写真を撮る意味を、みつけた。

「あいうえおnote」の「し」は「写真」。

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そこそこ長い　これまでの道のり
私は　ふるい自分に会いたくなくて　
それぞれの段階の卒業アルバムだけを残し　写真を捨てた

写真を撮ることもやめた

撮ったところで　どうする
写真は　私にとって意味をなさない
そのときを　残す意味がない
振り返ることも　きっとない

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一陽来復

いまを　愛おしむことが　できるようになった
いまを　残すことが　できるようになった

残すことに　意味をもつようになった

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旅好きの夫のおかげで　
ほぼ真っ白だった　わたしの地図に色が付き始めた

その先々での記憶を　脳裏に焼き付けるために　シャッターを押す

撮った　ということで　
その場所が　記憶に残る

撮った写真をみることで　とのときが蘇る
土地土地の　肌感を　空気を　温度を

ああ　なにもかも　ありがとう

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夫が　iPhoneで撮った　稲佐の浜
私の一番好きな写真

同じ浜を　同じ時間に　
私が　Googleピクセルで撮ると　こうなる

夫は景色を　おおきくとらえ
私は景色を　ちいさくとらえる

おもしろいね

そして　次はわたしの　最高傑作

早朝の屈斜路湖に集まった　白鳥の群れ
偶然に感謝だ

箱根のこのホテルは　なにもかもが私の好みだった

わたしも　ようやく　プリンセスになれた

ブラックホールを観測したという　水沢天文台の電波望遠鏡

まじハチャメチャに興奮して　走り回った
こどもになって　はしゃぎまくった
かっこよすぎて　涙がでた

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春がきて

夏の終わりがきて

秋が深まって

氷点下の冬がくる

そして　ふたたびの春の足音

季節を感じるって　すてきだね
変化にあしをとめられるって　すばらしいね

このこも　「そうだ　そうだ」っていってるよ

このこって　だれ？

あ・た・し！

（あたしは　松江フォーゲルパークに住んでいる　ハシビロコウよ）

　　　　　・・・・・ end ・・・・・

タイトル画像：北海道美瑛町　青い池