロック様式で建て直されました。
内部の写真を撮影したと思っていたのですが、残っていなかったので引用から。
白を基調として明るかったです。
また、レジデンツとも繋がっているのですが、この写真のように上部から大聖堂を見ることもできます。
一方、レジデンツは16世紀に大司教ヴォルフ・ディートリヒの時代に建造が始まった宮殿です。
建物内では、ザルツブルクの歴代皇帝が実際に住居として使用していた部屋や愛用品が展示されていました。
白色と金色を基調とした壁が印象的でした。
また、それぞれの装飾品に派手さが感じられました。
カフェに立寄り
一通り予定していたザルツブルクでの観光を済ませましたが、ミュンヘン行きの列車の出発まで少々時間があったので、カフェに立ち寄りました。
コーヒーと下の写真のスイーツを注文。
パイ生地のシュークリーム(中身はバニラアイス)にストロベリーがふんだんに盛られていました。
ストロベリーもシュークリーム(シューアイスか?)も美味しかったです。コーヒーも進みます。。
いざ、ドイツへ
ザルツブルク中央駅に戻り、列車に乗ってミュンヘンに向かいます。
出発予定時刻の20分以上前には、すでに列車が止まっていました。
早めに乗車したおかげで、席を確保することができました(この列車は座席指定がなかった)が、車内は結構混雑していました。
私もそうですが、スーツケース等の重い荷物を持っている人、自転車を持っている人・・・乗車率の割に混んでいたように思います。
4人が向かい合わせの座席に私・2人組の若い女性・高校生くらいの男性という構図で座っていました。(座席の前にスーツケースを置いていたため、特に向かいに座った少年には、狭い思いをさせて申し訳なかった…)
ザルツブルクを出発し、最初の停車駅で、いきなり警察官や迷彩柄の服を着たがっちり体型の人たちが乗ってきました。
尋問されて上手く答えられなかったら殺されると思ってビビりました(最初はマジでそう思った)。。。
で、マップを確認すると、国境を越えたようで、彼らの行動をよくよく見ると乗客の身分確認をしていました。(殺されなくて良かった・・・)
思わぬ形でドイツに入ったことを実感することになりました。汗
検閲の時間を含めて、2時間半ほどでミュンヘンに到着しました。
ミュンヘンで宿泊するホテルは駅から歩いて15分くらいのところにありました。
壁の黄色や花柄が特徴的なホテルでした。
写真の中央にコーヒーマシンがあり、無料で2杯分飲めるようでしたが、使い方がわからなかったこともあって使いませんでした💦
ちなみに、この写真を撮影したのは21時ごろでしたが、外はまだ明るかったですね。
シャワーを浴び、軽くPCで作業をした後、就寝zzz
明日からはドイツでの旅が始まります。
次回はドイツ編(ミュンヘン編)を予定しております。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!