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イサム・ノグチ発見の道@東京都美術館

本日、行ってきました。

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「彫刻の世界」「かろみの世界」「石の庭」
どの世界も素晴らしかった。
彫刻とかろみでは、フラッシュなしの撮影はOKだったので、以下、私の心を特にときめかせた作品の写真を厳選して載せる。

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☝あかり(A・F・Dシリーズ)(iPhone12広角)
入室後、真っ先に飛び込んでくる光たち。
ああ、イサム・ノグチの世界だ。

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☝「黒い太陽」(iPhone12)

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☝不思議な鳥(GooglePixel5)
いったい何だろう?と360度じっくり見まわして「え?まさか鳥?」と思ったら、本当に鳥だった。この角度が好きだった。

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☝「幼年時代」(GooglePixel5)
花崗岩の作品。正面と背後の石の趣がとても違う。まん丸すぎない、不思議な丸み。正面の下、ほんの少しの縦の出っ張り。なぜか気持ちが吸い寄せられた。題名を確かめ、幼年時代なのかと驚く。
あなたは何に見えますか?

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☝「リス」(GooglePixel5)
まさかリスじゃないよね?って確かめたら、リスだった。え~~!リスをここまでデフォルメして、薄いブロンズで形造って、でもやっぱりリス。面白いと思いません?

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☝「フリーフォームとオットマン」(GooglePixel5)
左隅にあった自由に座れる参考作品。このデザインは1946年。その時代にこのデザイン?これ、現代でも何の問題もなく通用する。驚いたなあ。(ちゃっかり座って記念撮影もしてしまった)

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☝「プレイスカルプチュア」(GooglePixel5)
360度、どこから見ても違う姿。今の私は、赤に興味があるから、どどどんと魅かれた。この発想、好きだ。

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☝あかりあれこれ。(GooglePixel5)
今や有名なあかりたち。その殆どが伸縮自在。このあかりに合わせて部屋を創れたら素敵だなあ。(高級ホテルみたいにもなってしまうけれど)

もっといっぱい心奪われる作品もあったし、撮影禁止だった「石の庭」には素晴らしい石がいくつもあった。
それらの作品は香川県高松市にある「イサム・ノグチ庭園美術館」に多くあるとのこと。
今年、四国への旅を予定しているので、ぜひ寄ってみようと決心した。

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さて、展示室を出て、☟のようなものを購入し、

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ショップを出たところに、おやまあ!
☟我が家のリビングにあるテーブルがあるではないですか!

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これ、イサム・ノグチ好きなゆうさんが、以前に買ったもの。上部のガラスと支えの木の足は別々で、ガラスの置き方や足の角度が自由に変えられる。
といっても、ガラスがとっても重いので、バランス取るには、結局似たような開き方になってしまうのだけれど。

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☝ここからの眺めが、私は一番好き。このテーブルに西陣織のおじゃみ座布団(洛中高岡屋)を置いて毎日吞んでいる(笑)

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私がイサム・ノグチを知ったのは、40年ほど前だ。
高校と大学の華道部で草月を続けていた私は、時々青山の草月会館に行っていた。
草月会館は、草月の創設者、勅使河原蒼風が丹下健三に建設を依頼した建物であり、その際にイサム・ノグチにも依頼をし「花と石と水の広場《天国》」が造られたのだ。

当時の草月流の会誌のようなものには(詳しく覚えていない)勅使河原蒼風とイサム・ノグチとのコラボ作品のようなものも載っていて、華道というのは花の領域を超えて、彫刻やモニュメントのようなものにまで発展するのだな、とびっくりしていたのだ。(多分それこそが草月流)
イサム・ノグチの名前はその時に私の脳みそに刻まれた。

その後、今日までイサム・ノグチの作品に接することはなかった。(家のテーブル以外)

今日は、この展覧会に行ってよかったと、つくづく思っている。

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最後に、今日のスカート。
これ私の大好きなチェック柄(インド綿)で、両脇のギャザーがたくさんたくさん入っているお気に入り。
写真だとあまりそこが撮れていないなあ。。(今日の2枚目写真の球体に映して撮った)
カニさん、これはどう?(笑)

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タイトル画像:イサム・ノグチ展、あかり(A・F・Dシリーズ)。

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